
こんにちは、くうこです
先日前々から気になっていたシュミンケホラダムの140色ドットカードを購入しました!
めちゃくちゃ嬉しいです!!
憧れのシュミンケホラダムの色味を全色試せるだなんて…幸せすぎます!!
と言うことで、今回は『シュミンケホラダムアクアレル水彩140色ドットカード』のレビューをします\(^o^)/
シュミンケホラダム140色ドットカード


こちらがシュミンケホラダムの140色ドットカードです。



140色と明記されていますが、実際は139色です
残りの1色はオネッツ(オックスゴール)なのでドットカードにはついてきません。
ちなみにネオッツとはこんな商品。


チューブタイプと固形タイプがありますが、私はチューブタイプを購入しました。
こちらの水彩用メディウムは水彩のはじきを抑えて紙へのなじみを良くする効果があります。


ドットカードの詳細&開封


シュミンケホラダムと言えばこのフクロウ!
私が購入したものはこんな封筒に入っていました。輸入品だからか結構封筒が汚れてます。


封筒から取り出してみました。
広げるとこんな感じ。


左右の絵具同士がくっつかないようにプラスチック製の柔らかい下敷きが挟まってました。


夏場は特に絵具が溶けてくっつきやすいです。
私は真冬に購入したのですが、それでも溶けやすい色は下敷きにベタっと張り付いてはがすのが大変でした(;^ω^)
夏場など気温や湿気が高い時期になると更に絵具が溶け出しやすくなるので、家に届いたらなるべく早めに使用した方が良さそうです。
それと、ドットカードの上に重たい物を載せちゃうとプラスチックのシートに絵具がしっかり張り付いてしまい、はがすのに一苦労すると思うので注意してください。
【追記】夏場に絵の具が溶けて悲惨な結果に


ドットカードを購入して約半年が過ぎましたが、なんと夏に絵の具が溶けて仕切りシートに張り付いてしまいました。
その結果、絵の具が水彩紙からはがれて見るも無残な姿に…。
なぜこんな事になってしまったのかは以下の記事にて詳しく解説しています。


絵具の量はかなり少な目


絵の具の量は他メーカーさんのドットカードと比べるとかなり少な目です。





これとかひどい(笑)
本当にお試し程度の量です。


正直、3,850円(税込)でこの量か…とショックを受けちゃいました。
高級水彩絵具をたった3850円で全色試せるのはすごく魅力的だけど、お買い得感はあまりないかもです。
なにせダニエルスミスのドットカードを1番初めに見てしまったので、シュミンケもそれくらい絵の具があるだろうと勝手に思い込んでいたので、実物を見た瞬間驚きました。


ダニエルスミスのドットカードと比べると、絵の具の量が3分の1程度しかなくて、『これは本当にお試し用の商品なんだな…』と、たくさん色見本を作る計画をしていただけに、結構ショックでした。


それでもこんな感じにちゃんと別の紙に色見本をつくれました\(^o^)/
今回1番楽しみにしていたのは『グラニュレーションカラー』です。絵の具が少量だったのであまり粒状感を感じにくいかもと不安でしたが杞憂に終わりました。



ちゃんと粒状感を実感できて楽しかったです!
欲しいグラニュレーションカラーも見つかったので後日買ってみようと思います♪
ちゃんと絵具の詳細が書かれている


ちゃんと絵具の特徴が明記されていて助かりました。
- 絵具の名前は『ドイツ語』『英語』『フランス語』で書かれています
- Gマークがあるものはグラニュレーションカラー(粒状化する色)です
- ★マークは耐光性の強さ。★が5つあると高耐光性になります
△と□はそれぞれ透明度と染みつきやすさ(ステイニング)を表していますが、知識不足の私にはどちらが透明度を表しているのかわからない(;^ω^)
あと、使用している顔料と有毒性についての明記はありませんでした。



個人的に顔料は有毒性も明記して欲しかったです
簡易的な色見本






ホワイトワトソン水彩紙に色見本を作ってみました!



簡易的過ぎて色調補正していません。また色名も書いてません
後日、実際の色味に近づけた色見本をブログで公開します。
139色もあるので、公開までに結構時間がかかってしまいますが、楽しみに待っていてくださると嬉しいです。
追記(2022/4/9)ホラダム全140色の色見本を公開しました!


ドットカードを購入してから約1年が経ちましたが、ようやくシュミンケホラダム全140色の色見本を公開いたしました!
大変お待たせしました!
ドットカードの全140色に加えて、永山裕子先生がプロデュースしたラグーンブルーも色見本も合わせて公開中です。


ドットカードの紙は水彩紙


私は別の水彩紙に色見本を作りましたが、ドットカード自体が水彩紙なので、直接そのままドットカードに色を広げることもできます。
ただ絵具が真ん中についているが故に、グラデーションで色見本を作るのは至難の業。



ドットカード本体と普段愛用している水彩紙の両方に色見本を作るのが良いかも♪
1度の色見本でも絵具があまった!


最初は『この量だと1回しか色見本を作れないかもな…』なんて思っていたのですが、結構量があまりました!
シュミンケホラダムは簡単に水にサッと溶けるので、少量でも濃く筆に色を取ることができます。


私も今回結構筆に絵具を濃く取って色見本を作ったのですが、それでもこのくらいしか減らなかったので意外とコスパは良いのかもしれないです!
さっき散々絵の具の量でディスってしまい申し訳ありませんでした!
シュミンケホラダムの使用感
使ってみた感想は、とにかく鮮やかで絵具の伸びがよかったです!!
どの色も水にサッと溶けて本当に色の伸びがいい!
そして果てしなく鮮やか。
惚れ惚れします。



まさに美の極み!
他のメーカーさんと比べるとやはり粒子が細かくて上品で美しい印象を持ちました。
シュミンケホラダムのドットカードを試してしまったら最後、あれもこれもとチューブやハーフパンを購入せずにはいられなくなります。その覚悟がある方は是非ドットカードを試してみてください^^


おすすめの色は永山裕子特選12色セットに全部入ってる


『シュミンケホラダムでおすすめの色はどれですか?』と聞かれたら、永山裕子特選12色セットに全部入っています!とお答えします。
永山裕子先生が選んだシュミンケホラダムの12色セットは本当に全色素敵です。
神レベルです。
こちらの【シュミンケホラダム永山裕子特選12色セット購入&色見本】で永山裕子特選12色セットの詳細と色見本を公開しているので、良かったら購入の参考にしてみてください。


世界堂オンラインショップがおすすめ


シュミンケホラダムのドットカードの定価は3,850円(税込み)です。
それ以上の金額で販売されている場合は正規店ではない、怪しい業者が販売をしているので気を付けましょう。
Amazonで購入する場合はしっかりと販売店を確認してから購入することをおすすめします。
まとめ
絵の具の量は他メーカーさんのドットカードよりも少ないですが、シュミンケは1本1本がお高いので全139色を3,850円で試せるのはメリットです。
とは言え、決してお安くはないシュミンケのドットカード。



買うのにちょっと勇気が入りましたが買って良かったです!
なによりシュミンケのグラニュレーションカラー(粒状化)を全種類試せたのが良かったです!
色見本作るのも楽しかったし、幸せな一日になりました。
シュミンケホラダム全140色の色見本は以下の記事にまとめてあります。


気になる色がいくつかあったので、今後お財布と相談しながら少しずつ集めていきたいです。