人生ではじめてコミティアに一般参加してきました。
いや、同人即売会自体がはじめてでした。
参加する前は『ルールとかあるのかな?』『周りに迷惑かけてしまわないかな?』『どうやって購入すればいいんだろう…』とすごく不安だったんです。
と言うのも、私はかなり人見知りが激しいので、作家さんに直接お会いしお会計のやり取りがスムーズに行えるか不安でもの凄く緊張していました。
その一方で、憧れの作家さんに直接お会いできることが楽しみでもありました。
わたしと同じように、はじめて同人即売会に参加することに不安を抱いている方もいると思うので、コミティアに初参加してみてどんな感じだったのかレポートします。
大好きな作家さんにスケブもしていただけたので、そのお話も少ししたいと思います。
コミティア126 東京ビッグサイトで開催
開催日:2018年11月25日(日)11:00~16:00
場所:有明・東京ビッグサイト東4・5・6・ホール
とても天気がよくて気持ちの良い朝です!

けど駅周辺まで来るとほとんどの方が東京ビッグサイト方面へ向かわれていたので、その後について行くかたちで目的地に無事到着しました。
東京ビッグサイトの中に入り、開催場所の東4・5・6・ホールへと向かいます。

けど写真を見ていただけるとわかるとおり、みなさんコミティアに向かわれる方々が大半なので、この人波に続いて行くと開催されているホールへと辿り着くことができます。
また途中途中でコミティア関係者さんが大きな声で案内されているので迷うことなくたどり着くことができました。
参加に必要なティアズマガジンについて

カタログは販売書店や通販で購入できる他、当日会場でも購入できます。
わたしが会場に到着した時刻は午前11時30分くらいだったのですが、カタログ販売所は特に混んでいる様子もなくスムーズにお会計ができているように見えました。
因みに当日会場にてティアズマガジンが売り切れた場合、入場フリーとなり、カタログが無くても入場ができるようになります。
コミティア一般参加のルールやマナーなどはこちらの【コミティア一般参加に必要なティアズマガジンを購入!これで初参加でも迷わない】で解説しています。
カタログは見える位置に
コミティア初参加だったので驚いたのですが、カタログは一人一人順番に係員さんに見せるのではなく、ただ見えるように手に持っていれば入場できるというシステムでした。
わたしの周りには何十人もの人たちがスタスタと会場ホールへと向かっているのですが、カタログを手に持っていれば、一度も足を止められることなく会場へ入れました。
てっきり荷物チェックとかあると思っていましたが、そういうことも無かったです。
※今回は荷物チェックはありませんでしたが、次回以降はあるかもしれません。
担当の係員さんがしっかり一人一人カタログを手に持ってるのか目視でチェックしているので、見やすい位置に持っておくと親切かと思います。
入場したらカタログはもう閉まってOKです。
ホール内は混雑してなかった

よくテレビのニュース番組で夏コミや冬コミの様子が取り上げられていますが、見る限りすごく混んでいて身動きするのも大変な印象だったんです。
しかしいざホール内に入ってみると、人はたくさんいるものの混雑はしてませんでした。
このくらいの活気と混み具合がちょうどいい。
楽しめる混み具合です。
イベントって人が少なすぎてもさみしいし、かと言って混みすぎると楽しめない。
けれど今回のコミティアは本当にちょうどいい人の多さでとてもとても充実した1日がおくれました!
人気サークルさんはやっぱり並ぶ
そうは言っても、やはり人気のサークルさんは長蛇の列ができます。
けど結構スムーズにやり取りされる為、5分~8分程度並んだかな?
一番多く並んでいるサークルさんで20名ほどいて、2列になって対応している所もありました。
わたしは午前11時45分くらいに1番お目当てのサークルさんにたどり着いたのですが、狙っていたグッズが完売してしまって購入できませんでした(涙)
ちなみに購入したかったのが、森倉円先生のこちらのクリスマスなタペストリー。

記念に現物をカメラに収めました。
午後を過ぎると大分落ち着いてきてさらにゆっくりとサークル巡りできますよ。
サークルさんとのやり取り
1番緊張したサークルさんとのやり取りも至って普通にできました。
直接触っていいのかわからなかったので、私は指を差して『これとこれください』や、『触ってもいいですか?』と一言声をかけてから自分で本やポストカードなどを手に取り作家さんへ手渡しました。
サークルさんが小銭に困らないようになるべくお釣が出ないように心がけました。
一般参加者さんの中には『がんばってください!』『いつも見てます!』て声をかけられている方もいて、作家さんご本人もすごく嬉しそうでした。
わたしは人見知りが激しいので応援の言葉を送ることはできませんでしたが、好きな作家さんと売買のやり取りしている時は何だか夢心地と言いますか、不思議な感じでした。
また友好的な作家さんは、来てくれた一般参加者さんひとりひとりにしっかりと自ら話しかけていました。
わたしの様に内気な性格な方にとって、好きな作家さんご本人から話しかけられるのはとても嬉しいし、もっともっと好きになってしまいます。
中には愛想の悪い作家さんもいらっしゃいましたが、これぞ同人即売会って感じがしました。
わたしが内向的であるように、作家さんにも内気な方や人見知りな方もいるので愛そうがあまりよくなくても逆に人間味を感じられて親近感湧きます。
中身を確認する時は作家さんに一言声をかけよう
お目当てのサークルさんを一通り見た後、時間があったので他のサークルさんを見て回りました。
そこで初めて知ったサークルさんや、前々から気になっていたサークルさんがいたことに気が付けたり楽しかったです。
まさに一期一会ですね。
作家さん自ら『良かったら中を見てみてください』と本を見せてくれる方もいますし、こちらから『本の中を見てもいいですか?』と訊ねると快く笑顔で快諾してくださいました。
気に入った本はその場で購入し、思っていたのと違ったら『ありがとうございました』と言って返しました。
返しても全然嫌な顔されませんし、逆に『ありがとうございます!』とお礼を言われたり、名刺や無配を頂いたり和気あいあいとした感じで楽しかったです。
大好きな作家さんにスケブをお願いできた
今回1番うれしかったことは、大大大好きな作家さんにスケブをお願いできたことです!
すごい人気の作家さんで、pixivでも何度もランキング1位を獲得されている本当に神の様なお方なのですが、その神絵師さまにスケブして頂くことができてすごく幸せでした。
コミティア前日に、その絵師様が当日3~4人限定でスケブを受け付けるとTwitterで呟いているのを知りました。
開場から2時間くらいは忙しいのでスケブの受付はしていませんでしたが、午後になって落ち着くと『スケブを受け付けします』とTwitterに呟かれ、あれよあれよとスケッチブックを持った一般参加者さんが集まり始めました。
わたしはお行儀よく自分の番が来るのを待っていたのですが、横から『スケブお願いします』と言ってくる方に先を越されて焦りました。
また更に横にいた方もスケブをお願いしますとおっしゃりはじめたので涙が出そうになりました。
お行儀よく並んでいた私ですが、自分の番になるとすぐに『先ほど購入したのですが、スケブお願いできますか?』と訊ねると、もう定員オーバーだったにもかかわらず『大丈夫ですよ』と笑顔で対応してくださいました。
絵も素敵ですが、人柄も素敵です!
因みにわたしは5番目に対応して頂けました。
スケブ受付3~4名だったはずなのに、本当に本当にありがとうございますとお伝えしたい!
因みにわたしは【マルマンのスケッチブック】を用意して、最後のページに自分だとわかるように名前を書いておきました。
スケブ待っている間にレストランで昼食タイム

初めて東京ビッグサイトに来たので知らなかったのですが、東京ビッグサイトの2階にはたくさんのレストランや軽食屋さんがあるんですね。
あとコンビニもあったので、応援している作家さんにコンビニで買ったお菓子などを差し入れすることもできます。
レストランで1時間くらいのんびり休憩しました。
戦利品の整理をしたり、カタログを開いて気になる作家さんをもう一度チェックしたり。
まったりのんびりしました。
東京ビッグサイトのトイレはキレイ
気になるトイレ情報ですが、数も豊富でとってもキレイで快適でした。
ただタイミングが悪いと混みます。
いくつもの場所にトイレがあるので空いているトイレや常に混んでいるトイレもあると思いますが、基本は混んでいてもそこまで長く並びませんでした。
ロッカーも豊富

わたしの場合、会場入りする前にコートや手荷物を入れて、必要最低限の荷物だけ持ってコミティアに参加しました。
ロッカーがたくさんありすぎて、どこに入れたか忘れないように、メモを取ったり、スマホなどで写真を撮っておくと安心です。
スケブを受け取りに
1時間ほどして作家さんの様子をこっそり見に行くと、まだ描かれているようだったので会場内を散策することにしました。
午後になると会場の中央に参加サークルさんの見本誌コーナーが設置され、全部無料で本を見ることができます。
そこで気になっていたサークルさんの本を見て、購入しようかどうかなど検討ができます。
30分くらい時間を潰した後、スケブを受け取りに作家さんの元へ伺いました。
『先ほどスケブお願いした者ですが』と声をかけると『これでいいですか?』とイラストを見せてくださいました。
もうそのイラストが本当に可愛くて『可愛いです!ありがとうございます!一生大切にします!』と大きな声で叫んでしまいました。
作家さんもわたしの反応に安心したのか、笑顔で喜んでくださいました。
やはりスケブをお願いしたら、御礼はもちろんですが、その場でイラストの感想をお伝えした方が作家さんも喜んでくれると思います。
コミティアまた参加したいです

初めてのコミティアであり、初めての同人即売会で最初は不安でいっぱいでしたが、終わってみたらすごく楽しかったです。
好きな作家さんにお会いでき、少しですが会話もできて幸せな1日になりました。
最初は20代の若い方が中心のイベントなのかな?と思っていたのですが、30代、40代、50代の参加者さんも多く見受けられました。
なので、もう若くないし…参加するのは気が引けると思っている方も年齢など気にせずに是非参加してみてください。
作家さんは20代、30代の方が多い感じですが、40代以上の方もいらっしゃいますし、外人さんもチラホラいてグローバルな印象です。
夏コミや冬コミは混雑がすごすぎて参加する勇気はわたしにはありませんが、コミティアは本当に楽しむのにちょうどいい混み具合なのでおすすめです。
初参加だど不安もいっぱいだと思いますが、一度参加してしまえばもう大丈夫!
楽しかった!また参加したい!という気持ちになるので、ぜひコミティアに参加してみてください。