
イラスト上達に本当に役に立った本を10冊厳選しました!
と言うのも、
以前紹介したこちらの【イラスト初心者が1年間でここまで上達した理由と練習方法】と言う記事が本当に大好評で、そちらの記事を補足する感じでこの記事を書きました。
上記リンク先の記事では1年で上達するのに役に立った本を数冊紹介していますが、今回はイラスト歴1日~3年の間に購入して、本当に参考になった本を厳選してご紹介します。

イラスト初心者さんにおすすめのポーズ集&技法書10選
YouTubeでも結構反響を頂けた【イラスト上達過程の動画】ですが、たった1年でここまで上達するのに役に立った本が数冊あります。
私が実際に購入して良かった本をすべて紹介してしまうと、これから絵の練習をはじめようと思っている方が『どれから買えばいいのか分からない』と迷ってしまうと思うので、今回は、
イラスト初心者さんに全力でおすすめしたい、使えるポーズ集と技法書を10冊厳選して紹介します!
それではさっそくご紹介します\(^o^)/
デッサン、人体の練習に役に立った本
まずは人体の構造を理解するために購入し、本当に役に立ったポーズ集や技法書をご紹介します。

もしアニメの模写で上達に限界を感じたら、人物のポーズ集を見ながら実写の線画化にトライしてみてください。
人物の骨格、筋肉などの構造も理解し始めると、描けなかった部分が少しずつ描けるようになってきます。
ルーミスのやさしい人物画は必須

もちろん無くても上達する方もいますが、絵の才能がない私が短期間で上達するには必要不可欠な技法書でした。
複雑で描くのが難しい人物画ですが、多少個人差はあるものの、人体の基本的な構造や比率は同じです。
この本では人体の比率や骨の構造、筋肉の構造などをわかりやすく解説してくれています。
さらに、複雑な人物画でも、まず『単純化』させることで上手に描けるようになることを教えてくれています。
補足&ワンポイントアドバイス
なぜか最初の方にパースの章がでてきますが、初心者さんにはちょっと難しいので理解ができなくて当然です。気にせず次のページへ進んじゃってください。
今は理解ができなくても、その内ルーミスの言っている意味が分かってきます。理解ができなくてそこで挫折するくらいなら、やりたくないページはどんどん飛ばしちゃってOKです。
そのことについて詳しく知りたくなった時、必要に感じた時に改めてその章に挑戦してみてください。
新ポーズカタログ1女性の基本ポーズ編
同じポーズでカラーバージョンと白黒バージョンがそれぞれ掲載されています。
カラーは塗りの時に肌の質感やハイライトの位置を確認できて便利です。
白黒ではデッサンする時にすごく便利です。
新ポーズカタログ2男性の基本ポーズ編
少女漫画に登場するモデル風の男性ではなく、少年漫画に出てくるような程よい筋肉質のモデルさんなので、しっかりと筋肉の位置を確認しながらデッサンできます。
こちらもカラーと白黒の両方が掲載されています。
上記3冊でデッサンと人体の構造を学んだ

人物のデッサン(実写の線画化)も1000体以上は描いています。それでもまだまだ完璧にバランスの取れた人物は描けませんが、少しずつ上達はしています。
大変ですが、まずは1000体を目安にデッサンやクロッキーをしてみてください。
素体の練習、描き方、捉え方がよくわかる本
まずは1000体描こうと言ってもデッサンの仕方、正しい模写の仕方がわからないと言う方もいると思います。
実は私もその一人でした。
正しいデッサン方法、正しい模写の方法を知ることでより効率よく上達します。
デッサンの方法や模写の方法、アニメ風な人物の描き方を紹介している指南書を2冊ご紹介します。
アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術
私が1年でかなりイラストが上達したのは『アニメ私塾』さんのおかげです。アニメ私塾さんが『正しいデッサン方法』『正しい模写の方法』を丁寧に紹介してくださっているので、私は独学でもここまで上達できました。
この本だけだと理解しにくい所もあるので、【アニメ私塾さんのYouTubeチャンネル】もチェックしてみてください。
『動画+この技法書』でより理解が深まります。
- 【YouTube】アニメ私塾の動画一覧
- 【Twitter】@animesijyuku
ゼロから学ぶプロの技 神技作画
たくさんイラストが登場するので、私はとにかく最初~最後まですべてのイラストを模写しました。
この本に掲載されているイラストのほとんどが著者であるtoshiさんの『pixiv』に投稿された作品です。
なのでもし本書を買う余裕がない方は、まずtoshiさんのpixivの講座イラストを模写することから始めてみることをおすすめします。
そして気に入ったら本書を購入し、改めて練習してみてください。
手足の描き方&ポーズ集

私がある程度、手と足が描けるようになってきたのは絵の練習をはじめて2年目以降でした。
手の練習に苦手意識があった私ですが、今は逆に手を描くのが楽しいです!
ここで紹介する2冊は、手の描き方に本当に役に立つのでおすすめです。
手足の描き方 マスターガイド
この本はただのポーズ集ではありません。
複雑な手をいかにバランスよく描くか、形の捉え方、描き方も丁寧に解説されています。
まずは手の形を単純化させ、その後細部を描き込んでいくスタイルは、アニメ私塾さんと同じ考え方なのですごく分かりやすかったです。
萌えふたりの描き方 おんなの子編
手にも表情があって、手ひとつでそのキャラクターの心情を表現できることを知り、手の大切さに気が付かされました。
この本をキッカケに、もっと手を上手に描きたい、指先まで美しく表現したいと強く思うようになりました。

その他にも腕を組んだり繋いだりなど、独学で練習しているイラスト初心者の私には凄く参考になりました。
制服、衣服のシワと描き方
最後に、制服や洋服のシワ、構造が学べるポーズ集と参考書を3つ紹介します。
洋服のシワって本当に難しい!
シワにも一定の法則があるので、そういう所も少しずつ覚えていくと次第に上達していきます。
キャラポーズ資料集 女のコの制服編
やっぱり制服を着た可愛い女の子が描きたくなりますよね^^
こちらのポーズ集はセーラー服編とブレザー編と別れており、それぞれの制服の構造、シワの構造が分かりやすく紹介されています。

モデルさんがすごく萌えイラストにピッタリな良い体形をしているので、デッサンしていて楽しいです!
写真と図解でわかる 衣服のシワ上達ガイド
シワの入り方、形の捉え方なども丁寧に解説されていて助かります。
男性はブレザーと学ラン、私服姿。
女性はセーラー服、ブレザー、カーディガンスタイル、私服姿など夏服と冬服の両方が載っています。
先ほど紹介した『キャラポーズ資料集 女のコの制服編』のモデルさんは、萌えキャラ系の体系でしたが、こちらの女性モデルさんは少女漫画と相性のいい体系をしています。
ファッションデザイン画―ビギナーズ超速マスター
まずモデル風の人体の描き方が大変丁寧に紹介されているのですが、素体が上手く描けない私にはすごく参考になりました。

ファッション系のオシャレなイラストを描きたい方におすすめです。
しっかりと考えながら模写とデッサンするのが上達のコツ!


注意点としてはただ模写するだけだとあまり効果がありません。
しっかりと頭を使って、考えながら模写やデッサンをすることが大切です。
私の経験上、集中力がなくなり模写するのがただの作業になってしまった時、ほとんど効果がありませんでした。
なのでしっかりと考えながら模写をすること。そして集中力が途切れたら休憩をとって、頭の中をいったんリセットすることが大切です。

結構頭を使うと疲れますが、確実に効果はあるので諦めずに頑張ってみてください。私も頑張ります!
おすすめの本まとめ
以上が私が実際に購入して参考になったポーズ集と技法書でしたが、どれか1つでも気になったものはありましたでしょうか?
本との相性もあるので、もし時間があれば実際に本屋さんに出向いて、内容を確かめてから購入することをおすすめします。
私が今回紹介した本でどのような練習をしてきたのか、そしてどんな感じに上達していったかは以下の記事で紹介しています。
デッサンやクロッキーは本当に効果があるのかは、以下の記事で紹介しています。