
今回は消しゴムで消せるカラー芯、ユニのナノダイヤカラーをご紹介します。
消しゴムで消せるカラー芯はイラストのアタリ、下描きにすごく重宝します。
プロの漫画家さんも結構使っている方が多いので私も買ってみました。
実際に使ってみてどんな使用感だったのか、またイラスト制作での活用例などもご紹介します。
uniの消せるカラー芯ナノダイヤカラー


現在全7色発売されていますが、さすがに全色を単品で揃えるのは大変なので、今回お試し用として7色のカラー芯がそれぞれ2本ずつ入っている【uni ナノダイヤカラーMIX】を購入しました。
uniのカラーシャープ芯は消しゴムで綺麗に消せる
ユニのカラー芯はプロアマ問わず絵師さんに人気の商品です。
『本当にキレイに消せる』、『アタリや下描きに使える』、『線画はuniのカラー芯を使用しています』など、ツイッターで多くの方がおすすめしており、その注目度から人気の高さがうかがえます。
従来のカラー芯に対する不満


- 色鉛筆は消しゴムであまり消せないのが辛い。
- 従来のカラー芯は消しゴムで消せるが綺麗には消えなかった。
- 芯が硬く、書き心地が悪い上、折れやすいのがストレスだった。
しかし、『ユニ ナノダイヤ カラー』が更なる進化を遂げ、それらの不満をすべて解消してくれました!
ユニ ナノダイヤカラーはキレイに消せて折れにくい
- 従来品は消しゴムでキレイに消すことができなかったが、今品は非常にキレイに消すことができる。
- 約4億個のナノダイヤを配合したことにより、濃く、鮮やかな発色になった。
- 筆圧によって濃淡をつけやすくなった。
- 強度約40%アップで、芯が折れにくくなった。
カラー芯全7色の色見本


ミントブルーが結構薄い感じなので、アタリや下描きに良いかもしれません。
上記画像はスキャンした色見本ですが、以下の写真はカメラで撮影した色見本になります。
こちらの写真の方がよりナチュラルで発色や雰囲気が伝わりやすいかと思います。
ミントブルーが濃すぎず薄すぎず、漫画のアタリ用にすごくおすすめです!
意外と芯が折れやすいかも
上記の色見本を制作中に芯が3本折れちゃいました。
もうちょっと濃く色が出て欲しくて筆圧を強めたとたんに『ポキッ』と音がして、見てみるとシャープペンシルの中で芯が折れていました。
従来品よりも折れにくくはなっているみたいですが、筆圧が強めな方は気持ち筆圧を弱く意識して描いた方が良いかもしれません。


アナログイラストでの活用例
イラスト、漫画制作に実際に使ってみて良かった点を3つ紹介します。
1、簡単に消せるのでアタリや下描きに使える


筆圧で色の濃淡も可能なので、アタリを薄く、下描きを濃く描くことも可能。
さらに、アタリはブルーで描き、下描きをオレンジで描くなど、色分けすることも可能です。



イラストの線画にも使える
水彩イラストの線画に愛用している絵師様もいらっしゃいます。
私の好きな絵師様はオレンジ色のカラー芯で線画を描いてから水彩で着彩されていて、透明感のある素敵なイラストに仕上がっていました。
アナログでも線画を色トレス


そうすることで、より自然で透明感のあるキレイなイラストに仕上がります。
例えば、肌の線画はオレンジ系、緑色の服の線画は緑系、茶色の髪は茶色系の線に色を変更し、線画と塗りを馴染ませます。
カラー芯も、色のバリエーションが7色とまあまあ豊富なので、アナログイラストでも部分ごとに線画の色を変えることで、また違った印象のイラストに仕上がります。


実際に透明水彩×カラー芯でイラスト描いてみた


はじめは全部の線画を黒の鉛筆で描いていましたが、はちみつの透明感を演出するには黒の線画にしない方が良いと思いました。
そこで思いついたのがユニのカラー芯!
はちみつ部分の線画をオレンジ色のカラー芯で描いてみました!


モチーフの色によって線画を変えると透明感が出るのでおすすめです。




カラー芯は全7色
『uni Nano Dia Color シリーズの替え芯
100円均一にも売っている



- レッド×2本
- オレンジ×2本
- ピンク×2本
- ミントブルー×2本
- ブルー×2本
全7色を試したい方は通常商品を、5色だけ試したい方はミニサイズをお試しで購入してみてください。
まとめ
消しゴムでキレイに消せるuniのカラー芯は、アナログイラストの創作をより楽しく、快適にしてくれます。
イラストのアタリや下描きはもちろん、線画としても使用できるので創作の幅が広がります。
是非、試してみてください。