
今回ご紹介するのは【Ohuhu スケッチブック】です。
こちら先日、サウザンドショアス様からご提供いただいたスケッチブックなのですが、実際に使ってみたところ本当に素晴らしい商品でした。
私は提供していただいた商品はどんなに素晴らしくても基本ベタ褒めしないように心がけているのですが、今回は平常心ではいられない!
これ本当に良い商品!
提供品でも本音でレビューするのが私のモットーなので、今回もしっかりとメリットとデメリットをわかりやすくご紹介していきます!
Ohuhuスケッチブックをレビュー
絵画やイラストレーション、デッサンなどにおすすめです。
こちら2冊セットですが、単品でも売られています。
動画で使用感をレビュー
Ohuhuスケッチブックにコピックでイラストを描きながら使用感をレビューしました。
少しでも参考になれば幸いです。
長方形と正方形の2種類

こう言うシンプルで丈夫なハードカバーのスケッチブックを探していたので本当に嬉しいです。
- サイズ…210mm×210mm
- 厚さ…200gsm
- 枚数…78枚
- サイズ…210mm×297mm(A4)
- 厚さ…200gsm
- 枚数…78枚
大き目サイズなので伸び伸び描ける

正方形サイズは【210mm×210mm】と紙が大きいので伸び伸び描けます。
長方形サイズは【210mm×297mm】とA4サイズのコピー用紙とほぼ同じ大きさで使いやすいです。
どちらもクロッキーやファッションスケッチ、デッサン、風景画などにちょうどいいサイズ感ですごく気に入りました!
しかも200gsmの厚口用紙な所がすごい!
コンパクトサイズのスケッチブックは持ち運びに便利ですが、自宅用なら【Ohuhu スケッチブック】の様な大きさの厚口用紙の方が伸び伸び描けておすすめです。
78枚もあるので沢山絵が描ける

78枚もあるので枚数を気にせずどんどん絵の練習ができます!
創作意欲も湧いてきます!
なんだか外国の絵本みたいに分厚くて、早くこのスケッチブックを自分の絵で埋め尽くして一つの作品集として繰り返し眺めたいです。
78枚もあるので、それはまだまだ先になりそうです^^
紙質

エンボス加工はされてなく、凹凸のないサラサラな紙質です。
一般的に画用紙と呼ばれる紙です。
200gsmの厚口用紙
このスケッチブックの良いところは、紙が200gsmと厚いところ!
厚いから透明水彩絵の具でも描かける!
個人的に、スケッチブックを選ぶ時に重要視しているのが紙の厚さです。
紙が厚いと水彩絵具で描いても紙がボコボコになりにくく、制作に没頭できるので快適にお絵かきできます。

水彩紙ではないので水を多様する塗りには向いていません。
マルマン図案スケッチブックと比較
日本で1番有名なスケッチブック【図案シリーズ】の紙の厚さは『126.5g/m2』の並口です。
図案スケッチブックは昔から大好きですが、コピックがにじみやすかったり、水をたくさん使った塗り方をすると紙がボコボコしてしまうところがちょっと難点でした。
一方Ohuhuスケッチブックは厚口でちょっとくらい水を多く使った塗り方をしても紙がヨレなくて使いやすいです。コピックもにじみにくく結構塗りやすくて気に入りました。
中性紙なので長期保存可能
Amazonの商品紹介欄を読んでみたところ、『中性紙なので酸化による紙の劣化を防ぎ、保存性に優れています。』と書かれていました。
これはすごく嬉しいです!
せっかく描いた作品が紙質が悪いせいで劣化してしまうのはやっぱり悔しいですよね。
もちろん、イラストは時を刻むごとに少しずつ発色が薄れたり、紙が黄ばんできちゃいますが、Ohuhuスケッチブックはなるべく作品を少しでも長くいい状態に保てるように中性紙を採用してくれているので安心感があります。
ありがたいです。
ミシン目加工されていて便利

一枚一枚ミシン目が入っているので簡単にキレイに手だけでカットできちゃいます!
『この絵失敗しちゃったから破って捨てたい』って時や、『このイラスト気に入ったから額縁に入れて飾りたい』って時に、カッターを使わずに手だけでキレイにまっすぐカットできます。
一枚一枚カットしても他の作品に影響が出ないのは嬉しいですよね。

ポケット付き

しかもマチ付きのポケット。
資料や付箋、メモした紙など入れることができます。
実際に絵を描いてみた

今回は、コピックと透明水彩絵具でイラストを描いてみました。
- アルコールマーカー
- 水性マーカー(ハンドレタリングなど)
- 色鉛筆
- 水彩色鉛筆
- 透明水彩絵の具
- パステル
- カラーインク
- 木炭
コピックで塗ってみた感想

手触りはサラサラしていますが、コピックマルチライナーでペン入れするとき、適度に摩擦感があり滑りにくくてとっても描きやすかったです。
またコピックのインクがしっかりと濃く紙に載ります。
そしてあまりにじまない!
インクがにじみにくいから線画からも滅多にはみ出しませんし、きれいに塗れます。
にじみにくいのに混色やグラデーションがキレイにできます。
紙が200gと厚口だったので下の紙にインクが移らないと思っていましたが、インクをたくさん重ね塗りしすぎると下の紙に移ってしまうので、着彩時は下敷きなどを敷いた方が安心です。
- インクがしっかりと濃く載る
- 発色もキレイ
- にじみにくく線画からもはみ出しにくい
- 混色がキレイ
- グラデーションもキレイにできる
- インクを沢山しみ込ませると裏移りする

水彩で塗ってみた感想

多少水が多くても紙があまりボコボコしません。水も比較的早く乾きます。
水彩紙ではないのでたくさん水を使う塗りには向いていませんが、ちょっとした水彩クロッキーや水彩イラストなどにはすごくおすすめです。
- クリアに発色する
- 多少水分を含んでも紙がボコボコしない
- 水は比較的乾きやすい
- 重ね塗りもキレイにできる
- 水を大量に使う塗りには向いていない
水彩色鉛筆でも試し塗りしてみた

色鉛筆に関してはあまり詳しくはありませんが、しっかりと濃淡をつけることができて良い感じでした。



以前こちらの【Ohuhu水彩毛筆の特徴と品質を徹底レビュー!】で描いたイラストもOhuhuスケッチブックを使用しました。
消しゴムに強い紙質
これは本当に驚きました。
何度消しゴムをかけても全然毛羽立ちませんでした。
紙質によっては消しゴムをかけると黒く汚れたり毛羽だったりしますが、Ohuhuスケッチブックは本当に丈夫な紙質なので毛羽だったりしませんでした。
何度消しても紙がダメージを受けにくいのは嬉しいポイントです。
ただし、筆圧が強いと書いた跡がクッキリ残るので、やさしく書くことをおすすめします。
メリット・デメリット
ほとんどメリットしか見当たらないのですが、良いところとあまり良くない所をまとめてみました。
- 絵具やインクの発色が鮮やか
- コピックがにじみにくくて塗りやすい
- 200gsmと厚口なので多少水分があってもヨレにくい
- 紙が丈夫
- 見た目がカッコよくて高級感もある
- ミシン目がついていて簡単に切り取れる
- サイズ感がちょうどいい
- 重たい
- 水を多用するとデコボコする

家で絵を描く分には重さは気にならないと思いますが、この重さのスケッチブックを持って外に出歩くのはちょっとキツイかもです。
なので家用ですかね。
丈夫な作りで重厚感があり、とにかく見た目がカッコ良いので個人的には大好きです!
この価格でこの品質とこの枚数。
おすすめです^^
人気のOhuhu画材との相性も抜群
Ohuhuはこのほかにも【Ohuhuアルコールマーカー】や【Ohuhu水彩毛筆48色セット
】なども人気です。
Ohuhuスケッチブックとの相性も良いのでセットで使ってみるのもおすすめです。
以下の関連記事にてアルコールマーカーや水彩毛筆のレビューもしているので、お時間があれば合わせて読んでみてください。
まとめ
今回はサウザンドショアス様からのご提供で【Ohuhu スケッチブック】をご紹介しました。
個人的には本当に大変気に入りました!
とにかく品質の良い紙が78枚もあるので、たくさんたくさん絵の練習ができそうです!
最近水彩クロッキーにはまっているので、このスケッチブックにたくさん練習して今よりももっと絵が上達できたらいいな♪
これからも絵の練習がんばります!