こんにちは、くうこです
今回は前回に引き続きイラスト歴5年目(2021年度)の上達過程をご紹介します。
イラスト歴5年目も絵の上達にたくさんたくさん悩みました!
イラスト3年目、4年目の長い闇期を無事に乗り越えた先にもまだまだ困難がありました。
それは画力の停滞とモチベーションの低下です!
絵への熱い情熱が消え去りつつあったのです。
イラスト5年目 絵の伸び悩みとモチベーションの低下
イラスト4年目の頃はYouTubeの投稿に時間を取られて全然絵を描く時間がないことにものすごく悩んでいましたが、YouTubeを一旦休止したことにより絵を描く時間が増えました。
つまり画力アップが期待できる年なのです!!
けれども絵に対する熱量がどこかへ行ってしまいモチベーションが上がらず、画力も上がらず、もうこれ以上は無理なのかなと限界を感じはじめていました。
イラスト4年目の上達過程はこちら
この頃の絵の悩み
絵の悩み
・練習しても中々絵が上達しない
・モチベーションが下がってやる気が出ない
この頃はとにもかくにも絵の練習をしても一向に絵が上達しないことに悩んでいました。
練習しても絵が上達しないので、『楽しくない』『下手な絵を描きたくない』『下手な絵を描きたくないから今日は絵を描くのをやめよう』など意味不明な行動と思考に憑りつかれていました。
ふつうは絵が上手く描けないなら絵をたくさん描いて上達しようとするじゃないですか。
この頃の私はその逆で、絵が上手く描けないから絵を描くのを嫌がっていたんです。
5年も絵を描いているのにいつまで経っても上手く描けず、絵が下手な自分を受け入れることができなかったんです。自分の無能さに絶望しました。
そして絵の練習をしても全然上達しないことでモチベーションも著しく下がってしまいました。
いま振り返ってみると、『プラトー現象』だったんだろうなと思います
プラトーとは
プラトーとは一言で言うと『停滞期』のことです。
先ほども紹介しましたが、私は以下のことにすごく悩んでいました。
・練習しても中々絵が上達しない
・モチベーションが下がってやる気が出ない
練習しても上達を実感できず、上達しないのでモチベーションもどんどん下がり、終いには練習すればするほどどんどん絵が下手になる負のループにはまってしまっていました。
このプラトー現象はスポーツや勉強、仕事や趣味など何かを継続的に頑張っている時に突然現れる一種のスランプのようなものです。
人によってはプラトーとスランプは違うよ~って方もいますし、プラトーはスランプみないなものだよ~って言う人もいて意見が分かれている印象ですが、イラスト歴3年目に訪れたあのスランプも実はプラトー現象だったのではと最近思うようになりました。
イラスト歴3年目のスランプは実はプラトーだったのかも!?
もっとプラトーについて詳しく知りたい方へ
私は専門家ではないのでプラトーの詳しい説明はできませんが、以下のサイトが個人的にすごく参考になったのでおすすめです。
どちらもスポーツ系の方ですが、絵もスポーツも学び方の基本は同じなので参考になるかと思います。
おすすめの記事
おすすめのYouTube動画
私は専門家ではないのでプラトーについて詳しく解説できませんが、プラトー期をどう過ごして乗り越えていったのかはお伝えできるので、今回はイラスト5年目の上達過程と合わせて伸び悩みについて語っていきます。
イラスト5年目の上達過程
それでは画力停滞期に入ったイラスト5年目の上達過程を見ていきましょ~
1月
あけましておめでとうございます🗻☀️
— kuko (@kuko_6) January 6, 2021
新年早々2万円分の文具を買い漁ってきたくうこです☺️
昨年は大変お世話になりました!
2021年もよろしくお願いいたします\(^o^)/
今年はインク沼な1年になりそうな予感🙂✨ pic.twitter.com/FjBmqLD77Y
まず1月はイラストを1枚も描いておらずお見せできるものがありません。
なぜなら、ようやくインク沼にハマれて嬉しすぎて毎日インクで遊んでいました\(^o^)/
ずっとずっと万年筆インクがほしくて、けど中々買いに行けなくて、そして念願叶ってお正月に文具館コバヤシさんの万年筆インクを購入できて感無量です。
毎日インクで遊んではにやけていました
購入したインクはこちら
一応水面下ではInstagramに投稿する動画の撮影と編集をやっておりました。これに結構時間を取られてしまっていましたが、本人は大好きなクサカベ透明水彩絵具の魅力を多くの方に知ってほしくて毎日楽しく作業していました。
その記事がこちら
2月
眼鏡の子は現在のブログのアイコンの女の子!
私の分身!
そしてバラを持っている女の子はたしか2~3日で描いたイラストです。
この頃すごく絵柄に悩んでいました。と言うのも、私は普段6等身の女の子を好んで描くのですが、なぜかアナログでイラストを塗ると違和感があるんです。
そこでいつもよりやや等身を少し低くした女の子を描いて水彩やコピックで塗ってみたところすごくマッチしたんです!!
これは万年筆インクで描いたイラストです。
こんな感じにアナログ画材で絵を描く時は5等身、デジタルで絵を描く時は6等身の女の子と絵柄を変えて描くようになりました。
3月
万年筆インクへの愛が抑えきれずについに文具ブログ【くうこのインク帳】を立ち上げました。
作ったもののあまり更新できてなくてすみません。
で、このブログを立ち上げるのにすごく時間がかかってしまい、3月は絵の練習も絵の創作もしておりません。
と言うのは実は言い訳で、本当はただ絵を描かなくても良い理由を作るための行動ばかりしていたように思います。
なので、1月~3月まではクロッキー帳に何も絵を描いていませんし、何も練習をしておりませんでした。
4月
イラストを1枚描きました。
この絵は私がこの時描きたかった『売り子』『海』『炭酸ジュース』『雲』『虹』『ピザ』のすべてを詰め込んだイラストです!
特に海と雲が描きたくて描き始めたので、背景を何度も繰り返し描き直した思い出深い1枚で、実は今でも大好きでお気に入りなんです。
人物に関してはイラスト8年目のいまの自分よりもうまいです。この頃の画力どこいった!?
ただこの時どうしても手が上手く描けなくて、約半年ぶりに絵の練習をしました。
手がうまく描けないので手のクロッキー頑張ってました。
ずっとずっとモチベーションが下がったままで一向に絵の練習をしなかった反動か、突然手のクロッキーを頑張りはじめました。
手を上手く描きたいという目標ができたことでモチベーションが回復した感じです
そして完成したのがさっきの売り子ちゃんのイラストです。
手のクロッキーにいつも使っている本
プライベートで大トラブル発生
ただこの後が大変でした。
なんと4月下旬の朝、ついに恐れていたことが起きたのです。
半身麻痺で要介護1の母が自宅で転倒しました。いまここで初めて言うけど、本当にショックでした。
私がイラストの練習をはじめて5ヵ月目の時に母が脳梗塞になって半年間リハビリセンターにお世話になり、その後は自宅で過ごしているのですが、私はずっと母が転倒しないように気にかけてはいたけど、5年目にしてついにその日が来たかと心臓が震えました。
ここから母が自宅に戻ってくるまでの約半年間、私はまた闇期に突入しますヽ(^o^)丿
母がいない半年間の私の心情はここには書きませんが、断捨離することで精神を保っておりました(..)とだけ書いておきます。ちなみに半年後に要介護1から要介護2になって自宅に帰ってきていま現在家でのんきにゆったり暮らしております。
5月
5月になりましたが絵は描いておりません
絵を描きたいと思いつつもモチベーションも上がらず、身体が動いてくれませんでした。
またクロッキー帳を確認してみたところ、この年は4月に手のクロッキーを数日しただけでそれ以外は何も練習していませんでした。
つまり、イラスト4年目5年目はモチベーションが上がらず、ほぼ2年間絵の練習をしなかったということです!
もう本当にモチベーションの低下にものすごく悩んでいました!
イラスト1年目2年目も停滞期は定期的にありましたが、それでも順調に画力アップしてきました。
しかしイラスト3年目以降は練習してもあまり上達しない、むしろ練習すればするほど逆に絵が下手になったりして『絵の練習をしても上達しないのは私に絵の才能やセンスがないからだ』と思い悩む日が多くなりました。
・画材は好きだけど、絵を描くことはそんなに好きじゃないのかも
・絵を描くことに飽きちゃったのかな
・絵を描くのをやめて、また小説家目指そうかな
などなど、モチベーションの低下は飽き性な自分が絵に興味をなくしたからだと思うようになりました。
これが私の限界値なのではと、これ以上絵を描いても上達しないと本気で思い始めました
絵から少し離れてブログ記事を書くことに
そんな中、私はクサカベ透明水彩絵具のまとめ記事を完成させるべく毎日がんばっていました。
絵を描く気にならないのならせめてブログはがんばろうと、この年はブログ記事を本当にたくさん頑張って更新しました。
この時に書いていた記事
絵のモチベーションは下がっていても画材愛は一向に止まらず、大好きな透明水彩絵具を紹介する記事などを執筆して楽しんでいました。
本当に楽しかったです^^
辛い時いつも画材に癒されていた
そしていつの間にか絵を描くことよりも、画材を集めることが趣味になっていました。
6月
6月はアナログで、特にコピックで時々絵を描いていました。
『絵を描きたくない自分』と『絵が上手くなりたい自分』とのはざまで常に己の心と闘っていました(笑)
あとこの頃からコピックの線画を色鉛筆で描くようになりました。
これまでずっとコピックの線画に使うペンに悩んできましたが、色鉛筆を使ったら見違えるほど絵の雰囲気が良くなって『これだ』と思いました。
この時以降はもうミリペンで線画を描かず、シャーペンか色鉛筆で線画を描くようになりました。
あとブログの読者さんからのリクエストで持っている画材を全部紹介する動画をYouTubeに投稿しました。
YouTubeを休止していましたが、久しぶりに投稿してみたところ案の定あまり見てもらえなかったけど、それでもリクエストしてくださった方がすごく喜んでくれて嬉しかったです^^
画材紹介動画
久しぶりに見たら視聴回数が19,000回越えていました。いつの間に。私の知らないところでおすすめに上がっていたのかな?ありがとうございます。
7月
6月30日に描いたイラストを7月に描いたことにするヽ(^o^)丿
しずおか茶と書いてありますが、文具館コバヤシさんのオリジナル万年筆インクの静岡茶で塗るつもりでいたんです。
ただ結局断捨離に忙しくてアナログで描けませんでした
エアコンのない部屋で毎日大汗を流しながら必死に捨て活してました!
8月
断捨離に精を出しているさなか、ときどき気晴らしに描いていた絵。
途中で飽きちゃって、ここで止まってます。初めて横顔に挑戦するも撃沈してそのままです。
やっと押し入れ収納が終わりましたー☺️💦
— kuko (@kuko_6) August 1, 2021
妥協せずに何度も配置を変えた甲斐があって結構片付いた気がします。頑張ってよかった( ;∀;)✨
まだまだ荷物が多いけど今はこれで終わりにします。中々物を捨てられない😇
後はベッドを買い替えて、電気屋のおじさん呼んで照明替えて断捨離終わりです!! pic.twitter.com/qlgcdHvKF4
Twitterに断捨離中のお写真投稿していました。
このあとようやく念願叶ってベッドを買い替えました!
小学生の頃、欲しくないのに父が友人から古びた鉄パイプのロフトベッドって言うのかな?をもらってきて、強制的にこの狭い4畳半の部屋に設置されたのですが、ようやくこの歳になって父から捨てる許可がおりました!
ちなみに私が選んだ新しいベッドは【タタミ工場こうひん】のたたみベッドです。
検索してみたら今も売っていました!
畳ベッド
そしてなんとなんと超ひさしぶりに案件が入ってきました!うれしい!!
YouTubeをやめたらもう案件は来ないと思っていましたが、来てくれた(´;ω;`)
しかも日本の企業様から…ありがたい。
コミラボさんと言う1冊から同人誌を作れる印刷所さんなのですが、担当者様がとてもやさしくて親切で本当に素敵な人だったな。
そして人生で初めて同人誌を作りました!
頒布しようと思ったけどどうやって頒布すればいいのかわからなくて結局いまも押し入れの中で眠っているのですが、いつか何らかの形でブログの読者さんにお届けしたい。
コミラボさんの体験レビューはこちら
9月
9月です!2ヶ月連続で案件が入ってきました!
最初はYouTubeに動画を投稿してほしいとのご依頼でしたが、今は投稿してなくてブログでならレビューしますとお伝えしたところOKをいただいて頑張って描いたのがイチゴと女の子のイラストです。
アナログ画材と相性の良い5等身の女の子を描きました。可愛く描けて満足してます♪
この頃にはもう断捨離は終わってます!
どデカいベッドを捨てて畳ベッドが来たことで、四畳半の狭い部屋が広々として嬉しい。いま現在のブログの写真や動画の撮影はすべて畳ベッドの上でやっております。
机になったり、椅子になったり、ベッドになったり、踏み台になったりとなんて便利なんだ!選んでよかった!
デカいベッドを捨てたことで部屋が広くなり、断捨離したことで本当に好きな物しか視界に入ってこなくなり、部屋にいるだけで楽しい!幸せ!って思えるようになりました。
そして部屋が快適になったことで絵を描く時間も少しずつ増えていきました。やっぱり部屋が綺麗な方がやる気が湧いてくる気がする。
10月
そして10月に描いたイラストがこちら。
ずっと描きたかった某アニメの主人公です。
10月も特に絵の練習とかしてませんが、母が自宅に帰ってきて元気が出たのか、この10月だけでブログ記事を9記事も投稿していました。
この頃の自分、絵は頑張れなかったけどブログはめっちゃ頑張ってたな。
お時間のある時によければ
11月
11月になんとXPPen様から液タブレビューのご依頼がきました!
ずっと板タブで絵を描いていたので液タブをご提供いただけてすごく嬉しかったです!
で、機械音痴の私は液タブの使い勝手にやや苦戦しながらも試し書きしたのが上のイラスト。
なぜか一番最初は小さい画面にどのくらい拡大して描けば良いのかわからず苦戦したのですが、何人か描いていくとコツをつかんで『液タブ描きやすい!神か!』と驚きました。
ずぶずぶの板タブ信者だったけど、今は液タブ信者に成り果てました。液タブサイコ―\(^o^)/
液タブで絵を描くのが楽しくて、モチベーションも回復しました!
で、XPPenさんにご提供いただいた液タブで描いたイラストがこちら。
ずっとアニメ塗りで絵を描いてきましたが超超超久しぶりに厚塗りで描きました。楽しかったです。
実は私、元々はブラシ塗りや厚塗り派だったんですよ^^
一番得意な塗り方はブラシ塗りで、一番苦手な塗り方がアニメ塗りだったんです。
けどこの2年前かな?
一人のアニメ塗り絵師様にある日突然出会い、その絵がとってもオシャレで可愛くて、その絵師様に憧れて苦手なアニメ塗りを頑張って練習しはじめたんです。
イラスト初心者の頃は『アニメ塗りむず!こんなの無理!影とかごまかしきかないし、どこに影入れれば良いかわからないし!一生無理!!』なんて言っていたのに、今では一番好きな塗り方がアニメ塗り。
好きこそものの上手なれってこう言うことを言うのかな?と思ってみたり^^
何はともあれ、11月に描いたイラストは上記2枚でした。
12月
12月になりました!!
こちらはOhuhuさんからアルコールマーカーとミリペンの案件をいただいて描いたイラストです。
YouTubeの案件はすべてお断りしているけど、こうやってブログでもいいからレビューしてほしいと言われるの嬉しい。
PRで描いたイラスト記事はこちら
こうして過去を振り返ってみると、もうこれイラストレーターなのではと思ってしまいますが、当の本人は趣味で絵を描いていました。
この頃は全然イラストレーターになろうなんて思っていないし、むしろ自分はイラストレーターになったら不幸になると思っていたので、本当に趣味でと言うかブログの為に絵を描いていました。
なのでプロフィールにはイラストレーターとは書かず『クリエイター』と名乗っておりました。私のちょっとしたこだわりです^^
で、12月も絵の練習をしておりません。
イラスト4年目、5年目はほぼ絵の練習をしない年となりましたが、画力は思ったほど落ちずに済みました。
その一方で上達は……しなかったかな(^▽^;)
イラスト5年目を振り返って思うこと
イラスト5年目の上達過程を紹介しましたが、結構さらっと解説してしまったのでもう一度振り返ってみることにします。
イラスト5年目は以下のことに悩まされました
・練習しても中々絵が上達しない
・モチベーションが下がってやる気が出ない
まず絵の練習をしても絵が上達しないので描いていて楽しくない。そして練習をしても上達しない、結果が出ないのでモチベーションも下がってやる気が出ないという負のループにはまっていました。
この当時はこれがプラトー現象だとわからず、
『自分には絵の才能がないんだ…』
『絵が上達しないのはセンスがないからだ』
と、才能やセンスのせいにして絵から逃げようとしていました。このまま絵を描くのをやめようとも何度も何度も思いました。
そしていま同じような状況で悩んでいる方にお伝えしたい
あなたの上達が止まってしまったのは才能やセンスがないからではありません。あなたの努力が足りないからでもありません。プラトー現象にハマってしまっているからかもしれません!
いまをときめくあの神絵師様たちにもきっとプラトー期があったはずですし、もしくはいま絶賛プラトーと闘っている絵師様もいらっしゃると思います!
決してあたなに才能がないからではないんです!
上達の停滞はプロアマ天才問わず、頑張っている人に必ず訪れる通過点であり、そこを乗り越えるとまた更に成長の波に乗れます。
プラトーの原因はずっと同じ練習方法に脳が飽きてしまったからかも
これはあくまでも私の体験談で多くの方に当てはまるものではありませんが、1つの参考例としてお伝えしていこうと思います。
私の画力が停滞してしまった原因は『練習のマンネリ化』だと思っています。
マンネリ化した練習方法に脳が飽きてしまって楽しめなくなっていました
イラスト1年目~5年目の練習方法と言えば、
・好きな絵の模写
・人体クロッキー
・オリジナルイラストの創作
の上記3つです。
そう、これは私がイラスト上達の為に始めた上達最強ルーティンなのですが、これを5年間もやれば飽きちゃうのも当然。
いま思うとイラスト3年目の時にすでに飽きてきちゃっていたんだと思います。
『ああ…人体がうまく描けない。よしクロッキーやるぞ!』
『ああ…髪の毛がうまく描けない。よし髪の毛の模写をやるぞ!』
『ああ…手がうまく描けない。それなら手のクロッキーと模写をやるぞ!!』
の繰り返し。最初はそれで良かった。
クロッキーをやればやるほど、模写をすればするほど上達を実感できました。上達するのが楽しくて続けてこれました。
けど今は違います。
人はある程度上達してしまうとそこから上に行く流れが緩やかになります。それが上達の停滞期です。
その停滞期の時に同じ方法同じメニューで練習していたら、上達も実感しにくく脳も飽きてきてモチベーションが下がってしまうのは必然なことだったと思います。
でも当時のわたしはそれに気がつかず、『絵の才能がないから上達しないんだ』『本当は絵を描くのが好きじゃないから絵を描くことに飽きちゃったんだ』と思い込んでいました。
そうじゃない、そうじゃない。
絵は才能やセンスじゃない。
プラトー現象は頑張っている人にだけに訪れるラッキーチャンスなんです!!
このプラトー期(停滞期)を乗り越えた先には上達した自分がいるんだと思うと停滞期も楽しみの一つになりませんか?
私は停滞期やスランプが訪れる度に『やった!スランプ来た!これを乗り越えたらめっちゃ上達してる自分がいるから楽しみだぜ!』って前向きになれます。
もちろん、練習すればするほど絵が下手になる現象に陥った時はさすがに焦るし絶望もするし挫けそうになることもありますが、プラトーやスランプは頑張った人にだけに訪れるラッキーチャンスだと自分に言い聞かせることで今では前向きに絵を描くことを楽しめています。
モチベーションを上げるために私がしたこと
そしてイラスト5年目にモチベーションを上げるためにしたことがいくつかあります。
モチベーションを上げるためにしたこと
・画材を変えて絵を描いた
・あえて絵を描かない選択をした
・捨て活&お部屋の模様替えをした
まずクロッキーの練習をするにも、オリジナルイラストを描くにも普段とは違う描き方に挑戦して、脳に良い感じの負荷をかけるようにしていました。
つまり、マンネリ化した練習や描き方をやめたんです
例えばこんなことをしたよ
- 普段は6等身だけどアナログイラストの時だけ5等身で描くようになった
- アナログの線画をミリペンから色鉛筆に変えた
- 模写やらくがきを万年筆インクとガラスペンでするようになった
- 普段はアニメ塗りだけど、厚塗りに挑戦してみた
- 板タブから液タブに変えた
などなど、普段とは違うやり方で絵を描いたりしました。
そうすることで自然と絵を描く楽しさを再確認することができました。
この年は万年筆インク沼の年だったのですが、万年筆インクとガラスペンで絵を描くのが楽しくて楽しくてモチベーションの回復にすごく助かりました。
そして無理に絵を描かない選択をしました
本気で絵を描きたくない時は絵を描かず、その代わりに思いっきりやりたい事に全力投球しました!
例えばこんなこと
・思いっきり推し活した!
・飽きるまでゲームに没頭した
・納得いくまで断捨離した(4カ月くらいやってた)
・ブログ記事を更新しまくった
・飽きるまで寝つくした!
この時のポイントはただ2つ!
罪悪感を持たないこと!!期限を決めないこと!!
私はイラスト3年目の頃に絵を描くのが嫌になってしまって長期間絵を描かないことがあったのですが、その時はすごく罪悪感でいっぱいでした。
自分は何をやってもダメな人間。いつも中途半端で止めちゃう。何をやっても続かない……とそんな自分が嫌いでした。
けど今回は違います。
罪悪感を感じたら負けです!一度きりの人生、本当にやりたいことを見つけたら罪悪感など感じずに全力で楽しむのが私のモットーです\(^o^)/
絵を描かずにゲームがしたい?
どーぞどーぞ!思いっきり楽しんでください!!その時『ゲームなんかしてないで絵を描かなきゃ…』なんて思わなくていい!!ゲームを思いっきり楽しんでください!!私はそうしています。
そして何日も楽しんでいるとだんだんと飽きてきます。そしてこう思い始めます。
『絵…描きたいな』
そう思った時にすぐ絵が描けるように常に机の上をキレイにしておきます。
ここで机の上に物が散乱していたらアウトです。なぜなら机の上に散らかっている物を片付けなければいけないのが面倒と言う腐った感情が邪魔してくるので、やる気が湧いてきた時にすぐに絵が描けるように常に机の上はキレイにしておきます。
そして一度絵を描き始めてしまえばもうこっちのものです!
あんなに絵を描くのを拒んでいたのに、なぜか楽しくて何時間も絵を描いている自分がいます。
真面目な人ほど休む=悪いことだと考えがちですが、実は休むことも上達には必要なことだと私は思っています。
絵を描くことに飽きたら遊ぶ。遊ぶことに飽きたら絵を描く。この繰り返しで今日まで生きてきました。
趣味で絵を描いているのなら、このくらいゆるく生きている方が楽しいしかも^^
とにもかくにも、上達の停滞期がきたらただがむしゃらに努力しても上達しないので、時々は絵を描くことを忘れて思いっきり遊んだり寝たり他のことに没頭するのも良い息抜きになるんじゃないかな~って思っています。
情報を詰めこみすぎて疲弊している脳をリセットする為にも休息って本当に大切
オーバーワークになって心と身体を壊さないようにご自愛くださいね!
停滞期を打破するために6年目に動き出す
モチベーションが上がらず、上達も停滞してしまったことに悩んだ5年目ですが、6年目についに動き始めます。
この6年目の頃もまだ自分がプラトーだと気がついておりませんが、停滞してしまった原因がマンネリ化だとは薄々気がついていました。
そしてもう一つ私には悩みがありました。
それが絵柄です!
実はこの時描いていた絵柄は本当に自分が目指していた絵柄ではなかったんです。
6年目にプラトー打破のために無意識にやっていたこと
- 絵柄を変える特訓を開始した(新しい目標でモチベアップ)
- 新しく買った画材で絵を描く(新品の画材を使うのが楽しくてモチベアップ)
- クロッキーをやめてジェスドロをしはじめた(新しい刺激でマンネリ化打破)
- 新しい描き方に挑戦(適度な負荷で脳に新しい刺激を与える)
絵を描くことに飽きてしまったことに気がついはいたので、この6年目に新しく目標を立てて少しずつ絵を描く時間を増やしていきました。
飽きてしまったら新しい目標を見つけるのがモチベ回復のポイントかなと。
この話はまた上達過程6年目の記事でご紹介します。
6年目の上達過程はこちら
5年目にした練習法まとめ
なんか話がごちゃごちゃしてまとまってない気がするので、最後にイラスト5年目にどんな練習をしたのかだけ簡単にまとめておきますね!
5年目にした練習内容
- 練習ほぼ何もしてません!
- 以上
いまこの記事を執筆している私はイラスト8年目なのですが、この8年を通して1番練習をしなかったのはこの5年目です。次に4年目ですかね。
つまり約2年間、私はほぼほぼ絵の練習をしていませんでした。
もともと飽き性な性格なので『絵を描くことに飽きちゃったのかな』なんて悩んだりもしましたが、そんな時いつもモチベを上げてくれていたのが透明水彩、コピック、万年筆インクなどの画材たちでした。
もう本当に、画材オタクじゃなかったらもしかしたら絵を描くのをやめていたかもしれない。
新しく買った画材を早く試してみたくて絵を描いたり、好きな画材で絵が描きたくて『もっと上手くなりたい』と思ったり、私にとって画材は画力アップに無くてはならないものでした。
私はたまたま画材が良い息抜きになりましたが、画材には興味ないよ~って方も、絵とは別にもう一つ没頭できる趣味があると良い気晴らしになると思います。
例えば、散歩とか筋トレとか、あとは料理とか推し活などなど。
さっきも言いましたが、停滞期に突入したらがむしゃらに努力しても上達しないので、息抜きに散歩や筋トレなどをして脳をリフレッシュしてあげることも大切です。
で散歩も筋トレもしない私は画材で脳をリフレッシュしていました♪
てことで、以上でイラスト5年目の上達過程を終わりにします。
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それではまた次回\(^o^)/