
消しゴムで消せるカラー芯ってあるじゃないですか。
私それが大好きなんです。
特にPILOTのカラーシャー芯【カラーイーノ】がめちゃくちゃ神商品なんです。
カラーイーノは消しゴムで消せるだけじゃないんです!
なんと水にも溶けるカラー芯なんです!

ではカラーイーノをレビューしながら、私が普段どのように使っているのかもご紹介します。
消しゴムで消せるカラー芯PILOTカラーイーノ

カラーイーノのすごい所はやっぱり、
- くっきりと鮮やかに発色
- 芯が柔らかくて書き心地もなめらか
- 消しゴムでキレイに消せる

ネオックスカラーイーノ芯
- 【価格】220円(税抜価格 200円)
- 【芯の太さ】0.7mm
- 【芯の長さ】60mm
- 全8色
カラーイーノシャープペンシル
あらかじめ芯が2本入っているのでお試し用にもおすすめです。
- 【価格】132円(税抜価格 120円)
- 【芯の太さ】0.7mm
- 【サイズ】最大径φ 11.2mm 全長 147mm
- 全8色
以下の記事にてカラーイーノ全8色の色見本を紹介しています。
水に溶けるカラー芯

水を含ませた筆でサッとなでるだけで見る見るうちに色が溶け出し、消えてなくなっちゃいます。
水に溶けるから水彩の下描きとして使える!
水に溶けるので水を大量に使う透明水彩イラストのアタリや下描きに大活躍してくれます。
カラー芯で下描きをし、鉛筆で線画を描きます。水に溶けるので下描きを消すことなくそのまま透明水彩絵具で彩色できます。
例えばこちらのマーメイドボードは厚紙なのでトレース台が使えません。
そこで活躍してくれるのがカラーイーノです!
カラーイーノで下描きをし、そのあと鉛筆でペン入れします。オレンジ色のカラーイーノは水に溶けて消えてしまうので、わざわざ下描きを消す必要はありません。
そのまま水彩で塗れば下描きは消え、線画をキレイに保ったまま着彩できます。
とっても便利!
実際にイラストを描いてみた

まずカラーイーノのオレンジ色のカラー芯で下描きをします。
何度も消して描いての繰り返しです。
消しゴムで簡単に消せるので失敗を恐れず何度でも描きなおせる所がカラー芯の強みですよね。
下描きが完了したら、鉛筆でペン入れしていきます。

耐水性のあるペンの場合、ペン入れした後に下描きをふつうに消しゴムで消せるので問題ありませんが、鉛筆でペン入れする場合はそうはいきません。
今までは鉛筆で下描きをした後、トレース台を使って本番用の紙にトレスして水彩で色を塗っていました。

けれど、カラーイーノは描いた線が水に溶けて消えてくれるので、そのまま鉛筆でペン入れしても大丈夫なんです。
鉛筆でペン入れしてもわざわざ下描きを消しゴムで消さなくていいだなんて!
便利すぎます!
下描きを消さずにそのまま水彩で色塗りできる

どうでしょう?
下描きの線が消えているのがわかりますか?
背景は塗っていないので一部身体の輪郭線の下描きが残ったままですが、水彩で塗っている場所はすべて水に溶けて消えています。
水に溶けるカラー芯、最高です!
着彩する時の注意点

水に溶けだしたカラー芯が透明水彩の発色をやや濁らせてしまうことです。
今回はオレンジ色のカラー芯を使用したのですが、カラー芯の色と透明水彩絵具の色が混じ合わさってちょっと濁ってしまったんです。
濁りを抑える方法
そのまま塗ってしまうとカラー芯の色が水彩の美しい発色を濁らせてしまうので、鉛筆でペン入れをする前に練り消しでポンポン薄く消すのがおすすめです。
カラー芯を薄くすることで濁りを抑えることが出来る他、よりキレイに水に溶けて消えてくれます。
詳しいやり方は以下の記事で解説しています。
カラーイーノはイラストのアタリや下描きにおすすめ

芯がやわらかくて描き心地もなめらかなので、長時間絵を描いていても手が疲れにくいです。
こちらはカラーイーノの紫色でアタリを取り、鉛筆で主線を描いたクロッキーです。
カラー芯でアタリや下描きをしたあと鉛筆で主線を描くようにしてから、少しずつバランスが取れるようになってきて絵が上達しました。
詳しくは以下の記事で解説しているので、お時間のある時に読んでみてください。
黒い紙にも発色良く書ける

コピックで黒く塗りつぶした紙の上にカラーイーノでらくがきしてみました。
少し彩度は落ちますが、それでもはっきりと色が見えていい感じ!
カラーイーノの特徴やデメリットなどは以下の記事で詳しくレビューしています。
まとめ
今回は水に溶けるカラーイーノの活用法をご紹介しました。
カラーイーノは消しゴムで消せるだけじゃなく、水にも溶けるので水彩イラストのアタリや下描きにおすすめです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。