こんにちは、くうこです
ついに自分にとって1番使いやすい水彩パレットが完成しました!
水彩沼の私には長年悩みがありまして、それは好きな絵の具の色が多すぎて1つのパレットに収まらないこと!
今回試行に試行を重ね、ついに自分にとって1番理想の水彩パレットを完成させることができたので紹介していきます♪
絵の具沼が作ったコンパクトな水彩パレットたち
こちらが水彩絵の具が好きすぎて300色以上の絵の具を買い漁った私が、自分なりに考えて可能な限りコンパクトにした水彩パレットです!
『こんなに色いらないだろ!』って突っ込まれそうですが、絵の具沼をこじらせたオタクが作ったパレットなのでお許しください。
これでも頑張って色数を減らした方だったりします
2022年の時に『ターレンスの指穴のない水彩アルミパレットをレビュー!』で紹介した時とさほど変わってはいませんが、アルミパレットにミニパンを新しく貼り付けたり、サブパレットが1つ追加されたりなどしています。
画材オタクな私の最新水彩パレットを良かったら最後まで見ていってください♪
水彩パレットづくりの過程
過去7年間に集めた絵の具や水彩パレットを全部押し入れから引っ張りだしてきました。
これが最後のパレットづくりだという想いでやりました
約300色以上もの欲しい絵の具をほぼすべて買い漁り満足しきっちゃった私の今後の楽しみと言えば、自分にとって最強の推し色をなるべくひとまとめにコンパクトに収納して常に手の届く場所に置いてニヤニヤすること!
そして気軽に水彩で色遊びして癒されたい♪
ではさっそく水彩パレットの制作過程をお話ししていきます。
7年前にパレットに出したセヌリエがいまだにソフトだった
セヌリエの『オペラローズ』と『ウォームグレー』のこの2色は以前使っていたパレットに出している分しかもう手元にないので、今回ペインティングナイフではがしてミニパンに詰め替えてみることにしました。
約7年もの間このパレットの上に出していたので『もう硬くてはがしてもボロボロになっちゃうかな?』と不安だったのですが、なんとビックリすることにめっちゃウェットだった!
一見カチコチに固まってそうなウォームグレーもペインティングナイフをそっと差し込んでみたらスッと入って簡単にはがれました。こちらもソフトで驚いた。
セヌリエはハチミツが入っていることで有名ですが、たぶんハチミツのおかげで7年間もカビが生えずにソフトなままだったのかなと。
久しぶりにセヌリエが使えるの本当に嬉しい♪
帝国ホテルのチョコレートの缶ケースにミニパンを貼り付ける
これは今年の2月に買ったバレンタイン限定の帝国ホテルのチョコ缶ケースです。
これハーフパンのサイズにピッタリなのですごく好きなんです!
以前もこちらの記事でも紹介しました
ダイソーの『マグネットシートカットタイプ』をさらにカットするとミニパンのサイズにちょうどピッタリ合うので、それを裏に貼り付けて缶ケースにセットしています。
ダイソーのマグネットシートの詳細
しっかり缶ケースに張り付いてくれるので本当に便利!
帝国ホテルのチョコ缶ケースのおかげでハーフパンやミニパンちゃんたちをコンパクトにギュッと収納できて嬉しいです。
Instagramにもレビュー動画投稿してるよ
ターレンスのアルミパレットにはマグネットがくっつきにくい
ターレンスのアルミパレットにもミニパンをマグネットでくっつけようとしましたが、全然くっついてくれなかったので、今回は練り消しを使ってくっつけました。
手元に両面テープがなかったんです。
いつもお絵描きの時に愛用している練り消しをほんの少しミニパンの裏につけてアルミパレットにセットしたら、しっかりとくっついてくれました。
両面テープがある方は両面テープを使った方が隙間なくピッタリ張り付くのでそっちの方がおすすめです。
今回メインパレットに使っている『ターレンス アルミパレット26色 SN』には0.3mlの薄いミニパンが高さ的にちょうど良かったです。
最近ミニパンもAmazonで買えるようになって嬉しい
水彩絵具ってメディウムと顔料が分離しちゃうよね?
7年前に購入したシュミンケホラダムのパーマネントグリーンオリーブをパンに少し出そうと思ったら、メディウムしか出てきてくれなくて焦りました。
こういった時、どう対処すればいいんだろ?
チューブを押しても押しても顔料がちっとも出てこなくて、出てくるのは分離したメディウムがドロドロと……それだけ。
本当は少しで良いのだけど、思い切ってチューブをギュッと押したら顔料1メディウム2の割合で出てきました。
このまま永遠にメディウムだけが出てきたら、いつかチューブの中で絵の具が固まっちゃうのかな?
チューブの中で顔料が固まらない方法や、分離してしまった時の対処法とか一度ちゃんと調べた方が良さそうかも。
今後色の配置を変えないのなら、もう全部チューブを丸ごと1本パレットにしぼり出しちゃおうかなとも思っています
最推しカラーMY水彩パレットの色見本
さて、紆余曲折ありましたが、メインパレットの配置がすべて完了したので、色名と色見本を紹介していきます!
こちらのターレンスのアルミパレットはコンパクトでありながらも26色も絵の具を入れる仕切りがあってとても気に入っています。
そうは言うものの、絵の具が大好きな私はそれでも足りなくて、結局混色スペースにも9色ほど色を置いちゃっています。
この中のどれもが最推し本命カラーです
メインパレットに入れた色
- ウィンザーレモン W&N Professional
- トランスルーセントイエロー Schmincke・H
- イエローオーカー Schmincke・H
- オペラ Holbein
- パッションオレンジ KUSAKABE
- トランスペアレントオレンジ W&N Professional
- トランスペアレントオレンジ Schmincke・H
- バーミリオン ネオ KUSAKABE
- スカーレットレッド Schmincke・H
- パーマネントローズ W&N Professional
- キナクリドンバイオレット Schmincke・H
- ブリリアントブルーバイオレット Schmincke・H
- ラベンダー Holbein
一部似た色もあるけど、塗ってみると顔料の広がり方とか発色とか微妙に違うので1つに選べなくて……、いつかどらか一つを選ぶ時が来る日まで今は両方入れておきたい。
個人的には押し入れの中にずっと大切に保管していたW&Nの限定色砂漠カラーの『ゴールドブラウン』と『イエローチタネート』をメインパレットに設置できたことが嬉しいです。
あとW&Nのジュエルカラーも全5色入っています。
詳しくはこちらをチェック
そしてメインパレットに入っている多くのブランドがシュミンケホラダムです。
永山裕子先生のファンなので、初めてシュミンケホラダムをゲットした時は本当に嬉しかったです。
こちらで詳しくレビューしてます
サブパレットの色見本
チョコの缶ケースに作ったパンパレットがこちら
絵の具の出し方が汚いのであれですが、キレイに詰めるとコスメのアイシャドウパレットみたいになって可愛いです。
私の場合ハーフパンは使っていくうちに穴があいていくのが苦手なので(たぶん恐怖症…)、ハーフパンに絵の具を入れる時は基本少な目が好み♪
左側のクサカベ&シュミンケ専用パレットは以前こちらの【【透明水彩】私の推し色はコレ!】で紹介した時と全く同じなので今回割愛するとして、新しく作った右側のミニパンさんたちを詳しく紹介します。
こちらはおすそ分けでもらった絵の具と、本当は大好きなのに色を出す場所がなくてずっと押し入れの中に眠っていたお色たちをメインにセットしました。
おすそ分けでもらったW&Nのウィンザーレッドのお色がとても良すぎる。
あとダニエルスミスの分離色もセットしたり、先ほど紹介したセヌリエのオペラローズとウォームグレーもいます。
あと個人的にターナー専門家用透明水彩絵具の、
・パーマネントスカーレット
・パーマネントガンボージ
・マヤブルー
をまた手元に置いていつでも使えるのが嬉しい!
ターナー専門家用透明水彩絵具本当に大好きで、水彩デビューして間もない頃はターナーをメインに使っていて、特にこの3色は本当に大好きなのでまた使えて嬉しいです。
New水彩パレット完成まとめ
基本はこの配置でお絵描きします
混色スペースも十分広いのにたくさんの絵の具をギュッとコンパクトにまとめられて大満足!
右上のハーフパンパレットはその日の気分でミニパンパレットと交換して使ってみたり、両方出してもそんなに幅を取らなそうなので贅沢に約92色のお色を机の上に並べて使うのも良さそう。
ちなみに右下の陶器のお皿に盛られている絵の具は月光荘の透明水彩絵具で、主にキャラクターイラストのスキンカラーで愛用しています。
詳しくはこちらをチェック
実はデジタルイラスト上達のためにアナログ画材を封印してかれこれ1年以上の月日が過ぎ去ってしまったのですが、またアナログイラストをのんびり描く憩いの時間も作っていきたいです。
久しぶりの水彩パレットづくりが楽しすぎて今回写真を20枚ほど貼り付けてしまったのですが、ページを開くのに時間がかかってしまっていたらすみません。
それではまた次回\(^o^)/