ペン型消しゴムMONO zeroがイラスト制作におすすめできない3つの理由

数日前、新しく消しゴムを購入したばかりなのですが、『MONO zero』と言うとても便利そうなホルダータイプの消しゴムを発見したので購入してみました。

なぜ購入したかと言うと、イラストを描き始めてから一般的な長方形の消しゴムだけでは満足できなくなってきたからです。

細かい所をピンポイントで消したいんです!

目のキワとか、まつげ1本だけとか、髪の毛と髪の毛の間だけとか、細かく描写したところの数ミリだけを消したい時に、一般的な形の消しゴムだと限界があるんです。

と言うか、必要ないところまで消して紙を汚してしまうんです。

なので、前々から鉛筆のような形をしたペンシルタイプの消しゴムが欲しいなと思っていました。

そこで偶然、文房具店で見つけたのが【トンボ鉛筆 ホルダー消しゴム MONO zero】と言う、シャープペンみたいな形をした消しゴムです。

シャープペン同様に、上の部分をプッシュすると、消しゴム部分が芯のごとく出てきます。

この形、このスリムさ、これなら細かい所もピンポイントで消せる!

しかもMONO!

消し心地抜群に違いない!

さらに見た目もスタイリッシュでオシャレ!

と、何の迷いもなくわたしはその場で購入してしまいました。

けど、家に帰ってきてさっそく使ってみると、何も下調べもせずに衝動買いしたことを後悔しました。

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ホルダー消しゴムMONO zeroの特徴

【MONO zero】は「ピンポイント消し」の性能を極めた精密極細消しゴムです。

小数点やイラストのニュアンスまで修正できる極細サイズの消しゴムなので、設計図やイラスト、スケジュール帳などの細かい文字をピンポイントで消すことができます

0.7ミリ単位で出せるショートピッチノック機構

ショートピッチノック機構を採用しており、ワンプッシュでわずか0.7mmの繰り出しが可能に。

出し過ぎる心配やストレスがなく、いつでも理想の量を繰り出せて便利です。

細部もピンポイントで消せる

スリムなので細部を消したい時も視界をさまたげることなく、ピンポイントで消せるところが良い!

四方の角を使えば、より細かい所を消すことができます。

消しゴム本体はかなりハードなので頻繁に折れる心配はないと思います。

詰め替え式でコスパもいい

MONO zero】は使い捨てではなく、替えの消しゴムも販売されています。

本体には予め消しゴムが1本入っていてお値段が350円とちょっとお高め。

けれど、替え芯は2本入りで150円なので、コスパはだいぶ良くなります。

ただ、わたしはリピートしません。

その理由は、MONO zeroは全然文字が消えないんです!

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2018年9月26日

MONO zero字が消えない件

MONO zeroを実際に使ってみると、その使い心地の悪さに愕然としました。

『え…思ってたのと違う……』と、理想と現実のギャップにかなりショックを受けました。

とにかく消しゴムが硬すぎるんです!

ゆえに全然(は言い過ぎかな…)消えないんです!

なんか安い消しゴムって硬くて消えないじゃないですか。あんな感じ。

消しゴムが硬すぎて3つのデメリットが発生している

消しゴムが硬すぎるあまりに発生しているデメリットポイントを紹介しながら、一般的なプラスチック消しゴムのMONOと消し比べてみました。

1、全然消えない

マルマンスケッチブックに2Bの鉛筆で文字を書いて、その後すぐに消してみました。

消えるには消えます。

ただ消しあとがくっきり残ります。

一般的なMONO消しゴムと比較してみると、明らかに消えてないのがわかると思います。

しかも消しカスがまとまらずボロボロです。

ノートやスケジュール帳などのちょっとしたメモはこの程度の消し具合でも問題はないかもしれませんが、イラスト制作となると話は別です。

こんなにくっきりと消しあとが残ってしまっては作品に悪影響があり、美しいイラストも台無しになるので使えません。

2、紙を傷める

水彩紙やスケッチブックが毛羽立った。

消しゴムが硬すぎて紙がかなり傷みます!

毛羽立ったり、消しゴムの擦りあとが残ったりと、せっかくの作品がこれまた台無しになってしまいます。

3、色が定着し紙が黒くなる

これはすごく驚いたことなのですが、MONO zeroで消した後、綺麗に消えなかったので普通のMONO消しゴムで消そうと思ったら、なぜか色が紙に定着してしまって全く消えません!

MONO zeroは消えないどころか、色が沈着して消す気がない…

紙を汚してしまうので、イラスト制作には絶対に使えません。

PILOTのカラー芯は水に溶けるので水彩画のアタリ・下描きに便利!

2018年9月14日

Amazonレビューも賛否両論

Amazonレビューを読んでみると、高評価と低評価で真っ二つに分かれている気がするが、どちらかと言うと高評価が多い商品です。

評価の高いレビューと評価の低いレビューをいくつかピックアップしました。

高評価の意見
2017年11月25日
再購入です。 メチャクチャ重宝しています。 
教科書の極狭の欄外に、これまた極小の文字で書き込みをしています。 ちなみにシャーペン 0.5mm HB。
いわゆる「普通の消しゴム」では上下左右の文字も消すことになってしまいますが、この商品ならその心配はありません。
確実に1文字だけ消すことができます。 消字力にも不満はありません。
2017年7月4日
モノ消しゴムはずーっと使っていましたが、鉛筆タイプが有るのを絵画教室で初めて知りました。
鉛筆画で細かいところを消すことができ、「光」を表現するのに最高でした。
2018年5月29日
娘が絵を描くので購入しました。
今まで普通の消しゴムを使っていましたが、細かい所が消せないと困っていました。
これだと思い通りに消せると喜んでいます。詰め替えも入っていて良かったです。
リピートしたいと思います。
低評価の意見
2018年3月18日
トンボ鉛筆のMONOだったので期待していたのに・・・全然消えない。
2018年8月8日
ケシカスで手が汚れるのが気になるので購入してみました。手は汚れないのですが、本当にMONOなのかというぐらい消しにくく、力強く消そうとするとすぐ割れます。また、消しゴムは結構短めに出しておかないとすぐ割れます。
2017年3月6日
ピンポイントで消したい部分だけ消せる利便性は素晴らしいです。
柔らかすぎず硬すぎず、グイグイやってもへっこまない。

ただ・・あんまり綺麗に消せません。
綺麗に消すということでいうと、普通のモノ消しの方がずっと上です。
とくに安いメモ帳のようなパサっとした表面の紙に書いた字は、消すと言うより摩擦で伸ばす感じになってしまい、真っ黒になることもあります。

低評価の意見に激しく同意します。

しっかり消えない、硬い、紙を傷めるなど、消しゴムとしての機能がちゃんと果たせていなくて使い心地が悪いです。

ただ、ノートで1字だけ消すのに便利、と言う意見には納得です。

ノートなどはしっかり字が消えなくても、紙を多少傷めてしまっても特に問題ありませんし、ノートやスケジュール帳には便利な商品だと思います。

ただ、イラストには向かないかなと個人的には思います

デッサンにはいいかもしれない

高評価の意見で『鉛筆画で細かいところを消すことができ、「光」を表現するのに最高でした。』と言うレビューを読んで、なるほど!そう言うのにはかなり有効だなと思いました。

デッサンなどでハイライト部分をほんのり消して、光が当たっているような表現にすごく使えそうですね!

イラストには不向きかもしれませんが、デッサンなどには大変使える消しゴムだと思います。

カラー芯もよく消える消しゴムの実力を検証!本当によく消えるのか試してみた

2018年9月11日

消えにくいのはオレフィン系エラストマーだから?

そもそも一般的なMONOとMONO zeroは原材料が全然違いました。

MONOはプラスチック製の消しゴム。

MONO zeroはオレフィン系エラストマーの消しゴム。

一般的なMONOはプラスチックでできているのでやわらかく、字も良く消えますが、MONO zeroはゴム製なので硬く、字も消えにくい性質があります。

鉛筆の上についている消しゴムの多くはゴム製なので、消えない、黒く伸びて紙が汚れるという現象がありますが、MONO zeroもそれと同じと言えます。

ちなみに、プラスチック製でMONOのペン型消しゴムもあります。それは【MONO one】という製品です。

created by Rinker
トンボ(Tombow)
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こちらの消しゴムはプラスチック製なのでよく消えると思います。

スリムさは劣ってしまいますが、良く消えるし、1字のみを確実に消すことも可能なのでおすすめです。

これはMONOではない

MONOだと思って購入すると、そのあまりのギャップに落胆します。

これはもはやMONOではなく、MONOの名前を借りた新しい消しゴムだと思った方が良いです。

パッケージをよく見ると【MONO zero】と書いてあります。

つまりはMONOではないと言うことだと私は判断しました。

わたしと同じようにMONOがそのまま細身のペンシルタイプになったと勘違いして購入してしまった方も意外と多くいるのではないでしょうか。

GoogleでMONO zeroで検索すると・・・

GoogleでMONO zeroと検索すると、検索候補に【MONO zero 消えない】と出てきたので、わたしと同じように不満を抱いている方が多いのかなと感じました。

ただ勘違いしてほしくないのは、イラスト制作においておすすめできないと言っているだけで、スケジュール帳やノートの細かい字を消すにはおすすめです。

スマートで持ち運びも便利だし、見た目もお洒落で仕事場でもカッコよく使えるデザインが個人的に気に入っています。

イラストでは使えないけど、仕事や学校では大変重宝する消しゴムなので、わたしは仕事用にこの消しゴムを使っていこうと思います。

ただ値段のわりにこの品質はどうかと思いますので、ぜひ、改良してほしいです。

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