こんにちは、くうこです
シュミンケホラダム透明水彩絵具のドットカードを使用して全140色の色見本を作りました!
永山裕子先生がプロデュースしたラグーンブルーも購入したので、そちらも合わせてご紹介します\(^o^)/
シュミンケホラダム透明水彩絵具
シュミンケホラダムはドイツが誇る最高品質の透明水彩絵具です。
チューブタイプの絵の具は1本5mlで1,000円以上したりとちょっとお高いですが、最高品質の原材料のみを使用して作られており、大変発色が鮮やかで絵の具の伸びも良く耐光性にも優れています。
初めてシュミンケホラダムを使用した時、そのとろけるようなジューシーな色の広がりにすごくすごく感動しました!本当に大好きな透明水彩絵具です!
日本では丸善美術商事さんがシュミンケの輸入総代理店となっております。
シュミンケ公式情報
- 【日本】シュミンケ日本公式サイト
- 【日本】Twitter:@maruzenart
- 【海外】schmincke official site
- 【海外】Instagram:@schmincke_official
トッドカードで全140色を試してみた
今回色見本を作成するのに使用したのがこちらの『シュミンケホラダム全140色ドットカード』です。
シュミンケホラダムの定番色を全色試せるお得なドットカードです。
全140色ですが、オネッツ(オックスゴール)と言うメディウムは含まれていないので実質全139色のドットカードとなります。
ドットカードについては以下の記事で詳しくご紹介しています。
オネッツ(オックスゴール)とは
オネッツ(オックスゴール)は最高品質の動物の胆汁から精製された水彩絵具用のメディウムです。
普段使っている水彩絵具にこのメディウムを混ぜて使用すると、紙とのなじみが良くなってムラになりにくくなります。
チューブタイプと固形タイプがありますが私はチューブタイプを購入しました。
ハーフパンに出してみるとカレーのルーに似た液体が出てきてビックリしました。一旦固まっても水で濡らした筆で簡単に溶かすことができました。
基本の12色セット
シュミンケホラダムの基本の12色セットの色見本とレビューはこちらの【シュミンケホラダム透明水彩絵具12色セットをレビュー!色見本とおすすめの色】で公開しています。
基本の12色セットだけの色味が知りたい方はこちらの記事も合わせて読んでみてください^^
永山裕子特選12色セット
私がシュミンケホラダムの虜になったのは永山裕子先生の影響が大きいです。
透明水彩をはじめた当初、水彩の塗り方がわからなくて色々と検索して偶然出会ったのが永山裕子先生の著書【もういちど 透明水彩を始めよう。 基本の12のレッスン】でした。
こちらの本をキッカケに永山裕子先生の大ファンになり、まだまだ初心者にもかかわらず1万円以上もするこちらの『永山裕子特選12色セット』を購入してしまいました。
私が初めて購入したシュミンケはこの『永山裕子特選12色セット』なんです
以下の記事で特選12色セットの色見本と実際に使用してみた感想を詳しくご紹介しています。
永山裕子先生の厳選6色セットについてはのちほど詳しくご紹介します。
シュミンケホラダム全140色のカラーチャート
こちらが全140色(実質139色)のカラーチャートになります。
画像をタップすると拡大できます
ドットカードを利用して色見本を作りましたが、どの色も絵の具がサッと水に溶けてくれるのでしっかりと濃く色を取ることができ、グラデーションもしやすかったです。
シュミンケホラダムのドットカードの定価は3,850円です。それ以上の価格で販売されている場合は怪しい業者の場合があるので必ず価格と販売店を確認してからご購入ください。
グラニュレーションカラーまとめ
ドットカードには一部の絵の具に『G』と言うマークがついていますが、これはグラニュレーションカラーだよと言う印です。
グラニュレーションカラーは全部で22色あります。
グラニュレーションカラーは顔料の粒子が大きかったり、凝集しやすくて大きな粒々感を感じる絵具のことを指します。
数量限定のグラニュレーションカラー
2020年にシュミンケホラダムから数量限定でグラニュレーションに特化したセットも発売されています。
シュミンケホラダムの三原色
せっかくドットカードを購入したのでシュミンケの三原色で12色相環を作ってみました。
当たり前ですが、全然濁らないし発色が鮮やかでクリアですごく綺麗です。
シュミンケホラダムの三原色
- 【224】カドミウムイエローライト
- 【352】マゼンタ
- 【479】ヘリオセルリアン
ドットカードの色見本&おすすめの色3選
こちらはドットカードに直接色を塗り広げた色見本です。
1つ注意点がありまして、使用したドットカードの絵の具が夏場に一部溶けてはがれてしまいました。ドットカードからはがれたところがボロボロになってしまい少し汚い所がありますがご了承ください。
ドットカードの絵の具が溶けてしまった時の体験談は以下の記事でしております。
それではおすすめの色を3つご紹介します
トランスペアレントオレンジ
とってもジューシーでみずみずしいオレンジ色!
旧名はトランスルーセントオレンジです。2017年頃に現在のトランスペアレントオレンジに改名されました。
水にじゅわ~と広がっていく感じが本当にジューシーで美味しそうな色をしています。
スカーレットレッド
もうこの色なしでは生きていけないほど大好きなレッド!
とにかく上品でとっても美しいです!
この色でりんごを描くのが好きで、イラストではレッドと言えばこちらを必ず使用してしまうほど愛用しています。
デルフトブルー
過去に何度も言っていますが、世界で1番好きな色は何色ですかと訊かれたら『シュミンケのデルフトブルーです!』と即答しちゃうほど大好きな色です。
深みがあって神秘的で、あらゆる表現に使用しています。
使い勝手が良いので本当におすすめ!
上記3色はシュミンケデビューにおすすめのお色なので是非試してみてください♪
永山裕子特選12色セットに入っている色は全部神色
上記でおすすめした3色はすべてこちらの永山裕子特選12色セットに入っています。
とどのつまり、永山裕子特選12色セットに入っている色は全部神色ということです\(^o^)/
この他にも『コバルトターコイズ』『ヘリオターコイズ』『インディアンレッド』『ブリリアントブルーバイオレット』『シルバー』もすごくすごく大好きで良く愛用しています。
常に私のメインパレットに入っている色たちで、とっても素敵な色なので本当におすすめです。
永山裕子厳選6色セットの色見本
特選12色セットは高くて中々買えないよ~って方におすすめなのがこちらの『永山裕子厳選6色セット』です。
こちらの6色も本当に素敵な色!とっても可愛いです!
永山裕子先生がプロデュースしたラグーンブルーと言う新色も入っています。
ラグーンブルーの色見本
そして永山裕子先生がプロデュースした『ラグーンブルー』の色見本がこちら!
ラグーンブルーは永山裕子先生の故郷である福島の五色湖をイメージして作られた色とのことで、本当に美しくて幻想的なお色をしています。
静物画、風景画はもちろん、イラストとも相性が良いのでおすすめです。
永山裕子先生の詳細はこちら
- 【HP】https://www.nagayamay.com
- 【Twitter】@yuko_nagayama
- 【著書】技法書、作品集一覧へ
シュミンケホラダム透明水彩絵具でおすすめのセット
シュミンケホラダムと言えばやっぱりメタルケースに入ったハーフパンセットが人気です。
私も元々はハーフパンタイプを購入しようと思っていましたが、何度も何度も自問自答して最終的に選んだのはメタルケースに入ったチューブタイプの12色セットでした。
セットに入っている色はハーフパンタイプと同じなので、どんな色が入っているのか気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。
エントリーモデルのアカデミーもおすすめ
最高級顔料を使用したシュミンケ「ホラダム」に次ぐクオリティとして開発された水彩絵具が「アカデミー」です。
こちらは単品での販売はされてないみたいです。
12色セットで約5,000円~6,000円ほどなのでホラダムと比べるとかなりお安いです。
まずはこちらのセットで一気に色味をそろえて、単品でホラダムシリーズを少しずつ集めていくのも良さそうです^^
シュミンケ関連記事まとめ
最後に、私がこれまでに公開してきたシュミンケホラダム関連の記事をまとめておきます。
シュミンケホラダムは発色が本当に上品で美しいのでめちゃくちゃおすすめです!
心がうきうきしてしまう透明水彩絵具です!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。