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水彩色鉛筆の基本的な使い方を6つ紹介します

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くうこ

こんにちは、くうこです

今回は水彩色鉛筆の基本的な使い方を6つ紹介します。

  • 水彩色鉛筆をはじめてみたいけど塗り方がわからない
  • 基礎をしっかりと知りたい

と言う方向けに、初心者さんにも簡単にできる技法を厳選して紹介。

この6つの技法を知っているだけで何でも描けちゃいます\(^o^)/

私も最初の頃はこの画材をどう扱えばいいのか分からず悩んだ時期もありましたが、この6つの技を知ってから、表現の幅が広がってイラストを描くのがより一層楽しくなりました。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

もくじ

水彩色鉛筆の使い方

くうこ

今回ご紹介する6つの技法はすべて基本の塗り方となります

これさえ知っておけば水彩色鉛筆で様々な表現が可能となり、とても楽しく絵を描くことができます。

基本の技6選

  1. 乾いた紙の上に直接描く
  2. 水筆で溶かす
  3. 紙の上で混色させる
  4. 芯から直接筆で色を取る
  5. パレットに取って混色させる
  6. 濡れた紙の上に直接描く


意外と簡単なので実際に挑戦してみてください。

水彩色鉛筆に最低限必要な道具

くうこ

水彩色鉛筆で絵を描く場合、最低限必要な道具が3つあります

1、水彩色鉛筆
2、筆、水筆
3、水彩紙

それぞれ簡単にご紹介していきます。

水彩色鉛筆

まずは水彩色鉛筆ですね。

メーカーはどこのものでも構いません。

おすすめのメーカー

日本では『ステッドラー』や『ファーバーカステル』が人気なのでこの2つのメーカーを押さえておけば問題ありません。

水彩色鉛筆は24色以上のセットを購入するのがおすすめです。

混色するにしても12色だと限度があり、毎回おなじパターンの色で塗るはめになりますが、24色セットや36色セットなら混色の幅が広くなり様々な表現が可能となります。

最初は100均のものでもOK!

ダイソーの水彩色鉛筆
くうこ

初心者さんは100円均一のものでもOKです

今回紹介する6つの技法は100均の水彩色鉛筆でも同じようにできます。

ただ、芯の固さ、描き心地、発色の良さなどは全然違います。品質に関しては圧倒的に差があるので、慣れてきたらちょっと高級な物へと切り替えることをおすすめします\(^o^)/

きっとその発色の美しさに感動すると思います。

個人的に100均ではダイソーの色鉛筆が1番塗り心地が良くて好きです

筆・水筆

筆は水彩色鉛筆を水で溶かすときに必要になります。

馬毛などの一般的な水彩筆や、軸の部分に水を入れられる水筆タイプがありますがどちらでも構いません。ご自身が使いやすい方を選んでください。

くうこ

私は両方使用しています

また水彩筆の場合は筆をゆすぐ【小型筆洗】も必要になります。

筆洗いは使わなくなったマグカップやジャムが入っていた瓶などでも代用可能です。

水彩紙

マルマンの【図案スケッチブック】でも大丈夫ですが、私は水彩紙をおすすめします。

水彩紙は水を適度にはじいてくれて、また発色も良いので楽しく絵を描くことができます

一般的な画用紙は水を弾きにくくまた紙が薄いと表面がデコボコしてしまい水彩の表現が上手くいかないこともあります。

初心者さんだからこそ水彩紙を使用してほしいです

くうこ

水を沢山使う水彩の場合、画用紙に絵を描くのはかなり苦労します

私がまだ初心者だった頃、安価な画用紙で練習していたが故に全く上手く描けない時期がありました。けど、思い切って紙を水彩紙に変更してみたら、ものすごく綺麗に塗れるようになったんです。

紙選びって大事だなって気づかされました。

初心者さんおすすめの水彩紙3選

※水を多用する場合は厚口がおすすめ。

以上3点の水彩紙はコスパも良いので練習用にもおすすめです。

初心者さんでもできる!水彩色鉛筆の基本的な塗り方6選

くうこ

それでは基本的な塗り方を6つ紹介していきます

ここで紹介する塗り方は初めての方でも簡単にできる技なので安心してください。

小さなお子様からご年配の方まで誰でも楽しく塗れる技法です。

基本的な塗り方6選

  1. 乾いた紙の上に直接描く
  2. 水筆で溶かす
  3. 紙の上で混色させる
  4. 芯から直接筆で色を取る
  5. パレットに取って混色させる
  6. 濡れた紙の上に直接描く

1、乾いた紙の上に直接描く

基本中の基本、乾いた紙の上にそのまま描く。

これは普通の色鉛筆と同じ塗り方ですが、あとで水で伸ばすので全体的に色を置いたり、ムラがなくなるまで色を何度も重ねる必要はありません

2、水筆で溶かす

先ほど描いたイラストを水筆でなでると、色がどんどん溶けて透明水彩のようになります。

そっと撫でただけで簡単に溶けるのでとても楽しいです。

また伸びも良いので少量の色でもムラなく広範囲を塗ることができます

3、紙の上で混色させる

紙の上で2色を重ね塗りし、そのあと水筆でなでると2つの色が混ざり合い色が変化します。

水彩色鉛筆の面白い所は、塗る順番、塗る量によっても様々に色が変化するところです。

最初は思い通りの色にならなくても、慣れてくると次第にイメージした色へと近づけるようになります。

偶然できた思いもよらない美しい混色に一喜一憂するのも水彩色鉛筆の醍醐味です。

最初は2色で混色するのがおすすめ
水彩は色を混ぜれば混ぜるほど、どんどん濁ってしまいます。慣れない内は2色程度にとどめておくことで濁りにくく美しい色彩を楽しめます。

4、芯から直接筆で色を取る

筆を使って芯から直接色を取り彩色することもできます。

これは固形水彩絵具と同じ塗り方ですね!

この方法を使えば透明水彩絵具で描いたかのような表現が楽しめます。

5、パレットに取って混色させる

芯から直接色を取り、パレットの上で2つの色を混色させることもできます。

こちらも固形水彩と同じ塗り方です^^

最初の頃は水彩色鉛筆の色数も少ないと思うので、欲しい色がない時は混色しちゃえばOKです!

パレットは百均の物で大丈夫。梅皿なども1つ持っておくと便利ですよ。

6、濡れた紙の上に直接描く

濡れた紙の上に直接芯をつけて描くと、色が濃くはっきりとのります。

乾いた紙に描くときと雰囲気がガラリと変わるので楽しいです。

線画のアクセントになる

濡れた紙に直接描くと、しっかりと色がのるのでイラストのアクセントになります。

下手で恐縮ですが、こちらのりんごは透明水彩絵具で彩色し、輪郭線を赤い水彩色鉛筆で描いています

くうこ

紙が濡れている時に描いたので輪郭線が濃くはっきりと見えます

淡い色の透明水彩画でも、水彩色鉛筆を効果的に使うことでメリハリのある色彩を楽しめます。

余談ですが、りんごの描き方は以下の記事で紹介しています。

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初心者さんにおすすめの水彩色鉛筆3選

塗り方は分かったけど初心者すぎてどのメーカーの水彩色鉛筆を買えばいいかわからない方に、おすすめの水彩色鉛筆を3つ厳選してご紹介します。

くうこ

この中のどれか1つを選べば失敗しません

ステッドラー カラトアクェレル

個人的に1番好き

初心者さんに1番おすすめなのはステッドラーのカラトアクェレル水彩色鉛筆です!

くうこ

私が普段から愛用しているのがこちらの水彩色鉛筆になります♪

初心者さんはもちろん、プロの方の愛用者も多いです。

カラーインクのように大変鮮やかに発色し滑らかな描き心地です。画材屋さんでもよく単品で売られているので継続しやすいです。

老若男女、プロアマ問わず人気です。

ステッドラー公式サイトはこちら
https://www.staedtler.jp/products/graphic/krat.html

ファーバーカステル 水彩色鉛筆

コスパ最強

くうこ

もっと低価格で気軽にはじめたい方にはこちらが一押しです

大変低価格でコスパもいいので、長く続けられるか不安な方におすすめ。

ファーバーカステル アルブレヒト デューラ

最高品質

くうこ

最初から良いものを使用したい方はこちらがおすすめ

やっぱり高級品だけあって発色、色の伸び、鮮やかさなどが全然違ってきます。

水彩色鉛筆に慣れるとすぐに良いものが欲しくなってしまうので、最初から高品質なものを選ぶのも良いと思います。

初心者さんにおすすめの技法書

今回紹介した技法以外にも水彩色鉛筆は様々な使い方があります。

こちらの【はじめてさんの水彩色鉛筆Lesson 超初心者編】は独学で0から水彩色鉛筆をはじめようと思っている方にも大変親切に分かりやすく使い方を紹介しています。

この1冊があれば可愛いイラストから風景画まで描けるようになるのでかなりおすすめの本です。

最後に

くうこ

今回は基本的な塗り方を6つ紹介しましたが、芸術は自由です

『水彩色鉛筆はこう塗らなきゃいけない!』なんてことはなく、固定概念に捕らわれることなく好きなように楽しく塗るのが1番です

透明水彩絵具や水彩色鉛筆は小学生~ご年配の方まで誰にでも気軽に扱える素敵な画材です。

ただ、最初からプロのような塗りは難しいので、まずは簡単なモチーフからはじめてみるのがおすすめです。

くうこ

大人の塗り絵などで色塗りの練習をするのも良いと思います

水彩色鉛筆は本当に発色が美しく見ているだけで心が癒されます^^

ちなみに私は透明水彩絵具も大好きなので、もしお時間があれば以下の記事もチェックしてみてください\(^o^)/

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この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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