
こんにちは、くうこです
今回はコピックスケッチとコピックチャオの違いをご紹介します。
- コピックチャオってなんでスケッチより安いんだろう?
- やっぱりスケッチの方が品質が良いのかな?
- 何でチャオは初心者向けって言われているんだろう?
など、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
私もコピックデビューをする際にスケッチにしようか、チャオにしようかすごく悩みました。
そこで今回は、スケッチとチャオの違いを解説しながら初心者さんにおすすめのコピックを紹介していきます。
コピックとは
コピックは日本で一番人気のあるアルコールマーカーです。
発色も良く、塗り心地もなめらか。
全358色と色数が豊富で手軽に様々な彩色ができることからイラストレーション、漫画、ファッションや建築など、幅広い分野で利用されています。
- 【公式サイト】https://copic.jp/
- 【Twitter】@COPIC_Official
- 【YouTube】COPIC_Official channel
コピックは全部で4種類ある





コピックシリーズは現在4種類あります
コピックシリーズ一覧
- コピックスケッチ 各418 円(税込)
- コピックチャオ 各275 円(税込)
- コピッククラシック 各418 円(税込)
- コピックワイド 各418 円(税込)
1、コピックスケッチ





コピックシリーズの中で最も人気のあるモデルがこちら
ペン先は『ブロードニブ』と『ブラシニブ』のツインタイプで、特にイラスト制作に向いています。
スケッチの詳細
- 【価格】各418 円(税込)
- 【ニブ】スーパーブラシ/ミディアムブロード
- 【カラー】全358色
- コピック公式HPで詳しく見る
2、コピックチャオ





コピックスケッチのエントリーモデルで低価格が魅力的
スケッチの描き心地と品質をそのままに、初心者さんにもはじめやすい価格帯となっています。
コピックチャオの詳細
- 【価格】各275 円(税込)
- 【ニブ】スーパーブラシ/ミディアムブロード
- 【カラー】全180色
- コピック公式HPで詳しく見る
3、コピッククラシック





元祖コピックマーカーと言えばこちら
初期モデルのコピックは『ブロードニブ』と『ファインニブ』でした。その後、現在のブラシニブタイプが新登場しました。
コピッククラシックは建築やファッションなどのデザイナーさんから高い支持を得ています。
コピッククラシックの詳細
- 【価格】各418 円(税込)
- 【ニブ】ブロード/ファイン
- 【カラー】全214色
- コピック公式HPで詳しく見る
4、コピックワイド





こちらはニブの幅が21mmもあるワイドタイプのマーカーです
主な用途はレンダリングやパースの背景向けで、広い面積が素早く塗れます。こちらは空ペンのみの販売で、お好きなインクを補充して使います。
コピックワイドの詳細
- 【価格】418 円(税込)
- 【ニブ】ワイドニブ(幅21mm)
- 【カラー】なし
- コピック公式HPで詳しく見る
スケッチとチャオの違い


コピックチャオはコピックスケッチのエントリーモデルです。
マーカーとしての基本性能はそのままに、インクの容量を減らすことで価格を抑えた初心者向けのモデルです。
チャオは低価格にも関わらず、描き心地はスケッチと変わらないので初心者さんや学生さんに人気の商品です。



私も低価格ではじめられるコピックチャオを選びました
価格 | ||
---|---|---|
容量 | ||
右マーカー | ||
左マーカー | ||
ボディの形状 | ||
色の種類 | ||
ニブの交換 | ||
インク補充 | ||
エアーブラシ | ||
安全キャップ |
インクの容量を少なくして低価格を実現





スケッチとチャオの主な違いは『値段』と『インクの量』です
値段とインクの量を比較
- スケッチ
- 【インク】3ml 【価格】各418 円(税込)
- チャオ
- 【インク】2.5ml【価格】各275 円(税込)
インクがたった0.5ml少ないだけで130円も安くなるなんてお買い得すぎませんか!?
チャオは値段が安い分スケッチと比べてインクの容量は少ないですが、わずか0.5mlの差なのであまり気にはなりません。
初心者には低資金で複数の色をそろえることができるチャオがおすすめです。


マーカーとしての基本性能は同じ


スケッチとチャオは同じニブが採用されています。
ブラシニブの品質と描き心地も変わりないので、チャオだから上手く描けないとかはないです。
簡単に言うと、どっちも同じ塗り心地です^^
コピックチャオはスケッチよりも色数が少ない
コピックスケッチが全358色に対し、コピックチャオは全180色です。
初心者さんがどれを買ったらいいのか迷わないようにあえてチャオは色数を半分に抑えているとのこと。



それでも180色もあるので不便に感じたことはあまりないです
チャオはエアーブラシが使えない
コピックチャオはエアーブラシが使えません。
コピックスケッチは別売りの【ABSエア缶直結セット】を装着すればエアーブラシに変身します。
一方のチャオは未対応となっているので、エアーブラシを用いた塗りはできません。エアーブラシって価格もお高いし難しいので初心者の内は必要ないです。
スケッチもチャオも使い捨てではない





スケッチとチャオはどちらもニブの交換とインクの補充が可能です
『コピックインク』と言うインク補充液を使用することで、高価なコピックも低価格で継続していけます。
コピックインクを使用した場合
継続費を計算してみた
- コピックスケッチ…1本約100円で継続できる
- コピックチャオ…1本約80円で継続できる
※コピックインクの内容量は1本12mlです。
以上のことから、インク補充することでコピックを安く継続的に使っていくことが可能となります。
コピックは高いイメージですが、インク補充液を利用することで大変コスパの良い画材になります。
ニブの交換も可能
消耗品であるブラシニブもヘタってきたら交換可能です。
コピック本体は大変丈夫にできているので、自分でインク補充をしたり、ニブの交換をすることで低価格で継続していけます。
コピックのメンテナンス方法はこちら


ちいさなお子様にはチャオがおすすめ


チャオは低価格と言うこともあり、ちいさなお子様も使用になることを考慮して安全キャップ装置を採用しています。
誤飲対策されていると、小さなお子さまがいるご家庭にとっては助かりますよね^^
また細身の丸ボディは女性はもちろん、手のちいさなお子様でも握りやすいです。
お絵かきが好きなお子様へのプレゼントには安心安全なチャオがおすすめです。


スケッチはキャップに品番が書かれていて見やすい


コピックスケッチの方がすぐに欲しい色を見つけられて便利です。
スケッチはキャップの上部にカラーナンバーが書かれています。これがめちゃめちゃわかりやすい!
一方のチャオはボディのみで、キャップには番号が書かれていません。ここがちょっと不便!
使いたい色をすぐに見つけやすいスケッチの方が作業効率が上がるため、プロを目指している方はスケッチを選んだ方が断然使いやすくておすすめです。
初心者さんはチャオがおすすめ


実際にコピックスケッチとコピックチャオを両方使ってみた結果、
コピックスケッチはプロ向け
コピックチャオは初心者向け
という事を改めて実感しました。
スケッチもチャオも品質や塗り心地は同じなので、初心者さんは無理してスケッチを買わずにチャオからはじめてみるのもおすすめです。
もし実際にチャオを試してみて、コピックを極めたいと思ったら、色の種類が豊富なスケッチへと切り替えればOKです。



ちなみに私は、普段はチャオを愛用していますが、チャオにない色をスケッチで購入しています
スケッチとチャオ、両方で色をそろえていくのも楽しいですよ。
初心者の私はチャオ24色セットを購入しました



私がコピックデビューに選んだのは、コピックチャオ24色セットです
私はプロを目指しているわけではないので、なるべく低資金でコピックをたくさん購入できるチャオを選びました。
初心者さんに1番人気のある【コピック チャオ スタート 36色セット】もおすすめです。
コピックににじまないミリペンも必要
コピック用の線画は耐水性のペンじゃないとにじんでしまいます。
耐水性ではないペンで線画を描いてしまい、せっかくのイラストがにじんで台無しに……なんてことは絶対に避けたいです。



そこでおすすめなのが耐水性のミリペンです!
以下の記事にてコピックの線画に1番おすすめなミリペンを紹介しています。


おすすめの格安マーカー!


コピックの価格が高いことが気になって中々購入に踏み切れない方におすすめなのが、高品質で低価格なアルコールマーカーです!
おすすめの格安マーカー3選
- マービー・ルプルームパーマネント
- Ohuhuイラストマーカー
- Arrtx Orosアルコールマーカー
以下の記事にてそれぞれコピックとの違いをレビューしています。






まとめ
コピックスケッチ
- プロフェッショナルモデル
- 価格が高いのがネック
- 色数は全358色と豊富
- エアーブラシが使えるので表現の幅が広がる
プロを目指しているならコピックスケッチがおすすめ。
コピックチャオ
- 初心者向けのエントリーモデル
- 価格が安いのが魅力
- 色数は全180色
- エアーブラシが使えな
低資金でより多く色数をそろえられるチャオは初心者さんにおすすめ。
趣味ならコピックチャオが安くておすすめです。
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それではまた次回\(^o^)/