
こんにちは、くうこです
イラスト用にPILOTのカラー芯『カラーイーノ』を全色買ってきました!
前回はこちらの【水に溶けるカラー芯|PILOTカラーイーノを水彩イラストの下描きに使ってみた】で水彩イラストでの活用例をご紹介しましたが、実際に使ってみてすごく気に入ったので全色買っちゃいました♪
それではカラーイーノを徹底レビューしていきます。
カラーイーノ全8色徹底レビュー!
今回ご紹介するのはPILOTのカラーシャー芯、『ネオックスカラーイーノ』です。
全8色とカラーが豊富で、なめらかな書き心地はイラストとも相性が抜群です。
カラーイーノの主な特徴
- くっきりと鮮やかに発色
- 芯が柔らかくて書き心地もなめらか
- 消しゴムでキレイに消せる
- 水にも溶ける
- 黒い紙の上にも書ける
『カラー芯が水に溶けるってどういうこと』と疑問に思われた方はぜひ、以下の記事も合わせて読んでみてください。


全8色の色見本





まずはカラーイーノ全8色の色見本をご紹介します
カラーラインナップ
- イエロー
- オレンジ
- レッド
- ピンク
- グリーン
- ソフトブルー
- ブルー
- バイオレット
どの色も発色がよく、色がしっかりと紙にのります。力加減で濃くも薄くもできます。
まるで高級な色鉛筆並みの発色の良さ!
ただやはり黄色は少し見えにくいですかね。
PILOT カラーイーノカラー芯のココが好き!





カラーイーノを使ってみて良かった点を熱弁していきます!
消しゴムで簡単に消せる





一般的な消しゴムで簡単にサッと消えます
私は結構筆圧が強いのですが、濃く描いた線も簡単に消えてくれるのですごく助かります。
ただ発色が良い分、多少紙に色が残ります。
もしもっとキレイに消したい場合は、カラーイーノよりもやや発色が控えめな『uni ナノダイヤカラー
uniナノダイヤカラーの詳細はこちら


書き心地がなめらか





芯がやわらかくとても書き心地がなめらかです!
やっぱり書き心地って大切ですよね。
芯がやわらかい方が紙に引っかかりにくく、スイ~~~となめらかにペンを走らせることができるのでストレスなくイラストや文字が書けます。
このカラーイーノのなめらかな描き心地が大好きです!!
アタリ・下描きに使いやすい


0.7㎜なので安定してガシガシ描けるところがとても気に入っています。
これが0.5mmだと線が細すぎて下描きやアタリに使うとなるとちょっと使いにくい印象なので、0.7㎜を採用してくださったPILOTさんに本当に感謝しています。





また色が濃いので見やすいです!
uniナノダイヤカラーの色が薄すぎて見えにくいよと悩んでいる方はPILOTのカラー芯がおすすめです!
ナノダイヤカラーの発色がちょっと薄くて困っていたので、カラーイーノに出会えたことに感謝しています♪
水に溶けて消える





個人的に、水に溶ける性質が大変気に入りました!
今までは下描きした後、トレース台を使って本番の用紙にイラストを描き直していたのですが、もうそんな手間はいりません。


カラー芯で下描きした後、そのまま鉛筆でペン入れできるんです!


しかも水に溶けて消えてくれるから、消しゴムで消す必要なし!
そのおかげでもっと手軽に水彩イラストを楽しめるようになりました。
カラー芯で下描きをした後に、軽く練り消しで下描きを薄くしてからペン入れをするとキレイに水彩で着彩できます。
詳しくは以下の記事で解説


黒い紙にも書ける


発色が良すぎるあまり、黒い紙の上にも書けちゃうなんて、すごくないですか!?
しっかりと濃く色がのり発色も良いので、黒い紙以外にも描けちゃいます。


たとえば、髪の毛のハイライトやワンポイント、そして瞳の中のキラキラや洋服の模様など、様々な場面で多用しています。



水彩やコピックなどとも相性がいいので本当によく使っています
色が濃く、発色が良い


色が濃く発色が良いのでとても見やすい所がお気に入りです!
実はPILOTのカラー芯に出会う前はuniのナノダイヤカラーを使用していたのですが、色が薄くて見えにくい所にすごくストレスを感じていました。
思い切ってPILOT製のカラー芯を試してみたところ、自分好みの発色と芯の柔らかさにとても感動しました!
またクロッキーの時に先にカラー芯でアタリを取るようになってから画力がアップした気がします♪
以下の記事で詳しく解説しているので、お時間のある時に読んでみてください。


実際に購入してみて分かった不便なポイント





今度はデメリットをご紹介します
大変お気に入りの商品ではありますが、やはり不便に感じている所もいくつかあるので紹介したいと思います。
芯の減りが早い



芯の減りが早いのはカラー芯あるあるですかね
芯がやわらかくて書き味がなめらかな分、芯の減りが早いです。
これはカラーイーノに限ったことではなく、ナノダイヤカラーなどの他メーカーさんのカラー芯でも同じように芯の減りが早いので諦めるしかないです。
色が少し残る



発色が良い分、完全に消しゴムで消えません
もちろんしっかりと消えるには消えるのですが、筆圧を強めに濃く書いてしまうと紙に少し色が残ります。
ナノダイヤカラーと消え具合を比較


一般的なプラスチック消しゴムで消してみました。
uniのカラー芯は色が薄い分、消しゴムで消しても色が残らず綺麗に消せます。その一方で芯が硬くカリカリとした書き味や筆あとが残る、発色がやや控え目などのデメリットもあります。



ここは完全に好みの問題!
私はなめらかで濃く発色するカラーイーノが大好きですが、ナノダイヤカラーは多くの神絵師様が愛用していらっしゃるので実際に両方使ってみてご自身に合う方を選ばれるのが良いと思います。
芯が折れやすい



ちょっと芯が折れやすいです
書いている時にポキッと音がするのですが、なんとシャープペンシルの中で芯が折れているんです。しかも結構な頻度で芯が中折れします。
芯を抜いてみると1センチほどの長さのところで芯がポキッと折れてました。
私の筆圧が強すぎるのか、芯がやわらかすぎて折れやすいのか。結構な頻度で折れるので時々ストレスを感じてしまう時があります。
シャープペンシルをKOKUYOの鉛筆シャープ0.7にしたら折れなくなった!





朗報です!!
先日たまたま偶然文房具屋さんで見かけたこちらの『KOKUYO鉛筆シャープ0.7』を購入して、さっそくカラーイーノでイラストを描いてみたところ、全然まったく芯が折れなくなりました!!
私はいま…とても感動しています。
これまでPILOTから出ている専用のシャープペンシルを使っていたのですが、ちょっと筆圧を強くしただけでポキッと芯が中折れしてしまって思うように絵が描けなかったんです。


筆圧が強い方は断然こちらのシャーペンがおすすめです!
価格は1本180円(税別)とお買い得♪
PILOTさんには申し訳ないけどカラーイーノ専用のシャーペンは頻繁に芯が中折れを起こすので、個人的にはKOKUYOの鉛筆シャープを選ばれることをおすすめします。
水彩イラストの下描きに使ってみた感想


カラーイーノは発色がよくて描き心地も良いのでイラストのアタリ・下描きにめちゃくちゃ重宝します。
特に水彩イラストと相性が良いです!
オレンジ色のカラー芯で下描きを描く⇒練り消しで薄っすらと消す⇒鉛筆でペン入れをするって感じで線画を完成させたとします。
この時少しくらいオレンジ色のカラー芯が残っていたとしても、水彩で着彩する際に水に溶けて消えてしまうので全然気になりません。



もうカラーイーノなしではアナログでイラストが描けません
まとめ
PILOT カラーイーノの特徴まとめ
- 発色が良い
- しっかりと濃く紙に書ける
- 消しゴムで消してもやや色が残る
- 芯が柔らかくて描き心地もなめらか
- 専用のシャーペンだと芯がポキポキ折れちゃう
- 水に溶ける所が便利
- 0.7㎜と安定感のある太さ
先ほども言いましたが、PILOTから出ているカラーイーノ専用のシャープペンシルだと芯がポキポキと直ぐに折れてしまうため、KOKUYOの鉛筆シャープ0.7をおすすめします。
やわらかくて濃く発色するカラー芯を探している方は良かったらカラーイーノを試してみてください。
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それではまた次回\(^o^)/