こんにちは、くうこです
最近オイルパステルに興味津々なのですが、ネットで調べてみるとサクラクレパスがオイルパステルだと知りさっそく24色セットを買ってみました。
クレパスってクレヨンじゃなくてオイルパステルだったんですね!
ずっと子ども向けの商品だと思っていましたが、実際に使ってみると大人も楽しめる画材だったので、さっそくクレパス24色セットをレビューしていきます\(^o^)/
サクラクレパスのクレパス太巻き24色セット
学童用でよく見かけるこちらのサクラクレパス。
私が子どもの頃に使っていたのは普通の『クレヨン』だったので、今回初めてクレパスを使用します。
クレパスのことをずっと子ども向けのクレヨンだと勝手に思い込んでいたので、オイルパステルだと知った時はすごくビックリしました!
クレヨンとの違い
クレヨンはクレパスよりもやや硬めです。
ゆえに線を描くことに優れてはいますが、面を塗ることにはやや劣ります。
一方のクレパスはクレヨンよりも柔らかく伸びが良いので混色、グラデーション、重色が綺麗にでき、面を塗るのが得意な画材です。
クレパスはクレヨンよりも表現の幅が広いんです
詳しくはサクラクレパス公式さんのコラムを読んでみてください。
サクラクレパス公式サイト
クレパスの特徴
クレパスの一般名称は「オイルパステル」です
クレパスは1925年(大正14)に世界初の描画材料としてサクラクレパスが開発したオリジナル商品なんです。
クレパスはクレヨンの定着性の良さとパステルの混色のしやすさを兼ね備えていることから、「クレヨン」の「クレ」、「パステル」の「パス」をとって「クレパス」と命名されました。
発色が良い
とにかく発色が良いです!
とっても濃厚に発色してくれます!
硬いクレヨンと違ってクレパスはやわらかいのでしっかりと厚く紙の上にのってくれます。
なめらかで伸びが良い
やわらかくて伸びが良いので混色やグラデーションも簡単にできます。
紙の上で違う色を2色混ぜても濁りにくくて本当に綺麗です。
厚く塗れる
やわらかいので何層にも厚く塗り重ねることができます。
厚塗りができるので、何だか油絵具で描いたみたいな雰囲気にもなります。
これ以上厚く塗れないよって時は、一旦その部分をヘラなどで取り除くとまた再度厚く塗っていけます。
クレパスって結構修正がきく画材なんですね♪
消したり、削ったり、上から重ね塗りできたりと意外と修正がきくので初心者さんにも扱いやすいです。
スクラッチアートも楽しめる
小学生の頃、図工の授業でみんな1度はやったことがある『スクラッチ技法』はクレヨンよりもクレパスの方が得意です。
クレパスはやわらかく伸びがいいので広い面積を塗りやすく、また重ね塗りも得意なのでスクラッチアートを楽しみたい方はクレパスがおすすめです。
クレパス24色セットの外観と中身
今回はクレパス太巻き24色セットを購入しました。
16色セットと悩みましたが、24色セットを購入して正解でした!
24色セットには淡い色も入っているので、濃い色を淡い色で伸ばすことができて楽しくお絵かきできました。
何気にこのゴムも優秀でした。
最初は『このゴムがない方が可愛いのにな』なんて思っていましたが、いざ使ってみるとこのゴムのありがたみがすごく分かります。
ひっくり返しても、雑に扱っても絶対にフタが開かない圧倒的安心感!
24色セットは色相が一通り入っている他、淡い色、中間色、濃い色と均等に色が入っています。
もしオイルパステルデビュー用に選ぶとするならば、やっぱり24色セットの方が色幅が広くて塗りやすいのでおすすめです。
値段も748円とお買い得です
クレパス24色セットの色見本
24色セットの色見本です
この発色の良さ、伸びの良さ、美しさで24色セットがたったの748円とは驚きです。
しかも100均で好きな色を2本110円で購入できるのも嬉しい!!
よく使う『しろ』や『うすだいだい』を定期的に100均で気軽に買い足せるのは助かります。
試し描きしてみた
初めてクレパスで描いたので大目に見てください^^
鮮やかな色が豊富なので淡く塗るのが結構大変でした
濃い色を『しろ』や『うすだいだい色』で淡く伸ばして立体感を演出してみました。
影は混色して濁らせて塗ってみました。
初めてのオイルパステルだったので、とにかく自己流でどんどん塗り重ねていきましたが、なめらかに塗れて楽しかったです!
クレパスでみかんも描いてみました。
まだまだ陰影が苦手ですが、けっこうフレッシュに描けて満足しています^^
こちらはキウイフルーツです。
基本は濃い色を淡い色で薄く伸ばして塗る感じです。
それがすごく楽しいです!!
ほんとのクレパスもおすすめ
前回こちらの『ほんとのクレパス16色復刻版が可愛かったので買ってみたら発色がすごかった』で紹介したサクラクレパスの復刻版『ほんとのクレパス』もすごくおすすめです。
復刻版なので現代版のクレパスよりも硬めなのかな?と思いきや、現代版と変わらないやわらかさとなめらかさで驚きました!
この瑠璃色のような鮮やかな青さは現代版の『あお』よりも美しいので本当におすすめです。
詳しくはこちらをチェック
トレーシングペーパーは必需品
オイルパステルは結構汚れやすいので、作品を守るためにトレーシングペーパーも一緒に購入することをおすすめします。
簡単に色がよれたり、混ざったり、ホコリがついたりします
サクラクレパスから『クレパスワニスフィニッシュコート』と言う保護用のワニスも出ています。
私はホルベインの『クレヨンコート』を購入しました。
まだ使ってないのでどんな感じなのかお伝えはできないのですが、いつかクレヨンコートの使用感もブログでレビューしたいです。
お道具箱に入れると可愛い
今回クレパスをAmazonで購入したのですが、よいこのおどうぐばこもセットで注文しました。
水彩用の収納ボックスがもういっぱいで入らないので、パステル用品専用の収納ボックスとしてお道具箱を購入してみました。
たくさん収納できるのはもちろん、A4サイズのクリアファイルがすっぽり入るところがお気に入りです。
オイルパステル画で必要なスケッチブックやトレーシングペーパー、ペインティングナイフなども一緒に収納できて便利。買って良かったです♪
ムンギョのソフトオイルパステル72色セットを購入
クレパスが気に入ってしまって、もっと本格的なオイルパステルがほしくなり、ムンギョのソフトオイルパステルも購入しちゃいました。
とっても可愛くてお気に入りです!
プロ向けなだけあり、クレパスと全然なめらかさ、やわらかさ、色のバリエーションが違います!
すごくすごく素敵な画材です!
まだまだ先になってしまいますが、2、3か月後くらいにブログで詳しくレビューしようと思っています^^
まとめ
クレパスは安くて品質も良いので、オイルパステルデビューにもおすすめです。
もちろんプロ向けのオイルパステルと比べてしまうとそこまで厚く塗り重ねることはできませんが、ちょっとどんなものか試してみたい方にはちょうどいい品質とお値段だと思います。
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それではまた次回\(^o^)/