今回は無色透明なブレンダーの使い方を3つご紹介します
マービーの人気アルコールマーカー【ルプルームパーマネント
今回はブレンダーの基本中の基本である3つの技法と応用方法をご紹介します。
このたった3つの技法を知っているだけでかなり表現の幅が広がります!
ルプルーム無色透明なブレンダーの使い方3選!
ルプルームのブレンダーの番号は『N900』です。
無色透明なのでニブも真っ白で美しいです。
ブレンダーはインクをにじませたり、ぼかしたりするのにとっても便利!
ブレンダーは透明水彩絵具で言うと水の役割を果たします
コピックの0番と使い方は同じ
コピックにも無色透明なインク0番(カラーレスブレンダー)がありますが、使い方はそれとまったく同じです。
こちらの【コピック0番カラーレスブレンダーの使い方を3つ紹介【基本と応用】】で詳しく解説しています。良かったらこちらの記事も合わせて読んでみてください。
ブレンダーの基本的な使い方を3つご紹介
インスタグラムにて、ブレンダーの使い方を動画付きで解説してます。
今回ご紹介する塗り方は基本中の基本です。
なのでこの基本を知っておくことで様々な塗り方に応用できます。
今回はブレンダーの使い方と合わせて応用方法もご紹介します
ブレンダーの使い方3選
- にじみ
- ぼかし
- 白抜き
1、にじみ
右が普通に塗った時、左が先にブレンダーを塗った時です。
にじませる方法
- まず紙にたっぷりとブレンダーを塗ります
- ブレンダーが乾かない内に色を載せます
- 自然とインクが広がって滲みます
応用:肌をムラなく塗るのに便利
応用としては、先にブレンダーで紙を湿らせてから肌を塗るとムラなくキレイに塗れます
肌は素早く塗らないとムラになってしまいますよね。
そこで試してほしいのがブレンダー!
先にブレンダーで紙を湿らせてからスキンカラーを塗ると、ムラなく均等に色を塗ることができます。
肌を塗る時ムラになっちゃうよ~って方は是非試してみてください。
2、ぼかし
先に塗った色を後からブレンダーでぼかすこともできます。
ぼかす方法
- 紙にインクを載せる
- ブレンダーを重ね塗り
- インクが薄くなりふんわりとした印象に
応用:1色でグラデーション
色を塗った後にブレンダーでぼかすことで、1色でもグラデーションができます
丸を5つ描いて、その後ブレンダーでインクを伸ばすだけで透明感のある水彩チックなお花が描けました。
お花の中心付近にもう一度同じ色を置くとさらにグラデーションがキレイになります。
ブレンダーさえあれば、たった1色でグラデ塗りができるので本当に便利!
すごく簡単なのでぜひ試してみてください。
3、白抜き
先に塗った色を後から白く抜くこともできます。
白抜きの方法
- 紙にインクを塗る
- ブレンダーの穂先を軽く当てる
- インクが抜けて白くなる
濃い色は完全に白く抜くことが難しいですが、後から模様を描いたり、修正したい時に便利な技です。
応用:はみ出したインクを消すことも可能
応用としては、線からインクがはみ出した時にこの技法を使うことでインクを消すことができます。
濃い色のインクは完全に消すことは難しいですが、色が薄くなるので悪目立ちしません。
白抜きのコツは、下に数枚紙を敷いて、その紙にインクを移動させていく感じです。
下に紙を敷かないとインクがキレイに抜けないので、必ず紙を1枚敷くことをおすすめします。
たとえ失敗しても、ブレンダーでインクを薄くすることができるのは心強いですよね
ブレンダーのニブは汚れる
これらの技法を使うとブレンダーのニブにインク汚れが蓄積していきます。
キレイだったニブがどんどん汚れていきますが、『ブレンダーは汚れるものと割り切って』気にせず色んな技法にチャレンジしてみてください。
コピックの0番で代用してもOK
ルプルームを単品で販売している画材屋さんって中々ないので、コピックの0番を購入するのもありです。
コピックは文房具屋さん、画材屋さん、画材を取り扱う本屋やアニメショップなど、結構身近なお店て販売されているので比較的入手しやすいです。
ブレンダーをたくさん使う方はインク補充ができるコピックの方がむしろお得です。
ルプルームとコピックは同じくらい品質がいいので併用しても全く問題ありません。
まとめ
今回はルプルームパーマネントのブレンダーの使い方を3つご紹介しました。
ブレンダーは1本あると本当に便利で、一気に表現の幅が広がります。
ぜひ試してみてください。
それではまた次回\(^o^)/