
今までプラスチック製のパレットを使用してきましたが、ついに私もアルミ製のパレットへと切り替えました。
透明水彩を始めて早数ヶ月。
完全に透明水彩の魅力にハマってしまい、気が付けば様々なメーカーの絵の具を買い漁る日々。
現在使っているプラスチック製のパレットに収まり切らなくなってしまったので、39色も入るアルミ製のパレットを購入しました!
私が選んだのは【ターレンス アルミパレット 39色 S】です。
39個と仕切りが豊富な上に、コンパクトで耐久性もあるので大変気に入りました。
さっそく詳しくレビューしていきたいと思います!

ターレンス アルミパレット 39色 Sサイズがすごく良かった
とにかく軽くて携帯に便利なところもすごく気に入りました!
アルミパレットをレビューする前に、プラスチック製のパレットと一体何が違うのかを簡単にご紹介します。
プラスチック製とアルミ製パレットの違い

プラスチック製のメリット・デメリット

- 価格が安い
- 軽くて携帯に便利
- 100均にも売っていて手に入りやすい
- 水を弾いてしまう
- パレットに色が沈着してしまう
- ちょっとした衝撃で破損してしまう
また色が沈着しやすいので、使用していにつれ白かったパレットがどんどんくすんでしまい、混色するとき絵の具の正確な色が分かりにくくなることも不便でした。

アルミ製パレットのメリット・デメリット

- 高級感がある
- 適度に重いので机に置いて作業しても動きにくい
- 水を弾きにくい
- パレットに色が沈着しにくい
- 丈夫で長持ち
- 鉄製に比べて軽いので持ち運びに便利
- 価格が高い
- 金属製と比べるとやわらかいので重いものをのせると変形する
- 使い続けるといつかは錆びる

プラスチック製のパレットは軽すぎてちょっと筆で触っただけでも動いてしまいますが、今はそう言うストレスから解放され、絵を描くことだけに集中できるのでアルミ製に買い替えて良かったです。
アルミパレットはこんな方におすすめ
- 丈夫で長持ちするパレットを選びたい
- 高級感のあるパレットが欲しい
- 水を弾かないパレットが欲しい
- パレットに色が沈着しにくいものを探している
もし水彩をこれからもずっと長く続けていこうと思っているのなら断然アルミ製パレットの方が使いやすくてメリットが多いです。

ターレンス アルミパレット 39色 Sサイズをレビュー

高級感もある軽量なアルミパレット

軽いですが、しっかりとしているので丈夫で長持ちします。

見た目がオシャレでカッコいいです!
ちょっと気分がのらない時でも、このパレットを手に取ると『よしっ!今日もがんばるぞっ!』とやる気が湧いてきます。

仕切りが深い

よく使う色はいっぱいチューブから絞り出しても問題ありません。

わたしは普段、4号~6号の筆を使っているので丁度いいサイズです。
しかし、10号以上の大きい筆には少し窮屈かもしれません。
大きい筆や、たくさん絵の具を使う方はSサイズではなく、MサイズもしくはLサイズのパレットがおすすめです。

しかし、両端は仕切りの高さがわずか3㎜と心もとないので、同系色を上下に配置した方が無難です。


私は机の上に置いて絵を描くので特に問題はありませんが、これをずっと片手で持ってスケッチすると、親指の付け根が痛くなりそうです。
ただ、そうは言うものの鉄製のものと比べるとアルミ製は軽いので、バッグなどに入れて持ち運ぶ分にはちょうどいいです!
パレットに絵の具を入れてみた


実はアルミパレットを購入するきっかけが、こちら【シュミンケ・ホラダム 永山裕子特選12色】をプレゼントしてもらったことでした。
今まではプラスチック製を使っていましたが、高級な透明水彩絵具に相応しいように、パレットもしっかりしたのを購入しました。
動画で使用感をチェック
ターレンスのアルミパレット39色Sサイズは本当に小さくて可愛い。こんなにコンパクトなのに39個も仕切りがあるなんて驚き!
透明水彩絵具の沼にハマっている私にとっては凄くありがたい商品です。
水もそんなに弾かないし良い感じ。
混色スペースが少ないので私はサブパレットとして愛用しています。 pic.twitter.com/hZMZ9sE6N1— くうこ@画材大好き (@kuko_6) 2019年5月16日
サイズ感、水の弾き具合、色の沈着の有無など伝われば幸いです。
YouTubeでも使用している所をアップ
今回シュミンケの色見本を作る際、ターレンスのアルミパレットを使用しています。
使用感など動画から伝わればいいのですが、気になる方は是非、チェックしてみてください。
実際に使ってみた感想


こちらのパレット、本当に小さいので作業スペースのジャマにならず大変重宝しております。
現在メインで使用しているパレットは仕切りが24個しかなく、新しく買い足した色、使いたい色を全色パレットに出し切れずに困っていました。
そこでサブ用のパレットが欲しくなり、とにかく仕切りが豊富でコンパクトな物を探していたところ、ターレンスのアルミパレットに出会いました。
サブで使うにはピッタリのサイズ感です!

ハーフパンタイプのパレットと悩んだ
最初はハーフパン用のパレットを購入して、ハーフパンにチューブの絵具を入れて使うのがいいかなとも思ったのですが、ハーフパンって使うとどんどん穴が開いてくじゃないですか。

ただハーフパンの良い所は1つのパレットに複数の色をコンパクトに収納できるところだと思うんです。
チューブタイプでもハーフパンの様に複数の色を1つのパレットにコンパクトに収納できたらいいのになと思っていた時に出会ったのが、
こちらの39色も入る【ターレンス アルミパレット】でした。
ハーフパンみたいにコンパクトなので場所を取らずサブ用にピッタリ!

画材屋さんで見かけた時、そのあまりの小ささに驚きました。思わず『ちいさっ』とつぶやいてしまったほど。

やはり実際にお店でしっかりとパレットのサイズを確かめるのは本当に大切だなと思いました。
ターレンスアルミパレットSサイズの注意点
注意点1、使いはじめは水を弾く
こちらの製品は、使いはじめの頃は水を弾きますが、使用するにつれて馴染んで水を弾きにくくなります。
とは言うものの、プラスチック製と比べると水の弾きはそれほど気になりません。
最初は我慢が必要かもしれませんが、使うほどに馴染んでくるのでしだいに愛着が湧きます。
注意点2、Sサイズは混色スペースが少ない

混色させるスペースが限られてしまい、思うように水彩を楽しめないと思います。
メインで使う場合はSサイズではなく、Mサイズ以上のパレットを選んだ方が安心です。
- 39個も仕切りがあって便利!
- 仕切りが深くて絵の具もたっぷり入れられる
- 最初は水を弾くが、馴染むと弾きにくくなる
- 軽量&コンパクトなので携帯に便利
- 作業スペースが狭い方におすすめ
- サブパレットとして優秀!
- 高級感があり丈夫なので長く愛用できる
おすすめのアルミパレット3選
では最後におすすめのアルミパレットを3つご紹介します。
こちらで紹介するパレットはどれも人気メーカーさんが製造しているので品質も良好です。
クリエイト アルミパレット AP-2000
水も弾きにくく仕切りが深いのでたっぷりと絵の具を入れられて便利。
メインパレットとして大変優秀。
ホルベイン 水彩用 パレット No.200
仕切りも35個と豊富で混色スペースも広く、のびのびと絵を描くことができます。
作業スペースが広い方、大きいキャンバスに絵を描く方はこちらのパレットがおすすめです。
ターレンス アルミパレット 26色 S
今回わたしが購入したパレットと同じシリーズですね。
本当に小さいので沢山絵の具を使わない方や、イラスト向きのパレットです。
ホルベインのMサイズを追加で購入した

完全にプラスチック製からアルミ製へと切り替えました!
ホルベインのアルミパレットは水も弾きにくく仕切りも深くてとにかく使いやすかったです!
以下の記事で詳しくレビューしているので、良かったら読んでみてください。
私の作業スペース


とにかく、作業場が狭いのでコンパクトサイズで仕切りも豊富なこちらのパレットは本当に私にピッタリの商品でした。
少ないスペースでも沢山の色を使えるようになり、イラストを描くのがさらに楽しくなりました!
5年後、10年後と、大切に末永く愛用していこうと思います。
ついに私もアルミパレットデビューしました!