
今回は新しくホルベインのアルミパレットを購入したので、シュミンケホラダムをメインにしたパレットを作っていきたいと思います。
そうなんです!
この度私が憧れてやまない永山裕子先生が選んだ【シュミンケホラダム永山裕子特選12色セット】と【シュミンケホラダム基本の12色セット】を購入したんです!
めちゃくちゃ嬉しいです。
そしてせっかく高級な透明水彩絵具を購入したのだから、それに見合うパレットも用意しました!
それがこちらの【ホルベイン水彩アルミパレットNo.80】です。
と言うことで、さっそくNEWパレットを作っていきたいと思います。
シュミンケホラダムをメインにNEWパレットづくり開始!

透明水彩絵具の鮮やかさ透明感に魅了されてしまい、様々なメーカーの様々な色の絵の具を日々買いあさっています。
故に、絵の具がたくさんありすぎる。
今回購入した【ホルベイン水彩アルミパレットNo.80】は仕切りが26個あります。

なのでまずは、手持ちの絵の具から選抜メンバーを決めていこうと思います!
ホルベイン・ターナー・クサカベ・W&Nから選抜メンバーを決める
シュミンケホラダムをメインにパレットを作っていきますが、他にも好きな色が沢山ありすぎて迷ってしまいます。
ホルベイン、ターナー、クサカベ、W&N…どれも捨てがたい。
どの色をメインパレットに入れ、どの色をサブパレットに入れるのかものすごく悩みました!

更にどのような順番に並べるのかなど毎日考えていたのですが、その間ものすごく楽しかったです。

そして約1週間、考えに考え抜いた結果がこちら。

今回メインで選んだシュミンケホラダムの使用感や色見本は以下の記事でご紹介しています。
パレットの作り方【基本編】

それは色相順に並べて入れていく方法です。
色相順に入れると、
- 混色しても濁りにくい
- 補色や反対色がわかりやすい
プロの方も基本色相順に色を配置しているので、初心者さんだからこそ色相順に色を配置しておくのがおすすめです。
色相順に並べるってどういうこと?と疑問に思われた方は、こちらの【透明水彩パレットの作り方|絵具の配置方法や色見本の大切さ】で詳しく解説しているのでお時間のある時に読んでみてください。
メインパレットの上段は暖色系


色相環にそって、黄色⇒オレンジ⇒赤⇒紫と配置してあります。
イエローが多すぎ問題
見て分かる通り、黄色が4色と多い気がするのですが、せっかくシュミンケの黄色を3つも持っているのだから使わなければ勿体ないと言うことでシュミンケのイエローを3つ配置。

本当はシュミンケのカドミウムイエローを止めて、そこにウィンザーレモンをセットしようと思ったのですが、どちらも捨てがたいのでこの様な配置になりました。
紫も大好き問題

あとオペラがすごく好きなのですが、今回はクサカベの【オーロラピンク】を選びました。
ホルベインのオペラも好きなので、こちらはサブパレットに入れようと思います。
メインパレット下段は寒色系


わたし茶色が大好きなので茶系は多めに配置しています。本当はあと2色好きな茶色があるのですが入りきらず、泣く泣くサブパレットへと降格させました。
いま気が付きましたが、下段は全色シュミンケでした!
本当はW&Nやクサカベの茶色も入れたかったのですが、シュミンケがメインのパレットと言うことで、改めてこの配置で良かったように思えます。
因みにパレットからはみ出ている絵具はホルベインの【パーマネントイエローディープ】です。
個人的に葉っぱなどの緑系の色を作るのに大変重宝する色なので、混色スペースに少し出しておくことにしました。
選抜した透明水彩絵具をパレットに出してみた

色々悩みましたが、この配置にして本当に良かったです!
サブパレットから色を移動させる方法

今回購入したシュミンケホラダム12色セットが全色ターレンスのパレットに入っているので、これらを剥がしてホルベインのパレットへと移動させていきます。
もともとシュミンケは値段がお高いのでサブで少しずつ使う予定だったんです。
ですが、実際にシュミンケを使ってみてその素晴らしさに感動し、もうシュミンケ以外の絵の具が使えないほど虜になってしまいました。
素人のわたしでさえも、シュミンケと他社メーカーの違いがわかるのだから本当にすごい。

画力は同じはずなのに、シュミンケだけで描いた絵と、他のメーカーだけで描いた絵では全然雰囲気が違うんです!
以下の記事で詳しくレビューしているので良かったら、いや、ぜひとも読んでみてください!
パレットナイフで絵具をはがす

アルミパレットを傷つけないように気をつけながら、絵の具の下にナイフを差し込み、少しずつはがし取っていきます。

そのまま新しいパレットに移動させて完了です!

今回はこの作業を22回も繰り返したのですごくくたびれました(笑)
でもパレット作りって本当に楽しいので、やっている間は疲れなど忘れて没頭しちゃいました。


普段ならこのくらいの残りカスは水筆で洗い流してキレイにしてしまうのですが、今回は高級水彩絵具のシュミンケと言うこともあり、洗い流すのはやめて最後まで使い切ろうと思います。
今回登場した『ホルベイン製のアルミパレット』と『ターレンス製のアルミパレット』は以下の記事にて詳しくレビューしています。
メインパレットの完成!
- ウィンザーレモン(W&N)※混色スペース
- レモンイエロー
- カドミウムイエローライト
- カドミウムレッドライト
- オーロラピンク(クサカベ)
- トランスルーセントオレンジ
- カドミウムレッドライト
- スカーレットレッド
- パーマネントカーマイン
- キナクリドンバイオレット
- ブリリアントブルーバイオレット
- ミネラルバイオレット(ホルベイン)
- ラベンダー(ホルベイン)
- マヤブルー(ターナー)
- パーマネントイエローディープ(ホルベイン)※混色スペース
- オリーブグリーンイエロシュ
- サップグリーン
- フタログリーン
- パーマネントグリーンオリーブ
- コバルトターコイズ
- ウルトラマリンファイネスト
- プルシャンブル―
- デルフトブルー
- イエローオーカー
- イングリッシュベネチアンレッド
- インディアンレッド
- セピアブラウン
- アイボリーブラック


しばらくはこの形で使ってみて、不便に感じたらまた改造すればいいかなって思っています。
やっぱりその時々でコロコロ自分の中で流行の色が変わるので、その都度変更していこうと思います。
が、シュミンケはこれから先もずっと愛用し続けていきます!
シュミンケ本当に大好きです!
高いけど、がんばって買ってよかった!
当ブログでは透明水彩絵具も沢山レビューしています。
お時間のある時に読んでくださると嬉しいです。