
こんにちは、くうこです
この度、ついに念願叶って憧れのコピックをお迎えしました!
小学生の頃からずっと憧れていたコピックがいま目の前にあります……。
高くて中々購入に踏み込めずにいましたが今回ようやく手に入れることができてとっても嬉しいです!
コピックチャオ24色セット


私がコピックデビューに選んだセットは『コピックチャオ24色セット』です。
コピックチャオ36色セットとすごく悩んだのですが、最終的にはこの24色セットに決めました。



結論から言いますと、24色セットを購入して良かったです
まずはこの24色セットで実際に絵を塗ってみて、後日少しずつ自分に必要な色を単品でそろえていく方が無駄がなくて経済的だなって思いました。
そこで今回は24色セットの紹介に加えて、実際に使ってみて分かった追加で必要なカラー番号も紹介していきます。
初心者さんにおすすめしたいスキンカラーや影に使える色もご紹介します。
動画でもっとわかりやすく解説
YouTubeに開封動画を上げています。
冒頭でもお知らせしましたが、こちらの24色セットは旧バージョンになります



後ほどリニューアルしたコピックセットをご紹介します!
コピックとは


コピックは世界中で愛されている高品質なアルコールマーカーです。
発色も良く、塗り心地もなめらか。
全358色と色数が豊富で手軽に様々な彩色ができることからイラストレーション、漫画、ファッションや建築など、幅広い分野で利用されています。
コピックマーカーは4種類ある


コピックは現在『コピックスケッチ』『コピックチャオ』『コピッククラシック』『コピックワイド』の4種類あります。
コピックの種類
- コピックスケッチ…プロフェッショナル向け。最も人気のあるモデル。
- コピックチャオ…初心者向け。購入しやすい価格帯が魅力。
- コピッククラシック…建築、ファッションなどデザイナー向け。
- コピックワイド…ニブ幅21mmのワイドタイプ。広い面積を素早く塗れる。
この中で最もイラストに適しているのはニブがブラシタイプの『スケッチ』と『チャオ』です。
スケッチにしようか、チャオにしようか迷われている方も多いと思うので、少しだけスケッチとチャオの違いを比較してみようと思います。
スケッチとチャオの違い


スケッチとチャオの主な違いは『値段』『インクの量』『フォルム』の3つです。
コピックチャオはコピックスケッチのエントリーモデルで初心者さんにも優しい低価格が魅力の1つです。
スケッチは容量3ccで418 円(税込)に対し、チャオは容量2.5ccで275 円(税込)と、インクの内容量が少ないかわりにチャオの方がお手頃な価格帯になっています。
初心者にとっては低資金で複数の色をそろえることができるので、チャオは大変ありがたい存在です。
ニブはまったく同じなので塗り心地は変わらない


スケッチとチャオは同じニブを使用しています。
ニブの仕様
- 【左側】ブロードタイプ
- 【右側】ブラシタイプ



ブラシのサイズ、マーカーとしての性能は同じです
注意点は、チャオは別売りのエアーブラシが未対応となっています。また、チャオは『コピックスケッチファインニブ
エアーブラシもスケッチファインニブも上級者向けのアイテムなので、初心者さんは気にしなくても大丈夫です。
詳細はこちら
- 【公式HP】エアブラシの詳細はこちら
- 【公式HP】オプショナルニブの詳細はこちら
コピックチャオはスケッチよりも色数が少ない
コピックスケッチが全358色に対し、コピックチャオは全180色とスケッチよりも色のバリエーションが少ないです。
初心者さんがどれを買ったらいいのか迷わないようにあえてチャオは色数を半分に抑えているとのこと。



確かに358色もあるとどれを買えば良いのか分からなくなっちゃうので助かります
スケッチとチャオの違いについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もおすすめです。


初心者さんはチャオがおすすめ


初心者さんは、低資金でたくさん色をそろえられるチャオがおすすめ。
- 【スケッチ】内容量3㏄、定価418 円(税込)
- 【チャオ】内容量2.5㏄、定価275 円(税込)
マーカーとしての基本性能が同じにも関わらず、インクの量が少ない&エアーブラシが使えないと言うだけでここまで価格差があるのは驚きです。
ただ、最初からプロを目指している方は迷わずスケッチを選んだ方が良いかも^^
プロにはスケッチが良い理由
スケッチが優れている点
- キャップに色番(カラー名)が書かれている
- 楕円形のボディが握りやすい
- インクが沢山入る
- エアブラシが使える
コピックスケッチの長所はキャップに色番号が書いてあるところだと思います。
すぐに欲しい色を簡単に見つけられるので作業効率がかなりアップします。
スケッチはインクもたくさん入るので頻繁にインク補充をする手間も減りますし、エアブラシが使えることで表現の幅も広がるので、まさにプロ向けの商品です。
あと楕円形なので手にフィットして長時間使用しても手が疲れにくところが人気です!
コピックチャオ24色セット購入レビュー





私は最初、単品でそろえるかセットを買うかですごく悩みました
単品で好きな色を買った方が良い気もしましたが、どの色を買えば良いのか分からなくて悩んだ末にセット売りされている商品を購入することにしました。
初めからセットに入っている色はメーカーさんが初心者さん向けに厳選してくれたおすすめの色なんです。
自分で選ぶと失敗しそうだったので、やっぱり最初はセット売りが安心かな?とセット売りを購入することにしました。
ただ、セットを購入しようと決めた時、『コピックチャオ24色セット』と『コピックチャオ36色セット』のどちらが良いのか新たな悩みが発生して、1ヶ月ぐらい無意味に悩んでいました(笑)
24色セットと36色セットどっちが良い?


24色セットは色相が一通り入っており、はじめやすい価格帯になっているのが魅力的です。
このセットだけで十分キャラクターイラストが描けます。


36色セットはグラデーションしやすいように薄い色、中間色、濃い色が均等に入っています。
どちらかと言うと全体的に濃い色が豊富なので鮮やかでメリハリのあるイラストに仕上がります。



私は悩んだあげく、24色セットを購入しました
私が24色セットを選んだ5つの理由
24色セットを選んだ理由
- 色相が一通り入っていた
- スキンカラーも入っていた
- プロが選んだおすすめのカラーセットだから
- 単品で少しずつ集めたかった
- 試しやすい価格帯だった
値段が6,000円以下であること、そして色相が一通りそろっていたのでまずはこのセットを選びました。
24色セットの定価は6,600 円(税込)ですが、通販などでは多少お値引きされているお店があり、私は6,000円以下で購入することができました。



それでは、上記5つの理由を更に詳しく解説していきます
1、色相が一通り入っていた





24色セットで色相環を作ってみました
つまり24色セットには必要最低限の色が一通りそろっていると言うことです。
私が作った色相環は旧バージョンの24色セットになります。
現在のスタート24色セットの色見本はこちらの『コピック公式サイト』でご確認いただけます。
2、スキンカラーが入っている


旧バージョンの24色セットの肌色は、【E00】と【E21】の2色になります。
薄い色【E00】と濃い色【E21】が1本ずつ入っているのでアニメ塗りで立体感を出せます。
ただこの色は個人的にちょっと濃く感じたので、スキンカラーのベースとして人気のある【E50】を追加で購入しました。後ほど紹介します。



リニューアルバージョンのスキンカラーは『R000』と『YR000』です
コピックでおすすめの肌色は以下の記事でも紹介しています。


3、プロが選んだおすすめのカラー


セットに選ばれているカラーはプロが初心者さんにも使いやすいように選んでくれた選抜メンバーです。
プロが厳選して『この色がおすすめだよ』って教えてくれています。
なので初めての方はなるべくセットを購入した方が失敗しません。
例えば、初心者さんが単品で色をそろえようとすると、明度や彩度などを無視して、目についた気に入った色を選んでしまいます。
すると塗った時に統一感が失われ、違和感のあるイラストになってしまうこともあります。



色選びに失敗したくないよって方はセット売りがおすすめです
4、単品で少しずつ集めたかった


1番人気の『コピックチャオ36色セット』を選ばなかった理由の一つとして、絶対に使わない色があると思ったからです。
まずは24色セットを購入して実際にイラストを何枚か描いて、そこで必要な色を後日単品で少しずつ集めていく方が経済的で無駄がないと思いました。
私は実際にこの24色セットを使ってみて、自分が求める色よりも少し濃いなということが判明しました。
なのでもし濃い色が豊富な36色セットを買っていたら半分くらいは使わずに放置していた可能性があります。もったいないですよね。



最初に24色セットを購入し、その後自分好みの色を12本追加で購入すればオリジナルの36色セットが完成します!
上記イラストのメイキングはこちらからご確認いただけます。


5、6,000円と試しやすい価格帯だった
やはり値段も大きな決め手になりました。
6,000円ってちょっと高いけど、それでも頑張れば買えないことはない。むしろ6,000円で一通り色相がそろったコピックを手に入れられるのはありがたい。
36色セットもすごい魅力的ですが定価が9,900 円(税込)と中々手が出せない価格帯ですよね。



もしかしたらすぐに飽きてしまう可能性もあったので(汗)
もしお金に余裕があるなら36色セットの方がおすすめですが、初心者さんは24色セットからはじめても十分コピックを楽しめます。


コピックチャオ24色セットの色見本


今回、動画撮影のためサクサク塗りたくてブロードタイプで色見本を作りました。
ブロードタイプだと重なったところが濃くなってしまうので、もし色見本を作るときはブラシニブがおすすめです。



繰り返しになりますが、私が買ったのは旧バージョンなので、現在発売されている24色セットと色味が違います
追加で肌色を購入しよう!


旧バージョンの肌色が濃かったので追加で淡いスキンカラーを1本購入しました。



追加で購入したスキンカラーは『E50』です
日本人のキャラクターと相性の良い黄色みのある明るいスキンカラーです。


例えば、セットに入っている【E00】と【E21】は元気な女の子や、男の子の肌色に適していますが、大人しそうな色白の女の子には向きません。
なので単品でナチュラルな肌色の【E50】を買い足しました。


この追加で購入した【E50】をベースとし、肌の影色として24色セットの【E00】【E21】【R20】が大活躍をしてくれています。
さらにこちらの【コピック肌の塗り方|4種類の肌色をメイキングしてみた】と言う記事で、おすすめの肌色を詳しく紹介しています。


追加で購入した色


色を数本追加で購入したので改めて色見本を作り直しました。
程よく薄い茶色の【E33】が茶髪にめちゃめちゃ使えます!
半年くらいかけて少しずつ集めたコピックの色はこちらの【コピックおすすめカラー|実際に買って良かった色・あまり使わなかった色】で紹介しています。


なぜ色見本を作るのか


コピックはキャップの色と実際の色が違うので色見本を作っておくと便利です。
本当はもっと薄い色で塗りたかったのに実際に塗ってみたら濃い色で絵が台無しに…。なんてことがないように、いつも色見本を片隅に置いておくと色選びで失敗するリスクを減らすことができます。
コピックチャオ24色セットを使ってみた感想


24色セットを使ってみた感想
- コピックは鮮やかで発色がいい!
- 薄い色・中間色・濃い色がほどよく均等に入っている
- 肌色は追加で薄い色を最低1本は購入しておくと便利
- 別売りのカラーレスブレンダーがあると便利



一言で言うと、もう少し淡い色味が欲しかったです
淡い色と中間色はすごく塗りやすいのですが、濃い色が本当に難しくて初心者の私には扱いにくかったです。
24色セットは自分の絵柄だとどうしても濃い印象なので、これから中間色や淡い色を買いそろえていきたいと思います。
自分には淡い色味が合っていると気が付けたので24色セットを選んで良かったです。
そしてもう一つ分かったこと。
24色セットに無駄な色は1本もありませんでした!
これが36色セットだと、絶対に使わない色、無駄になってしまう色が出てくると思うんです。けど、24色セットはすべて使える本当に必要最低限の色味だと感じました。
合わせて買っておくと便利な画材
コピックマルチライナー


コピックの線画用におすすめなのがこちらの『コピックマルチライナー』です。
コピックの線画は耐水性のインクじゃないとにじんでしまいます。
コピックマルチライナーは耐水性で速乾性が高くとっても書きやすいです。
こちらの記事で詳しくレビュー!


uni-ballシグノホワイト


ハイライトに使えるシグノホワイトもセットで購入しておくと便利です。
アナログ絵師さんの間でも特に人気のホワイトペンです。


リニューアルしたコピックチャオセット



最後に、リニューアルしたコピックチャオセットをご紹介します
12色スタートセット


こちらはちょっと試してみたい方におすすめのセットです。
【12色でスタート! はじめてのコピックイラスト
24色スタートセット


必要最低限のカラーでコピックが楽しめるセット。
このカラーをベースに後日少しずつ自分に必要な色を単品で購入していけるので経済的。
36色スタートセット


1番人気のコピックセット!
36色もあるので色の制限を気にせずに楽しく塗れます。
プレゼント用としても1番人気があります。
72色スタートセット


本格的にコピックを始めたい方向けのセット。
価格が高いので初心者さんには手が出しづらいですが、本気でプロを目指している方におすすめです。


おすすめの格安マーカー
コピック欲しいけどやっぱり高くて買えないと言う方におすすめのアルコールマーカーセットを2つご紹介します。
日本製!ルプルームパーマネント


コピックが高くて中々購入に踏み込めない方は日本製のアルコールマーカー【マービー アルコールマーカー ルプルームパーマネント 基本36色セット 3000B-36A



使用感&品質もコピックとそん色ありません
なのに価格がコピックの約半分ほどという安さ!
マービーのルプルームはコピックと併用できたり、プロのイラストレーターさんも愛用している高品質なアルコールマーカーです。
詳しくはこちらの【ルプルームとコピック比較!日本製アルコールマーカーの実力を検証!】で徹底的にレビューしています。




Ohuhuイラストマーカー


いまAmazonで大人気の【Ohuhuイラストマーカー筆先72色セット
以下の記事でコピックとOhuhuの比較をしています。


個人的に1番好きなのはOhuhuイラストマーカーパステルカラー80色セットです。
以下の記事で詳しくレビューしています。


まとめ
私は初めてのセットに『コピックチャオ24色セット』を選びましたが、このセットを選んで本当に良かったです。
もし予算が限られている場合はルプルームやOhuhuなど、比較的安価なマーカーで一気に色をそろえて、後日少しずつコピックを単品で購入していく方法もおすすめです。
コピックを始めたいけど他に必要な画材がわからないよ~って方は以下の記事もおすすめです。


それではまた次回\(^o^)/