
私も前々からJuice upのメタリックカラーシーリーズを欲しいと思っていたので今回購入してみました。
そもそもなぜ、前々から気になっていたのかと言うと、
Juice upはその細さ、発色の良さ、書き心地の良さがアナログ絵師さんの間でもすごく人気なんです!
金色で発色の良いボールペンを探していたところ、何人かの絵師さんがTwitterですごい褒めちぎっていたのでずっと気になっていました。
本当にイラストの装飾やハイライトに使えるのか実際に検証してみたいと思います!

Juice up 金・銀・白のボールペンでイラストに煌めきを

コピックで塗った上にもしっかり発色するのか実際に試してみたいと思います。
その前に、『Juice up』の特徴や他のボールペンと一体なにが違うのか、どこがスゴイのかなどご紹介します。
Juice up パステルカラー & メタリックカラー

パステルカラー及び、メタリックカラーはそれぞれ各6色ずつ発売されています。
メタリックカラー全6色
- ゴールド
- シルバー
- メタリックピンク
- メタリックグリーン
- メタリックブルー
- メタリックバイオレット
価格:各200円(税別)
パステルカラー全6色
- ホワイト
- パステルオレンジ
- パステルグリーン
- パステルブルー
- パステルバイオレット
- パステルピンク
価格:各200円(税別)
人気商品なので文房具を取り扱っているお店なら高確率で発見できると思います。
パステルカラー & メタリックカラーの特徴

とにかくインクの発色が大変鮮やかなことが特徴です。
黒い紙や濃い紙にも書けます。
むしろ黒い紙に書いた方がより発色が鮮やかです。
新顔料ゲルインキの濃くやわらかな書き心地がクセになる、耐水性・耐光性にも優れたボールペンです。
- スタイリッシュなボディ
- 鮮やかな発色
- スムーズでなめらかな書き心地
- 新顔料のゲルインキを採用
- 超極細0.4mm
- ノック式
- 各1本200円(税抜き)
実際に使ってみた感想
実際の使用感をもっとリアルにお伝えしたくて動画でも紹介してみました。
インクのなめらかさ、発色の良さなど参考になれば幸いです。
それではさっそく、実際に使ってみた感想を一つずつご紹介します。
ボディがめちゃめちゃスタイリッシュ!

手に取ると程よい重量感があり、大人のボールペンって感じがしました。
なんと言うか、仕事ができる大人の人が使ってそうな洗練されたお洒落なデザインと高級感に圧倒されました。
安定感のある書き心地がクセになる
ちょっと試し書きしてみたところ、すごく書き心地が良い所に驚かされました。

低重心のペンって本当に書きやすい!
これはクセになりそう。
インクがなめらかに出てくる
0.4mmと本当に極細なのに、サラサラとインクが出てきてなめらかに書ける所がすごくいい!
書いていてインクが途切れません。
超極細なのにしっかり発色!

いいですか、これ0.4mmなんですよ!

ホワイトも薄くて全然見えない…なんてことが過去に何度も経験している私ですが、『Juice up』は違いました。
極細でも濃くはっきりと発色します!感動しました!
ノック式が何気に嬉しい
個人的にノック式でペン先を出し入れできる所がすごく好きです。
いちいち両手を使ってキャップを外さなくていいので、片手でサッとすぐに字が書けるところが便利です。
キャップを落としたり、なくしたりする心配もないし、ノック式のボールペン大好きです!
Juice upの色見本

コピックの上にもしっかり発色するのか気になったので、スケッチブックを黒色のコピックで真っ黒に塗りつぶした上に、それぞれどんな風に発色するのか確かめてみました。
今回、『Juice up』と『シグノ』のホワイトで発色具合も比較してみました。
それでは一つずつご紹介します。
Gold(ゴールド)

こんなに細いのにしっかりと発色し、なめらかに描けます。
【金色顔彩スターリーカラーズ】などの絵具と比べてしまうとやはり華やかさは絵具の方が勝ってしまいますが、とっても細く濃い線を引くことができるので細部の描き込みに大変優れています。
Silver(シルバー)

こちらもしっかりと濃く発色してくれています。
細部の描き込みに大変すぐれたボールペンです。
White(ホワイト)

しかし、ペン先が0.4㎜と細いため、『塗る』と言うことは難しい印象です。
線を引いたり、模様を描いたりなど細部の描き込みには大変おすすめですが、濃くしっかり塗りたい方にはおすすめできません。
Juice upのホワイトとシグノホワイトを比較

やはり線幅が1.0㎜と太い分、シグノの方が濃くしっかり色が載っています。

この写真からだと分かりにくいかもしれませんが、コピックに滲んで白がグレー色に染まってしまっています。
濃く色がのるのはシグノだけどコピックに滲みやすい

見て分かる通り、濃くしっかり色が載っているのはシグノですが、残念なことにコピックに滲んでしまい白さを保てていません。

ただし、薄い色のコピックには白さを保ったまま発色してくれるので、やはりシグノはイラストのハイライトに使いやすいボールペンです。
- 色がシグノより薄い
- ムラなく塗れない
- 細部の描写は優秀だが広範囲は苦手
- 多少コピックに滲む
- 濃くしっかりと色づく
- Juice upほどムラは目立たない
- 細部の描写は厳しいが、広範囲はまあまあ綺麗に塗れる
- 多少コピックに滲む
コピックイラストを使って発色と使用感を比較

イラストにはやっぱりシグノが優秀

シグノホワイトの方が濃く、しっかりと綺麗にハイライトが塗れています。
- 【Juice up】…向かって左側の目
- 【Signo】…向かって右側の目
Juice upはあえて薄くホワイトを入れたい時におすすめ
ここまで差がついてしまうとJuice upのホワイトはイラストの塗りには使えないのか…と思ってしまう方もいるかもしれませんが、全然そんなことはありません。

と言うのも、あえて薄くハイライトを入れたい時もあるからです。
頬のハイライト、まつ毛のハイライト、唇のハイライトなど、シグノだとちょっと濃すぎて一々ティッシュオフして色を薄くしていたんです。
ですがJuice upのおかげでもうそんな手間はいりません。
薄くハイライトを入れたいところに『Juice up』のホワイトをちょんちょんって入れればそれでOK。もうわざわざティッシュオフしなくて済むので便利!

『Juice up』と『シグノ』を使い分けることで表現の幅も広がります。
Juice upはアナログイラストにもおすすめ
Juice upは広範囲の塗り込みには厳しいですが、0.4㎜と言う細さでもしっかりと濃く発色するので細部の描き込みにおすすめです。
今回実際に使用してみて、金色や銀色などのメタリックカラーの極細ボールペンは綺麗に濃く発色しないという概念をくつがえされました。

Juice upは濃くしっかりと発色してくれるので、コピックや水彩などのアナログイラストのハイライトや装飾におすすめです。
まとめ
今回実際に色々と試してみて、なぜアナログ絵師さんたちに『Juice up』が好評なのかよくわかりました。
水彩絵具やコピックで塗った後からでも手軽にゴールドやシルバーでイラストをキラキラさせることができて感動しました。
今回はワンポイントとして『ゴールド』『シルバー』『ホワイト』の3色を使用しましたが、とっても描き心地が良くなめらかな線が引けるのでペン画にもおすすめです。
1本200円とボールペンとしてはちょっと高い印象ですが、それでも見た目の高級感、書き心地の良さ、発色の良さには目を見張るものがあるので、これから沢山愛用していきたいと思います。
イラストを金や銀色の絵具でキラキラさせたい方や、シグノホワイトについてもっと詳しく知りい方は上記記事もおすすめです。
今回は『Juice up』の金・銀・白のボールペンを徹底レビューします!