「絵が上手くなりたいけど、何から始めればいいのかわからない…」
そんなふうに悩んで、このページにたどり着いた方もきっと多いと思います。
私もイラストが上手くなりたいと本気で思い始めたばかりの頃は同じように迷っていました。
『1年でどのくらい上達するんだろう?』
『練習すれば本当に上達するのかな?』
『これは時間と努力の無駄なのでは…』
なんて不安を抱きながらも、憧れの絵師様のようなイラストを描けるようになりたくて、希望を胸に毎日絵の練習を頑張りました。
けど練習しても思うように成長できなくて、だんだん不安ばかりが大きくなっていき、気づけば「イラスト 上達 1年」と夜な夜なネット検索をしては答えを探す日々。
検索してみても「模写が大事!」「検索してる暇があるなら絵を描け!」といった言葉ばかりで、なんだか今の自分が求めている答えとは少し違うなと感じていました。
私が知りたいのは『才能がなくても模写やデッサンをすれば本当に絵が上達するのかどうか』でした。
少しでも希望が欲しかったんです。
どんなに練習しても報われず、どんなに時間を費やしても結果が中々出なくて苦しくて、このまま練習していても意味がないのではと絵を描くことを止めようとした時でした。
私はとあるサイトと出会い、それをキッカケに一気にイラストが上達しました。
そして私は気づきました。
絵は才能ではなく努力次第で誰でも上達するということに。
今回はそんな私のリアルな経験を元に、実際にどのような練習をし、どのように上達していったのかを丁寧に紹介していきます。
『何から始めればいいかわからない』『練習しても中々上達しない』と感じている方の力になれたら嬉しいです。
イラスト初心者におすすめの練習方法

まず結論から言うと、
絵は才能がなくても努力で上達します。
その練習方法がこちら
・デッサン(クロッキー)
・模写
・オリジナル制作
この3つを何度も繰り返し行うことでステップアップしていけます。
もしあなたがデッサンも模写もしているのに全然絵が上達しないと悩んでいるのなら、それはやり方が少しズレているだけかもしれません。
私も正しい方法を知るまでは思うように上達しなくて悩んでばかりいました。
でも、上記3つの方法をくり返しおこなっていたら、少しずつ少しずつ上達していくのが自分でもわかりました^^
たった1年でここまで上達した!ビフォーアフター

こちらの画像は、私がイラストを描き始めた頃(左)と、約1年2ヶ月後(右)に描いた絵です。
右のイラストは【pixiv】にも投稿していて、日付はしっかり2018年2月。本当に1年後に描いた絵です。
正直自分でもここまで絵が上達するとは思ってもみなかったので本当に嬉しいです。
でも、これは私に特別な才能があったからではありません。
大切なのは「正しい練習法」を続けたこと。
それこそが、ここまで成長できた一番の理由だと思っています。
少しだけ私のことをお話させてください

こんにちは、趣味で絵を描いているくうこです
私はプロのイラストレーターを目指しているわけではなく、あくまで趣味として、自分の「好き」や「萌え」を発散するために絵を描いています。
憧れの絵師様のような素敵な絵を描きたいという想いが大爆発して突然絵を描き始めて早数年。
最初は全然うまく描けなくて何度も挫折を経験しますが、少しずつ上達していることに気がついてからは前向きに絵を描けるようになってきました。
いま現在の画力はInstagramをチェック
※良かったらフォローしてね(*^^*)
才能ゼロからの成長記録|私がたどった1年間の歩み
最初は何も描けなかった私が少しずつ少しずつ積み重ねてきた1年間。
練習絵があまりにも多すぎてこのページでは紹介しきれないため、YouTubeに動画として時系列純に描いた絵を紹介しています。
もしお時間があれば動画の方も合わせて見てみてください。
それでは、その歩みをこれから紹介していきます。
イラスト歴1ヶ月目


こちらは私がイラストを描き始めたばかりの頃の、2016年11月に描いた絵です。
使用ソフトは【CLIP STUDIO PAINT PRO
頑張って躍動感を出そうとはしていますが、当時は身体の構造をまったく分かっていなかったので、かなり違和感のある仕上がりになってしまいました。
恥ずかしすぎて一生封印しておきたいレベル。
1年目に描いた一枚絵たち


この1年で描いた一枚絵を紹介していきます。
練習絵は先ほど紹介したYouTubeの動画を見てください。
どれもこれも一生懸命に、そして熱い気持ちで描き上げた今でも大切なイラストたちです。


これは絵を描き始めて1ヵ月が経った頃ですかね。
憧れの絵師様のような可愛い女の子が描きたくて頑張っています。デジタルでの塗りがわからなくて自己流でやっています。


たしかこの頃は絵の練習に挫折していた頃で練習は全くしていなかったのですが、何となく顔だけでも描いてみようと思って描いたカラーイラストです。
【デジタルイラストの「塗り」事典 CLIP STUDIO PAINT PROで描く! 多彩な描画のテクニック56】というクリスタの使い方本を購入して、そこで習った背景をボカすという技を初めて使った作品です。
厚塗り、頑張ってますね^^


少しずつ全身が描けるようになってきたことで構図や表現の幅も広がっていきました。
とある漫画家さんのリアル寄りの絵が好きで、その方を目標にリアル寄りの女の子の顔を描こうと努力していますが全然可愛く描けなくて悪戦苦闘していました。
でも、12月に描いたクリスマスな女の子の絵は今でもお気に入りです。雰囲気が可愛いヽ(^o^)丿
そしてイラスト歴1年2カ月目


こちらのイラストは練習をはじめて1年と2カ月が経った頃に完成させた絵です。
線画に約3週間、塗りに約3週間、合計1ヵ月半かけて描いた自分史上もっとも思い出深く、1番の力作です。
2年目・3年目の成長記録も公開中!


この記事を読んでくださった読者さんから「2年目・3年目の成長記録も見たい!」というリクエストをいただき、追加で記事を公開しました!
私の絵がどのように変化していったのか、よかったらチェックしてみてください。
イラスト歴2年目の画力


2年目はアナログでイラストを描くことに夢中になった年でした。
デジタルで色を塗るのが苦手だった私は、透明水彩やコピックなどアナログ画材を使って色を塗る機会が増え、画材で絵を描くのが楽しくなり、そのまま画材沼へとハマっていきました。
さらにその熱が高じ、この「くうこのイラスト帳」ブログを立ち上げました。
また画力アップをはかるためにYouTubeで【くうこのイラスト帳CH】というチャンネル名でイラストメイキング動画も上げるようになりました。
2年目に行った練習法や成長の過程については、以下の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひ見てみてください。


イラスト歴3年目


現在はデジタルとアナログの両方で絵を描いています。
正直、少し伸び悩んでいると感じることもありますが、振り返ってみると自分好みのかわいい女の子が少しずつ描けるようになってきているので、そんな自分の成長を前向きにとらえられるようになりました。
とはいえ、1年2カ月目に描いた「椿と女の子」のイラストの方が、今より上手に見えてしまうこともあり、あの頃のクオリティにもう一度近づけられるように頑張りたいです!
そんな私の3年目の成長記録は、以下の記事にまとめてあるのでよかったらのぞいてみてください。


絵の上達に大切なのは「才能」よりも「続ける力」
私が1年でここまで上達できたのは、特別な才能があったからではありません。
ただ、正しい練習方法を知り、それをコツコツと続けてきた結果です。
しかも専門学校や美大に通わず、完全に独学です。
だからこそ私は実感しています――絵は才能ではなく努力と継続で誰でも上達するものだと。
私はこれを強くお伝えしたい。
努力を惜しまなければあなたも1年で上達できます!
ここから先は、私が実際に試して効果を感じた練習方法と、参考になった無料のイラスト講座サイトを3つご紹介します。
何かひとつでも参考になればうれしいです!
無料で学べる!おすすめのイラスト講座と練習法


ここでは私がイラストを始めた1年目に実践していた練習法と、実際に参考にしていた無料のイラスト講座サイトを3つご紹介します。
私が独学でも頑張れたのはこの講座たちのおかげ。ひとりで描いてた頃、迷ったときに何度も見返してた素敵なサイトたちです。
独学におすすめ!無料のイラスト講座3選
- 人を描くのって楽しいね
- アニメ私塾【YouTube】
- Palmie – お絵描き講座パルミー
これらの講座がなければ、私は1年でここまで成長できなかったと思います。
特に「アニメ私塾」さんにはたくさん学ばせていただきました。
もしアニメ私塾さんに出会っていなかったら、描くことを続けられていなかったかもしれません。まさに、私の絵描き人生における恩人のような存在です。
では、それぞれどんな風に活用していたか、順番にご紹介していきますね。まずは、最初に出会ったサイトから。
人を描くのって楽しいね


私が最初に参考にしたのが、こちらの有名な講座サイト『人を描くのって楽しいね』です。
人物の描き方を基礎から学べる、初心者にとってまさに教科書のような存在です。しかも、これが全部無料というのがすごい!
基礎はもちろん、応用的な内容までしっかりカバーされているので、これだけでも相当学べます。
私がこのサイトでやった練習法
ただひたすらに模写をしました。
まずトップページにある『基本』『頭部』『手腕』『全身2』の講座を一通り模写しました。
ハッキリ言って、めちゃめちゃ参考になります!
ここまで無料で提供してくださり、ありがとうございます!って直接ご本人さまにお伝えしたいです。
だいたい1週間かけて上記講座を全部模写しました。
ただ正直に言うと、この時点ではまだ「上達した!」という実感はありませんでした。
形の捉え方、描き方はすごく参考になり、学べることはたくさんありましたが、「どうすれば絵が上達するのか?」「本当に模写をすれば上達するのか?」など常に不安がよぎり、この段階では絵の練習の方向性まではつかみきれませんでした。
そして私はその後、少し描くことをお休みしてしまいました。これが私の最初の挫折でした。
でも、このサイトのおかげで基礎の大切さを知ることができたので、これからイラストを始めたい方、人体の構造を学びたい方におすすめです!
- 【HP】人を描くのって楽しいね
- 【書籍】人を描くのって楽しいね!―マンガのための人物デッサン―
- 【書籍】人を描くのって楽しいね!衣服編
- 【書籍】人を描くのって楽しいね! 顔・頭 編
アニメ私塾


アニメ私塾さんと出会ってから、驚くほど上達のスピードが上がりました。
一度挫折し、約1カ月間絵の練習を放棄していた私ですが、『もう一度がんばってみよう』と思えたのはアニメ私塾さんに出会えたおかげです。
私は挫折した後、毎日夜な夜なGoogleで絵の上達方法を検索していました。
けれど、どの記事見ても『とにかく模写!』『検索してる暇があるなら絵を描け!』といった強い口調の漠然としたアドバイスばかりで、なんだか自分が知りたい答えとは少し違う気がしていました。
私が知りたかったのはこの2点でした
- 才能がなくても模写すれば本当に上達するのか
- 才能がなくても膨大な時間をかけて練習を継続すれば本当に神絵師のような絵が描けるのか
こんなにも大変で、他にやりたいことがあっても我慢して絵の練習をして、結局絵の才能がなくて上達せずに努力と時間の無駄になるのが嫌だったんです。
「頑張っても無駄だったら…」という不安が常にあって、本気で絵と向き合えずにいました。
そんな時偶然出会ったのがアニメ私塾さんでした。
この頃ちょうど『YouTube』にハマり出した頃で、もしかしたらイラストの描き方を紹介しているチャンネルがあるかもしれないと検索してみたところ、【アニメ私塾さんのYouTubeチャンネル】を見つけたんです。
これが運命の出会いでした。
アニメ私塾さんの動画を見てわかったこと。それは、
『絵は才能じゃない。努力すれば誰でも必ず上達する』
と言うことでした。
アニメ私塾の室井さんがそうハッキリと断言してくださったことで、私の心の中の不安が一気にかき消され、練習すること、そして努力することを一切惜しまなくなりました。
アニメ私塾さんと言えば最速本が人気
これまでYouTubeで紹介された技術がぎゅっと詰まった1冊。
私も発売前に予約して手に入れました。今でも悩んだときにはすぐ手に取れるよう、机の近くに常備しています。
室井さんの上達記録に勇気をもらった
もうひとつ感動したのが、室井さんがご自身の上達の記録を見せてくれたこと。
大学時代にアニメサークルに入って、そこから本格的に絵の練習を始めたそうで、当時のクロッキー帳を動画で一部公開してくれています。
その動画が個人的にすごく参考になって、私も継続していけば室井さんのように上達していけるのかな?と希望と勇気が湧いてきました。
この【学生時代のファイルを大公開(無料版)】では、学生時代の絵を自ら添削しながら紹介しています。とても参考になるので、よかったらチェックしてみてください。
アニメ私塾さんの動画を見て、本格的な練習をスタート


アニメ私塾さんの動画を見て、本格的な練習をスタート!
「絵は才能じゃなくて努力で上達する」
アニメ私塾さんがそう話しているのを聞いて、私の中にあった『努力しても無駄かもしれない』という不安感と時間を費やすことへの恐怖心が払拭され、2017年11月から本格的に絵の練習を始めました。
そのとき参考にしたのが、アニメ私塾さんが紹介していた“最速で上達する練習法”でした。
最速で絵が上手くなる!アニメ私塾流3つの練習法


私が取り組んだのはこの3つ
- デッサン:ポーズ集を見ながら描く
- 模写:好きなアニメやイラストを真似して描く
- 自主制作:とにかく完成まで描ききる!
アニメ私塾さんが『デッサン』『模写』『自主制作』この3つを何度もループして練習するのが最速だと断言していたので、私も素直に実践してみました。
中でも一番時間をかけたのが デッサン です。
①ポーズカタログを見ながらのデッサン練習


使っていたのは、『やさしい人物画』や『ポーズカタログ』などの資料集。
骨や筋肉のつき方を少しずつ覚えながら、毎日コツコツ描いていました。
デッサンする時のコツは『単純化』と『シルエット』で見ること。
デッサンをする前に必ずアニメ私塾さんの【単純化で描く】という動画を観て、教えられた通りに取り組んでみてください。
ここが最短で上達する重要ポイントになります。
ワンポイントアドバイス
あなたが今1番描きたいものからやり始めよう(ここをタップしてね)
私は好きな絵師様の描く全身イラストが好きだったので、まずは顔よりも人体のデッサン(クロッキー)から始めました。でもみなさんが私と同じように全身イラストが描けるようになりたい訳ではありませんよね?
きっと多くの方が可愛い顔を描けるようになりたいと思っているのではないでしょうか?
私はとにかく最初に全身イラストが描けるようになりたかったので人体のデッサンからはじめましたが、もしあなたが顔を最初に描けるようになりたいのなら、顔を描く練習からはじめてみてくださいね(=゚ω゚)ノ
②本当に絵が上手い人のイラストを模写


デッサンと並行してやっていたのが模写。
好きなイラストやアニメを真似して描いていたのですが、1つ意識していたことがあります。
それは、『本当に絵が上手い人だけを模写する』こと。
その絵師さんの世界観や雰囲気がとても好きでも、よく見ると体のバランスやパーツの立体感など、少しクセの強い部分がある場合もあります。
なので最初のうちは、自分の“好き”だけで選ぶのではなく、それプラス技術的にも安定した絵を描いている方を参考にするのがおすすめです。
憧れの絵師さんの絵も魅力的ですが、上達を目的とした練習ではまずバランスのとれた作画を参考にすることが大切です。
③オリジナル作品を完成させる


そして最後が“自主制作”、いわゆるオリジナル作品を描くこと。
『デッサン』と『模写』で得た知識と画力を『オリジナル制作』で発揮する感じです。
正直、オリジナルで絵を描くと最初は全くうまく描けなくて心が砕けそうになりますが、諦めず必ず最後まで作品を完成させました。
そして完成した作品から得た自分が描けなかったポイントや改善点を、また『デッサン』と『模写』をして手に覚えさせていく感じです。
なので常に『デッサン』⇒『模写』⇒『オリジナル制作』⇒『デッサン』⇒『模写』⇒『オリジナル制作』と無限ループをくり返していきます。
このループを何度も繰り返していくことで、少しずつ描けるようになっていきました。
この地道な練習方法が最速で上達する秘訣です!
アニメ私塾さんのおすすめ動画


私が実際に観て「これはすごく役に立った!」と思った動画をいくつかご紹介します。
絵の練習に疲れたときや、ちょっとモチベーションが下がったときなどに見返すとめっちゃやる気が回復します。
まず最初に準備編1と2は必見!
絵の練習を始める前に、まずはこの2本の動画を観るのがおすすめです。
ここをおさえておくことで、これからの練習の効果がグッと上がります。逆に知らないままだと、遠回りになってしまうかもれしないので基礎を知るためにも視聴してみてください。
正しいデッサンの方法がわかる動画
- デッサン裸体、水着編
- 単純化で描く【個人的に1番参考になった動画】
- デッサンの基本ポイント
- デッサン応用(重心、デフォルメ)
※ほかにもデッサン関連の動画はたくさんあるので、ぜひ検索してみてください!
個人的にこのデッサン動画が1番参考になりました。
私が独学で絵を描き始めたとき、一番悩んでいたのが「デッサンってどうやってやるの?」ということでした。
美大や専門学校にも行かず独学で絵の練習をはじめたため、正しいデッサン方法がわからなかったのですごく勉強になりました。
描き方のポイントが丁寧に解説されていて、これらの動画を観て実際にデッサンしたからこそ少しずつ画力が上がっていったんだと思います。
模写のやり方とコツ
「模写してるのに全然上達しない…」と悩んでいた時に出会ったのがこの動画。
上手く模写できない方や模写の仕方がわからない方向けに、模写の正しいやり方や意識すべきポイントをしっかり教えてくれています。
本気で絵がうまくなりたいと思ってる方は、ぜひ一度観てみてください。
この動画を観てから模写をはじめるのと、何も知らずに模写をするのとでは、上達のスピードや気づけることに大きな差が出てくると思います。
【ピンポイントで学ぶ】目や身体の描き方
- アニメ絵模写ディテール編【目や身体の描き方がよく分かる】
- デッサン着衣編【素体に衣服を着せるポイントなど】
- 「描く姿勢」【姿勢も大事!】
- 目の描き方、シルエットで見る【目の奥ゆき、立体感の出し方】
- 立ちポーズ、足元の描き方【地面にしっかり立たせる描き方】
- 肩は袖の塗り分けで描く【肩を描くポイント】
- パンツ線で足は動く【脚を描くポイント】
個人的にとても参考になった動画をいくつかピックアップしました。
目の描き方や身体のバランスなど、パーツごとの描き方に迷った時におすすめです。
やる気が出ない日は動画で勉強しよう


まだまだたくさん紹介したい動画があるのですが、まず初心者さんはここでピックアップした動画を一通り見てみてください。
結構時間が長いので、モチベーションが下がって絵の練習をしたくない時、身体が疲れて練習する体力がない日などは動画で勉強するのがおすすめです。
私はやる気が出ないときや挫けそうなときにアニメ私塾さんの動画を観ることで、『よし!また頑張ってみよう!』って気持ちになれました。
絵の勉強って継続がとても大切なので、自分に合った方法で無理なくそして楽しく続けていくことを心がけてみてください。
- 【YouTube】アニメ私塾の動画一覧
- 【X】@animesijyuku
- 【書籍】DVDビデオ付き! アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術
Palmie – お絵描き講座パルミー


もう一つ参考になったサイトがお絵描き講座パルミーです
無料で【手や足の描き方】【髪の毛を描くコツ】【塗り方】などを基礎から応用まで幅広い技法を学べます。
有料講座も充実していて、人気イラストレーターの藤ちょこ先生(@fuzichoco)や和遥キナ先生(@kazuharukina)が講師を務めるイラストメイキング講座もあります。
おすすめの有料講座
でも、今回は無料講座についてご紹介していきます!
パルミーの無料講座に大変お世話になりました
私が独学でイラストの練習を始めてからこの3年間、パルミーの無料講座は本当に頼りになる存在でした。
アニメ私塾さんでは人物の描き方などを教わりましたが、パルミーでは配色やデジタルでの塗り方をすごく学ばせてもらいました。
アニメ私塾さんでは基礎と描き方を、パルミーではモチーフの描き方や塗り方などを学んだ感じです。
講座はYouTubeで動画配信されていて、解説もわかりやすいので初心者の方にも最適です。
無料講座の中身も有料講座級にしっかりとわかりやすく作り込まれているので、これからイラストを始める皆さんにもぜひ利用してほしいです。
実際に参考になったおすすめ無料講座
ここでは、私が特に参考になった無料講座をいくつかピックアップしました。
パルミーの無料講座は200本以上もあり、自分の悩みや上達のヒントを見つけやすいのが魅力です。ぜひ、積極的に活用してレベルアップを目指してみてください^^
おすすめの無料講座
- 【公式サイト】お絵描き講座パルミー
- 【YouTube】パルミー動画一覧
- 【X】@palmie_oekaki
パルミー無料お試し7日間体験談
「無料講座も十分すごいけれど、有料講座ってどうなんだろう…?」「もっと本格的に学んでみたい」「自分の絵に自信をつけたい」と思ったら、有料講座も視野に入れてみてください。
私はお試し無料体験を利用して実際に7日間受講してみたのですが、かなり満足度が高かったです!
その時の体験談はこちら


練習に必要な技法書とポーズ集まとめ


イラストの練習を始めるにあたって、まず用意してほしいのがクロッキー帳です。
描いた練習絵は、たとえ思うように描けていなくても捨てずにとっておくことをおすすめします。後で見返すと『自分ってこんなに成長してたんだ』と実感できる宝物になりますよ。
おすすめのクロッキー帳
それではここからは、私が実際に買ってよかったと思えた技法書をご紹介していきます。
人体の構造を学べる本


アニメ風・マンガ風の絵を描くときでも、人体構造の理解はとっても大切。リアルな説得力や安定感がぐんと増します。
本気で上達したい方は、まずは以下の2冊がおすすめです!
A. ルーミスの「やさしい人物画」


これはもう、本当にまず最初に手に取ってみてほしい1冊です。
まずタイトルに『やさしい』と入っていますが全然やさしくないです!
初心者だった頃、この本の内容を確認して『どこがやさしいんだ!』と叫びたくなりました。
でも読み進めながら模写していくうちに、『なるほど、やさしいとはそう言うことか…』と納得しました。


人物って難しいじゃないですか。
けどルーミスは複雑な人物を単純化させることで簡単に描くことができるよと、その方法を教えてくれていたんです。
その考え方に気づいてから、私はこの『やさしい人物画』が一気に好きになりました。
人物の単純化。ここ大切。
ルーミスは人物の『単純化』を丁寧に教えてくれるので、基礎を固めたい初心者さんにおすすめです。
ジャック・ハムの人体のデッサン技法


『ルーミスとジャック・ハム、どっちを買えばいいんだろう?』って悩む方、意外と多いのですが(私もそのひとりでした)、正直どちらもそれぞれ魅力があってすごく良い本なので、『どっちを選んでも間違いないよ』とお伝えしたいです。
私は両方買ってみて、両方の良さを知りました。
ルーミスは構造の理解と単純化が得意で、ジャック・ハムは形のとらえ方や細かい描写のヒントが多めな印象。なので本屋さんで中身をパラパラと確認してみて、自分に合っていそうな方を選ぶのも良いと思います!
ただ、もし迷ったら最初は単純化が学べるルーミスから始めるのがおすすめです。
デッサンにおすすめなポーズカタログ


マール社のポーズカタログシリーズがお気に入りすぎてほぼ全部持っています。
ポーズカタログはデッサンだけじゃなく、オリジナルで絵を描く時にもすごく参考になります。
これがあるかないかで練習効率が全然違ってくるので、個人的にはなくてはならない必須本です。
新ポーズカタログ1女性の基本ポーズ編
『女性の基本ポーズ編』は、人物を描くときにすごく助けられた1冊です。
私が一番よく使っているポーズ集でもあります。
こちらの本にはカラー写真とモノクロ写真の両方が掲載されていて、
・デッサンの練習にはモノクロページ
・塗りや肌の質感表現の参考にはカラーページ
と、シーンに応じて使い分けられるのがとっても便利です。
男性を描くならこちら
次におすすめしたいのが、同じマール社から出ている男性版のポーズカタログです。
少女漫画に出てくるスマートな男性というよりかは、どちらかというと少年漫画向けの体格かなと思います。
筋肉の構造をひとつひとつ確認しながらデッサンできるので丁度いい肉体美を持った男性モデルさんです。
すごく描きやすい体格なので、男性キャラの練習におすすめです。
ステップアップしたい方にはこちらもおすすめ


基本のポーズ編2冊を購入してから半年後に、ステップアップする為にマール社から出ているその他のポーズカタログも少しずつ買い集めました。
私が実際に購入して良かった本
でも、最初のうちは「女性編」と「男性編」の2冊があれば十分!まずはこの2冊を使って、しっかり基礎を固めていくのがおすすめです。
必要であれば『クロッキー帳』などの練習ノートに描きためていくと、自分の成長も見えてモチベーションが続きやすくなります。
動画にも登場したおすすめの参考書たち


ここからは先ほど紹介した私のイラスト1年目の上達過程動画に登場した参考書を紹介していきます。
どれも実際に役立った本ばかりなので、『これ気になる!』というものがあれば、ぜひチェックしてみてください。
ゼロから学ぶプロの技 神技作画
こちらの本もかなりお世話になりました!
描き方のポイントが分かりやすくまとめられているので、初心者さんにもおすすめの1冊です。
萌えふたりの描き方 おんなの子編
こちらも個人的に大変参考になった1冊です。
中でも『手の描き方』がすごく丁寧に紹介されていて、手は感情表現の1つと知り、手の大切さに気が付かされました。
ファッションデザイン画―ビギナーズ超速マスター
洋服のシワや構造、描き方が知りたくて購入しました。
服の描き方はもちろん、素体(マネキン)の描き方までしっかり紹介されていてとても参考になりました。
モデル風やファッション系のイラストを描きたい方にはぜひ手に取ってみてほしい1冊です。
1日どのくらい時間をかけて練習したのか




とにかく最初は、上記で紹介した本を参考に、何度も何度も繰り返し模写とデッサンを行いました。
- 練習頻度:週に3~5日
- 平日:2時間~6時間
- 休日:8時間~10時間
- 1週間絵を描かない時もあった
最初の半年間は週に3日〜5日ほど練習していました。
仕事をしている平日は、その日の気分にもよりますが2時間~6時間はずっとデッサンと模写をしていました。
休日は8時間~10時間ほどずっとデッサンと模写をくり返していました。もちろんオリジナルイラストも時々描いていました。
正直言って苦痛でした(笑)
たしか、絵の練習をはじめてから5カ月後に2度目の挫折をして、約3週間絵の練習をするのを止めています。
その後モチベーションが回復し、また絵の練習を週に4~5日続けました。
- 練習頻度:週に1日~5日
- 平日:1時間~4時間
- 6時間~8時間
- 2か月間絵を描かなくなったりもした
絵の練習をはじめて7か月が過ぎた頃、私生活が激変し、絵を描く時間があまり取れなくなってしまい、その影響で3度目の挫折を味わいます。
約2か月間絵の練習を1日もしませんでした。
ただ、激変した私生活に少し余裕が出てくると、祝日をメインに絵の練習を再開しはじめました。
これ以降は1度も挫折することもなく、今も継続的に絵を描き続けています。
デッサン⇒模写⇒オリジナル制作のループが上達の近道!
何度でも言いたいのですが、短期間で効率よく上達するには【デッサン → 模写 → オリジナル → デッサン】このループをひたすら繰り返すのが、やっぱり一番の近道だと思います。
実際、私はこの方法をコツコツ続けて、少しずつ描けるようになっていきました。
その後は、ブログやYouTubeを始めたこともあって中々時間が取れず、週に2日ほどしか絵の練習をしていませんが、この練習方法をいまも継続しています。
最初の頃はあんなに下手だったのに、その約1年半後にYouTubeでイラスト系の動画をアップするYouTuberとして活動をはじめました。


正直、自分が1番ビックリしています。
神絵師にはかなり程遠いいけど、それでも私の絵が好きだと言ってくださる方がいるのがすごく嬉しいです。
私には特別な才能なんてありませんでしたが、時間をかけて何度も練習を繰り返すことで、少しずつ描けるようになりました。
上達したのは才能より『続けたこと』が大きかった気がします。
そうは言っても絵は直ぐには上達しない


1年後には背景も結構上手に描けている予定でした。
ただ現実は厳しいですね。
・背景も描けない
・動物も描けない
・子どもやお年寄りも描けない
描けないものの方が圧倒的に多いです。
今は週に2日程度しかイラストの練習をしていないので仕方ないのですが、やはり『絵はすぐには上達しないな』と思いました。
毎日絵の練習をしていればもっと早く上達していたのは確実。
それができないのは私の怠慢でもあるのですが、慌てずマイペースに時間をみつけてこれからも絵を描き続けていこうと思います。
1年間の記録まとめ
- 2016年10月
-
- 『人を描くのって楽しいね』の基礎と応用を模写
- 約1週間ほど模写して、その後絵を描かなくなる
- 1回目の挫折(約1ヵ月間絵を描かなくなる)
- 2016年11月
-
- アニメ私塾さんと出会い、本格的に絵の練習をスタート
- 『デッサン』『模写』『オリジナル制作』の練習を重ねる
- 2017年3月24日
-
- 2回目の挫折(約3週間、絵を描かなくなる)
- 2017年4月13日
-
- 絵の練習を再スタート
- 主に『デッサン』と『模写』を繰り返す
- 2017年6月14日
-
- 3回目の挫折(約2か月間、絵の練習を中断)
※ただし、この期間に2枚だけオリジナルイラストを頑張って描きました。
- 3回目の挫折(約2か月間、絵の練習を中断)
- 2017年9月9日
-
- 絵の練習を再びスタート
※モチベーションが低く、練習量は初期の約3分の1ほどに減少。それでも、この日以降は挫折せず、継続できるようになりました。
- 絵の練習を再びスタート
- 2017年12月20日(絵の練習を始めて約1年)
-
- 初めて『pixiv』にイラストを1枚投稿!
1年目にした練習法まとめ!
1年目に意識して繰り返していたのは、次の3つの練習です。
この3つを無限ループ!
- デッサン(クロッキー)
- 上手い人の絵を模写
- 下手でもいいから、最後まで絵を完成させる(自主制作)
最初はアニメ私塾さんの動画を繰り返し観て、『正しいデッサンのやり方』や『模写の基本』をしっかり学びました。
そのうえで、実際に手を動かして何度も繰り返し練習。うまく描けなくても、とにかく行動あるのみです。
最後にもう一度伝えたいこと
才能がなくても努力すれば必ず絵は上達します。
もちろん、その先にセンスや個性も問われることがあるかもしれません。
私もまだまだ練習中で時にはくじけそうになることもありますが、希望を胸にこれからも楽しみながら絵を描いていこうと思います。
毎日じゃなくてもいい。やめなければ、必ず変化が見えてきます。
絵の上達に近道はないからこそ、楽しんで続けていきましょう\(^o^)/
2年目、3年目の上達過程はこちら




この記事が少しでも参考になったら幸いです。