
こんにちは、くうこです
今回は呉竹フィス水筆ぺんminiを使って水筆ペンの使い方を紹介します。
水入れを用意しなくても水筆ペン1本で手軽に水彩イラスト、色遊び、ハンドレタリングなどが楽しめる便利な筆なのでとってもおすすめです。
呉竹フィス水筆ぺんminiで水筆ペンの使い方を紹介


今回はこちらの呉竹フィス水筆ぺんminiを使って水筆の使い方を紹介していきます。
呉竹フィス水筆ぺんminiには大、中、小と3種類の穂先のサイズがあります。
価格※2024年10月現在
・小サイズ ¥275
・中サイズ ¥385
・大サイズ ¥495


サイズが一目でわかるようになっていて便利



今回、小と中を買ってみました
またこの他にも軸が長いタイプや平筆タイプ、面相筆などバリエーションも豊富なので、気になる方は呉竹さんの公式サイトをチェックしてみてください。
水筆とは


水筆とはペンの軸の中に水を入れて使う筆のことを言います。
この水筆ペンがあれば筆を洗う用の水入れ(バケツ)を用意しなくてもいいので、手軽に水彩を楽しめます。



水入れと筆が一体化した便利な筆なのです
携帯性に優れた水筆ペンは野外スケッチやカフェでクロッキーしたい時などにも便利です。
水筆の読み方
水筆は『すいひつ』と読みます。



でも私は『みずふで』と言っています


呉竹さんのこのパッケージにも『みずふで』とふりがながふってあるので、自信を持ってみずふでと私は言っております!
すいひつ、みずふで、二通りの言い方があるので、ご自身の言いやすい方で良いんじゃないかなって思います。
水筆ペンの使い方


それでは呉竹フィス水筆ぺんminiを使って水筆ペンの使い方を紹介していきます。
どのメーカーの商品でも基本的に使い方は同じなので、良かったら参考にしてみてください。
下準備編



まずはペン軸に水を入れていきましょう


筆先を右方向に回し、ペン軸から筆先をはずします。


次にペン軸の中に水を入れていきます。
呉竹の水筆はスポイト状になっています。




ペン軸の『PUSH』と書いてあるところを指でつまんで中の空気を追い出し、そのまま水入れの中にペン軸の頭をひたしてスポイト状に水を吸い上げて中に水を入れていきます。
今回は写真撮影の為に水入れを使いましたが、そのまま水道の蛇口から入れてもOKです。



私はいつも水道の蛇口から入れています


水がたっぷり入ったらペン先を軸に戻します。
ペン軸の『PUSH』と書いてあるところを押すと水がペン先に送られます。
ペン先にしっかり水が行きわたればこれでもう描画できます!



それではさっそく水彩絵の具で描いてみましょ〜♪
描画編




穂先が水にぬれた状態で固まった水彩絵の具をなでると、こんな感じに簡単に顔料を溶かし絵の具を筆につけることができます。



このまま紙に色をのせてみますね


筆に色を取ったら、もうその状態でスケッチブックなどに描画することができます。
とっても簡単ですよね!


面を塗ったり、細部を描き込んだりこれ1本で様々な表現が可能です。
色を変える場合




筆をキレイにしたい場合は、ティッシュやスポンジなどでふき取るだけでOK!
適度に水を出しながら色をティッシュに移すと簡単に色を落とすことができます。


てことで、2色のお色で自分の名前(サイン)を書いてみました。



ブルーとバイオレットの組み合わせが大好きすぎる♪
色遊びも楽しいよ


水筆を使って透明水彩で色遊びもしてみました。
真っ白なキャンバスにただただ好きな色を塗り広げていくだけ。


隣り合う色同士のグラデーション、色の変化、にじみやゆらめきを楽しむこの時間がとても好き。



水彩で色遊びすると心がやすらぎます
私は透明水彩で絵を描くのがあまり得意ではないのですが、こうして色遊びしたり、ハンドレタリングしているだけでも楽しくて心が癒されるので好きです。
絵を描くのがあまり得意ではない方も、水彩で色遊びしたり、文字や模様を描いたりするだけでも楽しいので良かったら試してみてください。


水筆ペンのメリット・デメリット


メリット
- 水入れ(バケツ)を用意しなくてもこれ1本で水彩を手軽に楽しめる
- ティッシュで拭きとるだけで簡単に色を落とせる
- ナイロン製は適度に弾力があるのでリズムよく描画できる
- 水を用意できない外出先でも気軽にスケッチできる
- コンパクトで収納にも持ち運びにも便利



やっぱり水入れを用意しなくて良い所が最大のメリット!
私は自宅でしか絵を描かないのですが、もともとズボラな性格なので水入れを用意したり、使ったあとに水を捨てて水入れを洗って乾かす作業がおっくうな時が多々あります。
けど、水筆ぺんは水入れを用意しなくて良いので本当に手軽に、そして気軽に水彩を楽しめて楽です!
水彩で遊んだあと、ペン軸の中に残った水はティッシュや布に染み込ませて空にして、そのまま数時間乾かすだけでOK!
いつでもどこでも手軽に水彩を楽しめるので1本あると本当に便利です。
デメリット
- 筆先に色が染みついてどんどん濁った色になっていく
- 水分調整が難しい時がある
- ナイロン製で筆がやや硬いため、柔らかなタッチが出にくい


水筆ペンは白いナイロン製の筆が多いのですが、使っていく内に絵の具の色が染みついてどんどん濁った色に染まっていきます。



穂の色が最初から茶色だったら汚れも気にならないのにな
あと、水筆ペンに慣れるまでは水分量の調節が難しく感じることがあるかもしれません。ここは人それぞれだったり、あとはメーカーさんによって水筆の構造が多少違ってくるので、ご自身にあった水筆ペンを見つけることでより快適に楽しめます。
おすすめのメーカーを3つピックアップ
上記リンク先はすべて各メーカー様の公式サイトになります。
それぞれ公式サイトにて水筆ペンの使い方が紹介されていますので、そちらもチェックしてみてください。



もちろん、100円ショップの水筆ペンでも大丈夫です
まずは100円ショップの水筆ペンを使ってみて、もう少し細いのが欲しいな~とか、もっと広範囲を塗れるのが欲しいな~って思ったら画材メーカーさんの品質の良い水筆ペンに買い替えてみるのもおすすめです。
今回使った水筆ペンはこちら
まとめ
水筆ペンはペン軸に水を入れるだけで手軽に水彩を楽しめます。
水彩以外にも水彩色鉛筆、水性筆ペン、カラーインク、万年筆インクなどイラストだけじゃなくハンドレタリングにも使えます。
1本あると便利なので、ぜひ試してみてください。
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それではまた次回\(^o^)/