低価格でGペン、丸ペン、サジペンが試せるつけペンセットが便利!

Gペン、丸ペン、サジペンの3種類のペン先とペン軸が1本ついて値段がたったの568円という安さ!
しかもはがきサイズの原稿用紙が3枚入っているので、直ぐに本格的なマンガのタッチを試し書きできます。
実際に購入したのでレビューしていきます。

デリーター お試しペンセット
こちらのお試しペンセットは、デリーターペン軸と丸ペン・Gペン・サジペンをセットにしたペンの入門キットになります。
- つけペンをはじめてみたい方
- Gペン、丸ペン、サジペンの使い心地をそれぞれ試してみたい方
- 低資金で本格的なペンセットを入手したい方
低価格でつけペンにチャレンジしたい方向け

ペン先は種類により描き味や特性がだいぶ違います。
顔の輪郭にはGペン、髪の毛など細部には丸ペンなど、部分的にペン先を変えて描く方もいれば、全部Gペンで描く方、または全部丸ペンで描く方など人それぞれです。
自分に合うペン先や、自分の作風に合うペン先を見つけることも大切。
このお試しセットなら3種類のペン先の書き味をそれぞれ試すことができるので、どのペンが自分と相性が良いのかを知ることもできます。
3種類のペン先をそれぞれ買うとお金がかかる
この商品が素晴らしい点は、まだつけペンを試したことがない方が、定番の3種類のペン先の特性、書き味、使い方などを低価格で気軽に試せるところだと思います。
お近くの画材屋さんや文房具店に単品でペン先が売られているのなら良いのですが、最近ではこの様にセット売りされていることが多いです。
これらをそれぞれ購入するとだいたい合計で1,200円ほどのお金がかかってしまいます。
どのつけペンが自分に向いているのか分からない段階で、1,200円も出すのは少し抵抗がありますよね。
【デリーター お試しペンセット】は約600円ほどで3種類のペン先を試せるので、学生さんはもちろん、とにかく低資金でつけペンを試したい初心者さんにおすすめです。
私は約600円ほどで購入しましたが、現在は800円前後と価格が上がっています。
Gペンは慣れるまでが大変

まずはこの初心者セットで、それぞれのペンの特性を知り、ある程度描きなれた頃に、立川や日光などのペン先を購入してみるのが良いと思います。
とにかく、初心者さんはまずGペンになれることが大切です
Gペンは慣れるまでが本当に大変で、うまく描けずに挫折してしまう方もいます。

だからこそ言えるのが、初心者さんはどこのメーカー云々よりも、どこのメーカーでもいいのでとにかくある程度描き慣れることが大切だという事。
今回紹介する【DELETER(デリーター)お試しペンセット】は個人的にとても描きやすかったので、初心者さんに是非試してほしい商品です。
私はこちらの商品をAmazonで購入したのですが、先日アニメイトに行ったところ、こちらのつけペンセットが売られていたので結構人気の商品なのかなと思いました。
コピックや漫画用品も取り扱っているアニメイトならお試しペンセットが売られている可能性があります。実物を見てから購入を検討してみるのもおすすめです。
DELETERお試しペンセットの詳細

- デリーターフリーペン軸
- 丸ペン×1本
- Gペン×1本
- サジペン×1本
- 原稿用紙ハガキサイズ×3枚
※インクは別売りです
3種類のつけペンの使い方と違いを比較

ペン先はペン軸の溝に差し込むだけで、簡単に取り付けることができます。
インクは万年筆用の物を使用

故に漫画用の黒いインクは持っておらず、普段イラストの線画に愛用している、万年筆用のエルバン【アンカーブラウン】と言うインクを使用しました。
参考になるかわかりませんが、今回は万年筆用のインクを使用してペン先の比較してみます。
Gペン

迫力のある効果線には必須。

Gペンに対しものすごく苦手意識があったのですが、こちらのGペンはとてもなめらかで描きやすかったです!
昔使っていたGペンと書き心地が全然違うので、メーカーによっても結構差があるのかなと思いました。
今回3種類のペン先を使用してみて、こちらのGペンが1番自分好みの線が引けて大満足しています。
丸ペン

紙にもひっかかりがなく、これで主線を引く人もいます。

しかし、丸ペンは紙にひっかかりが無いと取扱説明書に書いてあったのですが、実際は結構紙にひっかかり描きにくかったです。
ペン先が硬い印象なので、もう少し使えば柔らかくなり、なめらかに描けるかもしれません。
サジペン

硬質なので均一で滑らかな線が引けます。初心者向き。

Gペンほど強弱はつけられませんが、なめらかな描き心地なので初心者向けだなと思いました。
サジペンのサの文字が太く滲んでるのは、余分なインクを払わずに書いたが故の事故です。気を付けましょう。
お試しペンセットで実際にイラスト描いてみた

マルマンのスケッチブックに、エルバンの万年筆用のインクでペン入れをしました。
Gペンでペン入れしてみた

目の大きさが左右で違うのはさておき、
初心者にしては結構綺麗に線が引けました!
何度も言いますが、私は過去に1度Gペンに挫折していますが、デリーターのGペンは本当になめらかに描けるので凄く使いやすかったです!
Gペンを使ってみた感想
私は初心者なのでGペンの良さを活かした線をうまく引くことができませんでしたが、Gペンに苦手意識がある私でもここまで描けたのは驚きです。
描きなれていないので下描きからずれている線もあります。
ただ、ペン入れは下描きをなぞるのではなく、新しく線を引き直す気持ちで描くと良いと聞いたことがあります。
下描きが上手に描けたのに、ペン入れをしたら残念な絵になった……なんてことはありませんか?
わたしはイラストを描き始めた当初、その症状にすごく悩んでいたのですが、下描きをなぞるのではなく新しく線を引き直すようにしたら、その症状が出なくなりました。
今回はちょっとペン入れに失敗してしまいましたが、とても楽しくイラストを描くことができて大満足しています。
自分に合うペン先に出会えた
デリーターのGペンで試し書きした時の動画。
Gペンに苦手意識があったけど、デリーターのGペンは適度に柔らかくてとても書きやすかった\(^o^)/
自分と相性のいいペン先に出会えてすごく嬉しい。余談ですが、呉竹・金色顔彩のレビュー動画はYouTubeにアップしてます。
⇒https://t.co/17MqXBtzhr pic.twitter.com/x5fFjZcWfq— くうこ@画材大好き (@kuko_6) 2019年5月13日
このセットを購入する前は、Gペン、丸ペン、サジペンの中で1番描きやすいのは丸ペンだろうなぁと思い込んでいました。
しかし、実際に試してみたら1番苦手意識のあったGペンがとても描きやすく自分に合っていたことに驚きました。
やはりペン先を描き比べるという作業は大切だと思います。
このペンセットのおかげで私は主線をGペンで、服の細かいシワやレースの模様などは丸ペン、もしくはサジペンを使用すると上手く線が引けるという事を実感しました。
ペン先の好みは人それぞれなので、まず初心者さんはこの様な複数のペン先がセットになったお試し用がおすすめです。
初めてマンガを描く方には漫画家セットがおすすめ
初めてマンガを描く人方、練習したい方におすすめ。
マンガ原稿の仕組みを学びながらトーンを貼る練習ができる練習用線画と見本、それを使ってコピー本の作り方を学べる小冊子がついています。
マンガを完成させるまでに必要なアイテムが一通りそろった価格的にもかなりお得なセットです。
つけペンだけ試したい方はこちらもおすすめ
Gペンは有名メーカーのタチカワ製です。タチカワのGペンを試してみたい方におすすめ。
一通りつけペンの描き味を試したい方におすすめ。
まとめ
つけペンをひとつひとつ単品で売っているお店が近くにない場合は、通販でこういった『つけペンお試しセット』を購入するのもいいと思います。
今回私は3種類のつけペンを低価格で為せることができて大満足しました。
デリーターのつけペンセットはアニメイトでも見かけたことがあるので、ぜひ探してみてください。
以下の記事もおすすめです!
この他にもイラスト上達法やおすすめの画材をたくさん紹介しています。お時間のある時に読んでくださると嬉しいです。
前々から気になっていたつけペンセットを購入したのでご紹介します