
私はこれまでプラスチック製のパレットを使用してきましたが、本格的に水彩をはじめたくなり、丈夫で見た目もカッコいいアルミ製のパレットへと切り替えることにしました。
なぜプラスチック製からアルミ製へと切り替えたかと言うと、私はこの様な症状に悩んでいました。
- 仕切りが少ない
- 水を弾いてしまう
- パレットに色が沈着してしまう
- パレットが軽すぎて少し筆で触っただけでも動く
- ちょっとした衝撃で破損してしまう恐れがある


上手く混色できなかったり、筆の水分量の調節も難しかったりとかなり不便でした。
もっと快適に透明水彩を楽しみたい!
その思いから、水を弾きにくく、色移りしにくい丈夫で軽量なアルミパレットを購入しました。
なにより見た目がお洒落でカッコいいのですごく愛着が湧きます!

さっそく詳しくレビューしていきます。
Holbein 水彩アルミパレットNo.80

【品名】ホルベイン水彩パレット No.80
【材質】アルミ製焼付塗装
【サイズ】W252×D225mm
【仕切り】26個
なぜこちらを選んだのかと言うと、仕切りの数とサイズ感が1番自分に適していたからです。
- 仕切りが26個と丁度いい
- 仕切りが深く絵の具をたっぷり入れられる
- 混色スペースが広くて便利
- W252×D225mmと適度なサイズ感
- 太い筆でも絵の具を取りやすい

『水彩パレット No.80』は仕切りが26個と丁度良く、また混色スペースも広いので十分のびのびと絵を描くことができます。

アルミパレットの外観と内装

黒のメタリック感がオシャレでカッコいいです。

重量があると言ってもこちらは軽量アルミなので、鉄製と比べものにならないほど軽く、持ち運びにも大変便利です。

本当に黒くキレイに塗られているので、自分の顔がよく見えます。
鏡にもなる^^

ただ私は家でしか使わないので、正直この指を入れる穴が無い方がいいな、なんていつも思っています。
この穴が無ければその分混色できるスペースが広がりますから、穴がないバージョンのアルミパレットも発売してくれたらうれしいです。
ホルベインアルミパレットNo.80の仕切り

このくらい広いと10号以上の筆でもらくらく絵の具を取れます。
例えば、この仕切りが狭いと太い筆で絵具を取ろうとした時、隣に穂がはみ出してしまい意図せず絵の具が混ざってしまうこともあるんです。
これだけ広ければ欲しい色だけをダイレクトに筆で取ることができるので快適です。

8ミリもあれば大量の水をパレットに入れても溢れることなく快適に混色できますね。
縁を使って筆の水調節ができる!

ただ、メーカーによってこの仕切りの山がなだらかな物があり、筆の水が全く切れないパレットもあるんです。
ホルベインのパレットは写真のようにしっかりと筆の水をそぎ落とすことができます。

筆の水分調節も快適にできるので、絵を描いていて全然ストレスになりません。
水を弾きにくいからしっかり混色できる
現在わたしがメインで使っているアルミパレットはホルベインの水彩パレット No.80です。仕切りが26個と丁度いい!
ずっとアルミパレットに憧れを抱いていて、ようやく手に入れられた時は本当にうれしくてもっともっと水彩が好きになりました✨
水を弾きにくくて混色しやすい所がお気に入りです。 pic.twitter.com/XtJnOGUReW
— くうこ@画材大好き (@kuko_6) 2019年5月20日
プラスチック製のパレットの場合、筆をパレットから離した瞬間、水がどこかへ行ってしまった…なんてことありますよね。
ホルベイン製のアルミパレットは水を弾きにくいのでしっかりと混色できます。
もう水を弾く症状に悩まなくて済むのかと思うと、プラスチック製からアルミ製に切り替えて本当に良かったと思えます。
確かに値段が高いのですが、その分快適に水彩を楽しめるのでおすすめです。
ターレンスのアルミパレットSサイズと比較

MサイズとSサイズでこんなに大きさが違います。
Sサイズは本当にコンパクトでかわいいです。

ふだんターレンスのパレットはサブとして愛用しています。
ターレンスのアルミパレットの使いやすさに感動し、完全に魅了されてしまったので、メインで使っているプラスチック製のパレットもアルミ製にしたくて今回【ホルベインのNo.80】を購入しました。
本当は30仕切りのパレットが欲しかったのですが、30仕切りだとLサイズになってしまい私にはちょっと大きくて不便。

私の場合サブパレットがあるので、26仕切りでもそれほど不便には感じませんでした。
ターレンスのアルミパレットはこちらの【透明水彩ターレンスのアルミパレットの良い点・悪い点】で徹底レビューしています。
実際に使ってみた感想

ハッキリ言って最高です!

- 仕切りが1マス1マス広くて深い
- 混色スペースが広くて充実している
- 水を弾きにくいから混色しやすくて快適!
そう、とにかく快適なんです!

使っていて一切ストレスを感じませんでした。

こんなにストレスなく自由に楽しく水彩を楽しめるのなら、もっと早く買っておけばと後悔するほど良い商品でした。
本格的にはじめるなら早めにアルミ製へ切り替えた方が良い
今までは「パレットなんて安いので十分」なんて思っていましたが、もし本格的に水彩をやろうと思っているのであれば絶対にアルミパレットの方がいいです!

また良いものを使うとモチベーションも高まるので結果、水彩の上達ペースも早まります。
わたしは本当に良いものを大切に末永く使いたいので、一生大切にしたいと思える良いものに出会えてよかったです。
ホルベイン製のアルミパレットは本当におすすめです。
と言うか一押しです!
おすすめのアルミパレットを3つ紹介
どのアルミパレットを購入しようか迷われている方のために、おすすめのアルミパレットを3つ厳選して紹介します。
クリエイト アルミパレット AP-2000 (30仕切り)
水も弾きにくく、仕切りが深いのでたっぷりと絵の具を入れられて便利。
メインパレットとして大変優秀。
ホルベイン画材 水彩パレット No.200(35仕切り)
仕切りも35個と豊富で混色スペースも広く、のびのびと絵を描くことができます。
作業スペースが広い方、大きいキャンバスに絵を描く方はこちらのパレットがおすすめです。
ターレンス アルミパレットS(26仕切り)
本当に小さいので沢山絵の具を使わない方や、イラスト向きのパレットです。
沢山仕切りが欲しい方はこれがおすすめ!

先ほどもちらっと登場した奴です。

こちらのパレットは仕切りが39個と豊富で、絵の具沼にハマっている私にとって大変使い勝手の良いパレットです。
詳しくは【透明水彩ターレンスのアルミパレットの良い点・悪い点】でレビューしているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ホルベイン水彩アルミパレットまとめ
- 水を弾きにくくなったので快適に混色できる
- 水分もコントロールしやすくなった
- パレットに色が沈着しにくいから清潔
- 高級感があってオシャレ
- 沢山絵具を入れられて便利
- 良いものを使うことの充実感
10年以上使ってる絵師さんもいらっしゃいます。
プラスチック製よりも使いやすく、描くことだけに集中できるようになったので、快適に水彩を楽しめるようになりました。

この他にも透明水彩絵具について沢山レビューしています。
上記の記事もおすすめなので、お時間のある時に読んでくださると嬉しいです。