
こんにちは、くうこです
この度、初めてトレース台を購入しました!
そのお値段なんと1,699円!!
そこで今回は、Amazonで売られている安い薄型のLEDトレース台の実力を検証しながら、トレース台の使い方と活用法をご紹介します。
薄型トレース台の使い方と実力を検証


今回私が購入したのは『Etpark トレース台 LED A4サイズ
通常価格が当時2,480円だったのですが、たまたまセールを行っている時に購入したので、私は1,699円という安さで手に入れることができました。
安いトレース台でも水彩紙のような厚口の紙にしっかりトレースできるのか、【LEDトレース台|安くてもしっかりトレスできるか検証してみた】と言う記事で徹底的にレビューしています。


トレース台とは


トレース台は主に絵や原稿を複写(トレース)するための道具です。



ライトボックスとも言います
例えば、コピー用紙にイラストを下描きし、それをスケッチブックや水彩紙など厚口の紙に描き写したい時にトレース台を使用します。
アナログで絵を描く方にとっては、あると便利な道具なんです。
文字で伝えるには限界があるので、トレース台が一体どういった物でどうやって使うのかを動画や写真も交えて解説していきます。
トレース台の活用法&メリット
使用感や透け具合いなどを動画でもレビューしました。
それでは私が普段から愛用している、イラスト制作に便利なトレース台の活用法を2点ご紹介します。
活用例その1:イラストの歪み、バランスのチェック


イラストを描いていると、『なんか違和感を感じる』なんてことたまにありませんか?



私は毎回あります
それはイラストに歪みが生じているからなんです。
イラストを左右反転させると、その違和感、歪みに気づけます。
まったく気にしていなかったところがすごい変だったことも多々あるので、イラストは左右反転させながら描くことが大切です。
デジタルでイラストを描く場合は、画像を簡単に左右反転させることができますが、アナログだとそうはいきません。
トレース台がない時にやっていた反転方法
- 紙を太陽光や部屋の明かりに照らして裏から透かして見る
- スマホで写真を撮って、画像編集ソフトを用いて左右反転させる
私はアナログでイラストを描く時は、たいていスマホで写真を撮り、画像を反転させる方法で歪みをチェックしていました。
何度も何度も繰り返しその作業をするので、正直アナログでイラストを描くのに疲れてきました。
トレース台が左右反転に役に立つ


けれどトレース台を購入したことで、簡単に歪みをチェックすることができるようになりました。
トレース台の上にイラストを裏返しにのせ、左右反転させることで歪みやバランスを簡単に確認することができます。



変なところは裏から線を引き直し、表面にして今度は裏に引いた線をなぞればOK!
初心者さんはこの歪みに気づくことが中々できません。と言うか、プロの方でも頻繁に左右反転をしてバランスチェックをしているので、初心者さんが気づけないのは当然のこと。
トレース台でイラストを左右反転し、気づいて直すをくり返すことで、次第に左右反転させなくても歪みの無い、バランスの取れたイラストが描けるようになります。
左右反転は画力アップに繋がります!
活用例その2:下描きを清書用の紙に描きおこす



トレース台を使うことで、紙を傷めずにペン入れができます
一般的にトレース台は絵や写真を別の紙に描き写すために使用しますよね。
私の場合は下描きしたイラストを本番用の水彩紙に清書するために使用しています。
水彩紙などは何度も描いたり消したりをくり返すと紙が傷んでしまいます。
そこで、まずは適当な紙に下描きをし、そのあと本番用の水彩紙にトレース台を使って描き写すことで、水彩紙を綺麗に保ったまま彩色できるので大変重宝しています。
漫画原稿の清書にもおすすめ



プロの漫画家さんの中にはトレース台を使って漫画を描いている方もいらっしゃいます
例えば、まず適当な紙に下描きをして、そのあとトレース台を使って原稿用紙に清書していきます。
こうすることで原稿を傷めずにペン入れができ、またなめらかな線が引けて便利です。
トレース台の使い方


今回Amazonにて約1700円で購入した『Etpark トレース台 LED A4サイズ
こちらのトレース台とっても安いのに、300gの分厚い水彩紙にもしっかりとトレースできるのでおすすめです。
こちらの記事で詳しくレビュー


トレース台を使ってイラストをトレスしてみた





こちらはコピー用紙に描いたイラストです
今からこのイラストを本番用のスケッチブックにトレースしていきます。
使用したスケッチブックはマルマン図案スケッチブック並口です。


下描きしたイラストの上にスケッチブックを重ねて電源をつけます。
明かりをつけると綺麗に下のイラストが透けて見えます。



今回は一番強い光りに設定してトレスしていきます
光りが強いはずなのに、全然眩しくなくて快適に作業できます。


今回はじめてトレースと言う作業をしてみましたが、下の線をそのままなぞるの結構難しい!
ペン入れって難しいですけど、ペン入れ同様にトレースも下描きの良さを無くさないように写すのがすごく難しかったです。
これは意外と練習が必要かもしれません。


時々紙をめくって下描きの線を確かめながら作業していくと上手く描けます。
すこしアレンジを加えながらトレスしてきました。


完成しました\(^o^)/
撮影しながらだったので上手く描き写せなかったので、この後もう一度トレースし直しました。
トレースしたイラストにペン入れしてみた


トレスし直したイラストにペン入れしました!


せっかくなのでコピックで着彩してみました!
とっても楽しかったです^^
はじめてな方は安価なLEDトレース台がおすすめ


今回私はAmazonで購入した『Etpark トレース台 LED A4サイズ



水彩紙にもしっかりとトレースできるのでおすすめです
下描きをそのままトレースするのは正直難しかったのですが、繰り返し練習したら下描きの良さを活かしたまま写せるようになりました。
これからも継続してトレース台を活用していきたいです。
トレース台は一つあると本当に便利な上、Amazonだと1500円~2500円ほどで購入できるので、ぜひ試してみてください。
おすすめのトレース台はこちらで紹介しています


いま現在愛用しているトレース台はこちら


現在愛用しているのはこちら【GAOMONライトボックス-GB4】です。
B4サイズと広めで、水彩紙にもトレースできるのでおすすめです。
詳しくはこちらの記事でレビューしています。


まとめ
今回はトレース台の使い方をメインにご紹介しました。
アナログでも気軽にイラストを左右反転できるようになって嬉しいです!
1台あると本当に便利なのでおすすめです。
それではまた次回\(^o^)/