
前々から気になっていた【ホルベインブラックリセーブルSQ】をついに購入しました。
今まではホルベインの【PARA リセーブル 350R】シリーズの4号と6号を愛用していたのですが、この筆はコシがあり少々硬い印象なんです。
- もっとふんわりとした描写がしたい
- もっと広範囲を一気に塗れる筆が欲しい
そんな時、偶然出会ったのがブラックリセーブルSQでした。

- ホルベインブラックリセーブルSQの特徴
- 一般的な筆と穂先を比較
- 穂の復元性や水の含みの良さについて
- どういった方におすすめの筆なのか
ホルベインブラックリセーブルSQとは?

リス毛のようにふんわりと柔らかくソフトな描き心地。
広範囲を大胆に塗ることも可能な上に、穂先が鋭利になっているので繊細な描線を描くこともできマルチな表現が可能です。
- 良質なリス毛と特殊処理されたリセーブル毛の混合毛
- まろやかでソフトな描き心地
- 水の含みが良く広範囲ものびのび描ける
- 鋭利な穂先で細部も描ける
- 程よくコシもあるので復元性も良い

ホルベインブラックリセーブルSQの特徴

一々小さい筆に変えなくても、そのまま細かい所もついでに描くことができるので本当に便利!
あと、高級感のあるブルーの持ち手がカッコよくて好きです。
手に取ってみると意外と軽くてビックリしました。


持ちての部分が上に行くほど細くなっているのですが、ここが最高に素敵なポイント。
この細いところを持って描くと細かく描き込みすぎなくていい!プロっぽい仕上がりになってすごく良いです!

これ1本で細筆としても太筆としても使えるので本当に便利です。
奮発して買ってよかったと思えるほど満足感の高い筆でした!
ホルベイン ブラックリセーブルSQの好きなところ
1、本物のリス毛みたいに柔らかい
2、水の含みがめっちゃいい
3、ほどよくコシもあって描きやすい
4、広範囲も細部もこれ1本で描ける
5、見た目がオシャレこのふんわりとした描き心地がやみつきになる😊 pic.twitter.com/dFDo9iA7vN
— くうこ@画材大好き (@kuko_6) 2019年5月21日
Twitterに上げた動画が結構好評でたくさんの方に『いいね』と『リツイート』をしていただけて嬉しかったです。
HOLBEINパラリセーブルと比較

パラリセーブル350Rの6号と比較してみても、ブラックリセーブル1号の方が穂が太いのがわかると思います。
また穂の先が鋭利なので、W&Nの1号の穂先に負けず劣らずの細さ。
だからと言ってW&Nの1号と同じくらい繊細な描写ができるかというと、それはちょっと流石に難しいです。
それでも、このとんがった穂先のおかげである程度の細部の彩色もできるのですごく便利です。
パラリセーブル350RとW&Nのコリンスキー筆については以下の記事で詳しくレビューしています。
穂のやわらかさ、ほどよいコシの強さ


けど、リス毛と人工毛の混合毛と言うことで、もしかしたらある程度コシがあり描きやすいかもしれないと思い購入してみましたが、これが大正解でした。

本当に扱いやすい!
描きやすい!
楽しい\(^o^)/

水の含みが本当にいいからどこまでも絵の具を伸ばせるし描いていて楽しい筆です。
特にこのやわらかさが大変気に入りました。
コシが強いコリンスキー毛とはまた違う、リス毛のふんわりとソフトな描き心地にうっとりです。
広範囲と細かい描写のどちらも得意

その一方で穂が太くボリュームもあるので、のびのびと大胆に広範囲を塗る事も可能。
SQ独特の鋭利な穂先のおかげで、この筆1本で絵を完成させることも可能です。
ゆえに野外スケッチやクロッキーにも良さげ。
ブラックリセーブルSQは1本持っておくと便利だと思います。

ホルベインブラックリセーブルSQシリーズのラインナップ
作品の大きさにも変わってきますが、穂のサイズ感も丁度良く1番使い勝手がいいです。
初心者さんからプロの方まで多くの方に支持されている筆です。
大きいキャンバス向きの筆です。
まとめ
- やわらかい筆が好き
- ある程度コシがあり復元性の高いものが好み
- 動物毛のように水の含みがよい筆が好き
- 1本で広範囲と細部の両方を描ける筆がほしい
- 野外スケッチに便利な筆が欲しい

気になっている方はぜひ試してみてください。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。