こんにちは、くうこです。
突然ではありますが、革製のシステム手帳が高すぎて買えないので、自分で手づくりしてみました。


今回、布と家庭用ミシンで作ったのですが、理想のシステム手帳を作れて大満足♪
実際に作ってみると意外と大変だった点や、もっとこうすればよかった!と思う部分もいくつかあったので、そのあたりも含めて作り方や材料なども紹介していきます。
という事で今回は、
・なぜ手づくりしようと思ったのか
・なぜ本革ではなく布で作ったのか
・作り方のコツ&反省点
・実際の使用感
などを詳しく紹介していきます。
「システム手帳欲しいけど高くて買えないよ~」って方や、
「中々理想の手帳に出会えないから自分で作ってみたいな」って思っている方の参考になれば幸いです。
なぜシステム手帳を手づくりしようと思ったのか

世界に1つだけのシステム手帳を作ったよ
今年に入ってから本革のシステム手帳が欲しくて欲しくて、でもなかなか理想のデザインと機能を持ち合わせたものを見つけることができず、時だけがただ過ぎていきました。
私の求めるシステム手帳のデザイン
・経年変化が楽しめるタンニン鞣しレザー
・職人、もしくは作家さんの手づくり
・リング径は13~15㎜くらいが理想
・ポケットなど収納力高めのデザイン
・ベルトはなしのタイプが好み
・M5サイズ
良いなって思うデザインを見つけてもリング径が11㎜と小さかったり、ポケットが無かったり、どこかしら惜しいところがあって。
あと、革製品はやっぱり日本の職人さんが手づくりしたものに心惹かれるタイプなので、価格やデザイン、作り手のこだわりまで含めて、自分に合うものを見つけるのがなかなか難しく感じていました。
そしてなによりも――
やっぱり値段が高すぎる\(^o^)/

いま欲しい物がたくさんありすぎて、贅沢品にそこまでお金をかけられない。ならチープな作りでもいいから手づくりしてみようって、自分で作ってみることにしました。
本当に心の底から欲しいと思える逸品に出会うまでのつなぎ的存在として作ったのですが、これがとっても気に入ってしまって、もうこれでいいかなって思っています。
ではでは、材料の選び方とか、なぜ本革ではなく布製にしたのかなどもお話ししていきます!(←結構重要なので!)
バインダー金具は楽天で購入した

今回金具選びに結構時間がかかりましたが、最終的に選んだのは楽天市場に出店している「Gadget Store」というショップのバインダー金具です。
初めて手づくりするので、取り付けが簡単なネジ式タイプを選びました。


最初はAmazonで探していたのですが、レビューに「ビスが付いていなかった」という声もあって、「この商品はビスが付属するのかどうか分かりにくいな…」と少し不安に感じてしまい、なかなか購入に踏み切れませんでした。
そんな時、ふと楽天市場で検索してみたら、オプションでビスを付けられるショップを発見して、安心して購入することができました!

8種類ほどありました

丸カンもあって便利
しかも、こんな感じの可愛いデザインのナスカンも取り扱っていて、今回セットで購入しました。
バインダーの色に合わせてナスカンや丸カンを一緒に買えるの便利。
バインダーの使用感もまったく問題なく、普通に使いやすいです!嬉しい!!
しかもゴールド、アンティークゴールド、ピンクゴールドの3種類があってどれもオシャレ!!
お家に届いた時、あまりの可愛さに感激しました。
革のはぎれで試作してみたら、問題点が見えてきた

実は最初、PLOTTERのレザーバインダーを参考に、本格的な革製のシステム手帳を作ろうと思っていたんです。
本革は白いワックスとスクラッチ加工がオシャレな「マルゴーフォグ」を革屋さんから取り寄せる予定で、すごくわくわくしていました。
でもどんな感じか確かめたくて、手持ちの本革はぎれで一枚革のレザーバインダーを作ってみたんです。そしたらなんか思っていたのと大分違ってしまって。
・とにかく重い
・金具が机に当たる「ゴン」という音が気になる
・擦れるたびに机に傷がつきそうで怖い

ガタゴトとこすれる音が気になる
実際に使ってみて初めて、「金具の重さ」と「音の大きさ」がかなりストレスになることに気づきました。このまま完成度の高いものができたとしても、たぶん気持ちよく使えそうにないなって。
この時、「あ、自分は背表紙の金具がむき出しのタイプが苦手なんだ」ってことにようやく気がつけました。試作品作って良かったです。
もちろん、背表紙を革で覆ってしまえば解決はできるのですが、でもそれをやろうとすると、レザークラフトの道具をほぼ一式そろえる必要があって…。
そこまでいくと、もう市販の2万円ほどのシステム手帳を買った方が安いし早いんですよね。
ならもう市販のシステム手帳買っちゃおうかなって思ったのですが、せっかく金具も用意したことだし、まあ、物は試しに布製のシステム手帳を作ってみよう!って、手持ちの布と家庭用ミシンを押し入れから引っ張り出して、手づくりすることにしました。
制作に使ったミシンの詳細はこちら

布で手づくりしたM5システム手帳

布製だとナチュラルでかわいいかも
今回は「brother PS203X」という家庭用のミシンで作りました。時間はかかりますが手縫いでも作れます。
ストラップをつけたり、カードポケットを付けたり。

好きなキャラクターの布を使って特別感を出してみたりと大満足。
ではこだわりポイントや使用感などさらに詳しく紹介していきます。
システム手帳本体のスペック紹介


布製なのでふわふわした触り心地がとってもお気に入り。
コロンとしたフォルムも可愛いです。
ただ、ポケットも作ったのでその部分がぶ厚くなってしまって、レザーバインダーみたいなスマート感はありません。
個人的にはバインダーの金具を布で覆ったことで、机の上に置いても音が静かなことと、机の上が傷つきにくくなって気軽に使えるところがすごく気に入りました!


表側はシンプルに布一枚。
表側の布と内側の布、それぞれを接着芯で補強しています。
手持ちの接着芯が「コスモ 高級接着芯 厚手」という厚手のものしかなくてこれを使いましたが、もう少し強度のある接着芯を使った方がよりしっかりするなって感じたので、次回はもう少し硬めな接着芯を使ってみようかなって思っています。

ポケットの部分は2年前に購入したけど、なかなか使う機会がなくて眠っていたちいかわの布を使いました。
ここをキャラクターにしちゃうと絶対にダサくなっちゃうよな~って思っていたけど、使うのは自分なので、ダサくなっても可愛い「ちいかわ」の布をワンポイントに使えて満足してます。
より一層、特別感が出て気に入っています。


今回カード入れを作ったのですが、これが1つあるともう便利さが全然違います!
細々したものをスッと入れておけて本当に便利!
あと、A7サイズのノートを入れられるように、横にスライドして入れられるタイプのポケットも作りました。

反対側には二段の収納ポケットを作りました。
で、そこまで計算して作っていたわけではなかったのですが、ポケットにM5サイズのリフィルが綺麗にすっぽり入ってビックリしました。


手前側のポケットに収納してみると、リフィルがポケットの横幅とほぼ同じと言うか、2ミリほどポケットの方が大きくて、ストック用のリフィルを収納していても見栄えが良いです。


更にもう一段下のポケットにリフィルを収納しておくことで、弱々しいカバーに張りが出て良い感じ!
M5サイズのリフィルをバインダーに入れてみました。



自分で作ったから!!
めっちゃかわいい!!!!

リング径15mmを選んで良かった!沢山収納できます。
M5サイズのシステム手帳って11mmリングが多いから、なかなか15mmで自分好みのデザインを見つけることができなかったので、やっぱり自分で作って良かったです。
素人が作ったのでチープ感は否めませんが、自分で作ると愛着が湧くので、全然気になりません。

真横からみるとこんな感じ。まだまだたくさん入ります。
やっぱりポケットがぶ厚いかも。
たぶん私の縫い方が下手っていうのもあると思うけど、縫い代の処理の工夫は必要かもです。

あと今回のこだわりポイントとして推したいのがこのストラップ!
ストラップをひっかける場所を作って本当に良かった!


8年前か、9年前に地元のパワーストーン屋さんで作ってもらった、誕生石のムーンストーンストラップ!
これをどうしても手帳につけたくて、ストラップをつけれるようにしたのですが、とっても可愛いです♪
ムーンストーンに合わせて、ナスカンもお月様のデザインにしました。
いつも身近にお守りをつけていられるようになって嬉しい。
布製で作った時のひと工夫|背表紙に芯材は必須かも!

今回、バインダー金具を補強すべく、背表紙の部分に帆布を使用しました。
作ることに必死すぎて、制作途中の写真がなくて申し訳ないのですが、そのまま金具を布に設置しても、使用していく内にどんどん布が伸びていってしまう恐れもあります。

カットしたものを二重にして金具を補強してます
なので、100均で購入した帆布を二重にして、それを芯材として使いました。
で、これが本当に大正解で、背表紙に帆布を入れたことで安定感がアップしてとても善きです!バインダーの金具もズレることなく安定して開閉できるし、金具と背表紙の補強って大切なんだなって実感しました!
あと今回、金具を取り付けるとき目打ちで穴をあけたのですが、糸が伸びたりほつれたりしないように、穴をあける所に布用の糊を染み込ませてよく乾かした後、目打ちで穴をあけて金具を取り付けました。
布で作るデメリットってやっぱり開けた穴が使っていく内に大きく伸びて広がってしまうことだと思うので、少しでも長く愛用したい場合、布の穴の補強は大切だと思います。
布製のメリットとデメリット

実際に作ってみて感じた布製システム手帳のメリットとデメリットをまとめました。
まずはメリットから紹介します。
布製システム手帳のメリット
- 本革より軽い
- ふわふわな触り心地が気持ちいい
- 机の上を傷つけない
- 机の上に置くとき、音が静か
- 水に濡れてもシミになりにくい
- パタンと180度開く
- ラフに使える
タンニン鞣しの革はとても丈夫な天然素材で、大切に扱えば5年後、10年後と末永く愛用できますが、傷がつきやすかったり、水に濡れるとシミができてしまったりと、初期の頃はそれなりに気をつかいます。
その一方で、布製のシステム手帳は傷など気にせずにラフに使える所が良い!
ふわふわなので机の上も傷つけないし、机の上に置く時も布がクッションの役割を果たしてくれているので「ゴトッ!」っていう大きな音を軽減してくれる所もメリット。

ポケットに色々と入る

革カバーみたいに傷がつかない
個人的には、布製だと収縮性があるので、ちょっと太いペンをポケットに差すこともできるし、カバーにクリップなどを挟んでも傷や跡など気にせず、ラフに使えるところがとってもお気に入りです。
ガサツ人間な私には、このくらいラフに使える方がノンストレスで良いのかもしれないです^^
布製システム手帳のデメリット
- カバーに張りがない
- 手に持ったままだと字が書きにくい
- 本革のように丈夫ではない
- 見た目の安っぽさは否めない(けどそこが可愛い)
- 文字を書く時、下敷きなどはあった方が良いかも
- タンニン鞣し革のような経年変化は楽しめない
やっぱり1番のデメリットは本革のようにカバー本体に張りがないので、手に持ったまま字を書くことは難しいところですかね。
私は外出先に持ち出したりせず、机の上に置いて手帳を楽しむタイプの人間なので、そういう人には布製でもそこまでデメリットには感じないと思います。
あとやっぱり革製のような高級感はないです。
でもふわふわで可愛いので、可愛いものが好きな人は高級感がなくても気にならないかも!

布製はふわふわしているので、リフィルが少ないとちょっと書きにくいです。
私はリングが手に当たるのが苦手で、リングからリフィルを取り出して書くので問題ありませんが、いちいちリングからリフィル取り出して書くのめんどくさいよって方には布製は向かないかもしれません。

オタクが隠せない
ただ、下敷きを敷けばふわふわ感が軽減されるのでおすすめです。
M5サイズの下敷きも市販であるのでそれを使ってみたり、あとはリフターを設置するとさらに丈夫になって文字も書きやすくなると思います。
作り方の参考になったYouTube動画2本

デメリットを把握した上で、自分も布製のシステム手帳を作ってみたい!って方は、以下のYouTube動画がおすすめです。
- ポケット付きノート/手帳カバーの簡単な作り方
- システム手帳本体の設計はこちらを参考にしました
- マルチケースの作り方【カード・通帳入れ・お薬手帳入れなどに】
- カードポケット(ちいかわの布でつくった所)の作り方はこちらを参考にしました
私はこの二つの動画を参考に、自分でアレンジして作りました。
どちらもシステム手帳を作る動画ではありませんが、このカバーに帆布で補強したバインダー金具を取り付ける感じです。
今回作ることに必死すぎて制作経過のお写真を全然撮る余裕がなく、詳しい作り方を紹介できなくてすみません。
またその内、システム手帳を布で作りたいなって思っているので、いつになるかわかりませんが次回はしっかりと途中経過の写真を撮って、作り方を丁寧に紹介したいと思います。
ロルバーンミニ用のバインダーにもなる

あとこれは余談なのですが、今回ロルバーンミニも入る設計にしました。
実は言うと、ロルバーンミニをシステム手帳として使いたくて、今回M5サイズのシステム手帳を作ったんです♪

ロルバーンミニの表紙と裏表紙の厚紙の他に、黄色い厚紙も2枚ついているので、これがリフターや下敷きのかわりになりそうだなぁって思って買ってきました。

あとクリア素材のPPポケットが5枚もついているので、このロルバーンミニを買えば、メモ用紙、下敷き、リフター、PPポケットのすべてが手に入るという作戦です。
厚紙は消耗品なので、ボロボロになってきたらプラスチック製のものに少しずつシフトしていけたら良いなって思っています。
来月、ロルバーンミニをシステム手帳化する予定なので、またどんな感じなのかこのブログで報告します。
まとめ|布製のシステム手帳はかわいい
革製のシステム手帳が高すぎて手が出せず、手持ちの布と家庭用ミシンで自作してみましたが、思いのほか可愛く完成して大満足♪
少しずつ、気になるリフィルとかも買い足して楽しみたいです^^
あとM5サイズはやっぱりコンパクトで机の上に出しておいても邪魔になりにくくて本当に便利。作って良かったです。
M6サイズとバイブルサイズのバインダー金具が残っているので、この子たちもその内ちゃんとシステム手帳として完成させてあげようと思います。
こちらの記事もおすすめ

それではまた次回\(^o^)/




