こんにちは、コピックでお絵かきするのが大好きなくうこです
今回はそんなコピック大好きマンな私が、DAISOのイラストマーカーについて本音でレビューしていきます。
100円均一のアルコールマーカーの使い心地や品質はコピックとどのくらい差があるのかなど、
実際にイラストマーカーとコピックを比較して検証してみました!
筆タイプはこちらでレビューしてます
DAISOイラストマーカーの特徴
DAISOのイラストマーカーはアルコールタイプのマーカーペンです。
アルコールマーカーと言えばコピックが有名ですよね。
コピックは1本462円、エントリーモデルのチャオでさえも1本308円と決して安くはありません。
しかしダイソーのイラストマーカーは2本入り110円と驚きの安さ!
この価格なら学生さんも気軽に試せて良いですよね♪
値段が高くて中々コピックの購入に踏み切れない方や、アルコールマーカーが一体どういった商品なのか試してみたい方にもおすすめです。
もちろん、コピックとはペン先の構造や描き心地などが全然違ってくるので、今回はそこをしっかりとお伝えしていきたいと思います。
1本約50円でコピックと似た商品を試せるのは、もうメリットしかないです
イラストマーカーの軌跡|第1弾~第4弾までまとめ
2021年現在、イラストマーカーは第4弾まで発売されています
せっかくなので、これまでの軌跡を簡単にまとめてみました。
2018年1月に第1弾が発売されました
2018年当時Twitterを中心に『コピックがダイソーに売られている!』と話題となりました。
人気すぎて約1年ほど売り切れ状態が続き、実際に店舗で見ることができたのはごく一部の地域の方のみ。
私が初めて第1弾を全色買えたのは2018年11月です
約11カ月間も品薄状態が続いていたので、当時は本当に大ヒット商品だったと思います。
全色購入できたのが嬉しすぎて動画もYouTubeにアップしちゃいました。
2019年7月頃に第2弾が登場
まさか第2弾が発売されるなんて思ってもみなかったです!
私は第2弾があったらいいな~程度に思っていたので、本当に出た時はめちゃくちゃ驚きましたヽ(^o^)丿
セリアの色味を意識したのかパステルカラーも加わって、さらに表現の幅が広がりました。
こちらで詳しくレビュー
2020年6月頃に第3弾が登場
第3弾でデザインがリニューアルされて、ちょっと高級感が増しました。
ただ色味が旧色と似ていたり、あまりパッとしなかった印象です。
こちらで詳しくレビュー
2021年8月頃に第4弾が登場
なんと、第4弾でついにダイソーがブラシニブのイラストマーカーを発売してくださいました!
とっても嬉しいです!!
勝手に『第3弾で終わりかな』っと思っていたので本当に驚きました^^
こちらで詳しくレビュー
色見本をシリーズごとに紹介
第1弾~第4弾までの色見本をまとめました。
各シリーズの詳細は関連記事にてご確認ください。
第1弾のイラストマーカー
第1弾のイラストマーカーは全20色です。
黄色、赤、青、紫、緑など一通り色相が揃っているので簡単なイラストを描くには問題ないです。
ペールオレンジが肌のベースの色に使えそうです。
ただ肌の影になりそうな色が1色もないのが気になるところ。茶系、グレー系など、モノトーンな色が豊富な印象です。
第1弾だけで描いたイラスト
塗り心地は本当にコピックに似ていて驚きました!
発色はいいし、塗り心地もいいし最高です!
コピックよりも若干にじみやすいので、線画からよくはみ出します。
あと細部の塗りはやっぱり厳しかったです。
ただし、2本入り110円でここまで塗れるのは本当にすごいし神商品なのは間違いないです!
第2弾のイラストマーカー
第2弾も全20色です。
ベビーピンクやクリームイエローなどパステルカラーも仲間入りしました。
それでもやっぱり濃いめが多いかな。
ただ今のトレンドを意識したオシャレな色が豊富なのですごくおすすめです。
第3弾のイラストマーカー
第3弾も全20色です。
ここに来てついに蛍光色も仲間入りしました。
そしてスキンカラーとしてめちゃくちゃ使えるパウダーピンクがとっても可愛いです!
第4弾のイラストマーカー(筆タイプ)
筆タイプに進化した第4弾は全26色です!
一通り色相がそろっているので、第1弾~第3弾の色を買わなくても、この第4弾だけ買っておけば楽しくお絵かきできます。
ブラシの品質も気になる方も多いと思いますが、やはり1本55円なのでお値段に見合った品質です。
個人的にはこの価格でこの品質なら全然OK!むしろありがとうございますとダイソーさんにお伝えしたいです!!
詳しくは以下の記事で徹底レビューしています。
色をぼかすクリアブレンダーもある
コピックには色をぼかしたり、にじませたりするのに必要なカラーレスブレンダー(0番)という無色透明なマーカーがあります。
コピックと同じようにダイソーのイラストマーカーにも透明なクリアブレンダーがあり、ぼかしやにじみを活かした本格的なイラストも描けます。
クリアブレンダーがあるのとないのとでは描きやすさや表現の幅が全然違ってくるので助かります。
クリアブレンダーの活用法は以下の記事で詳しく紹介しています
コピックと100均イラストマーカーの比較
実際にコピックとイラストマーカーの違いを確かめてみました。
まずは第1弾~第3弾の硬筆ニブとコピックを比較してみました
今回はイラスト制作に適しているコピックスケッチ及び、チャオとの比較になります。
ニブの形状が違う
ニブの形状
- コピック…【左】ブロード【右】ブラシ
- ダイソー…【左】ブロード【右】ファイン
イラストマーカーは『ブロードニブ』と『ファインニブ』のツインタイプのマーカーです。
建築やデザイン系などのクリエイターさんに支持されている【コピッククラシック】と似た書き心地になります。
- ブロードタイプは広範囲をいっきに塗れて便利。
- ファインニブは細かい所をサササッと塗れて便利。
ただし、グラデーションなどがなめらかにできないところがデメリットかな。
ブラシニブの方がなめらかにグラデ塗りができるので仕上がりもキレイです。
だけど1本で2種類のニブを試せるのは本当にすごいです!
第4弾でブラシタイプが登場!
2021年に第4弾のイラストマーカーが発売されましたが、なんと筆タイプに進化しました!
しかもお値段据え置きのままグレードアップ!
ブラシニブになったことで、グラデーションもよりなめらかにできるようになりました。
以下の記事にて、コピックとセリアのニブとも比較しているので、良かったら合わせて読んでみてください。
発色を比較
手持ちのコピックと似た色で比較してみました。
1本50円という安さなのに見てください!この発色の良さ!
発色はコピックに負けていません
発色も書き心地もコピックと似ていて素晴らしいです。
ただ1本50円のマーカーにどれほどの耐光性があるのかは謎なので、本格的なイラストを描くと言うよりかは、らくがきや練習用に使うのがおすすめです。
イラストマーカーはインク補充ができない
イラストマーカーはインク補充用のインクが販売されていないので、インクがなくなったらそのまま廃棄になります。
使い捨てタイプはエコじゃないので個人的にはちょっと気になるポイントですね。
一方のコピックはインク補充することで低価格で継続していけるので、実は意外とお財布に優しい画材だったりします。
コピックが1本約100円になる方法
コスパはコピックも負けていません!
コピックはコピックインクでインク補充することで、継続費は1本たったの100円になります!
実はコピックは継続費が安く大変コスパの良い画材だったんです!
コピックスケッチは1本462 円(税込)と値段が高いですよね。
コピックスケッチのインク内容量は1本3mlなので、コピックインクは1本でコピックスケッチ4本分の量になります。
つまり、コピックスケッチを1本約100円で継続していけるんです!
なんてお得なんだ!
確かに初期投資がかなり高いですが、継続費を考えると高品質で描き心地の良いコピックの方が断然おすすめです。
最初はDAISOのイラストマーカーで試してみて、もし気に入ったらコピックに繰り替えることも検討してみてください
コピックのインク補充についてはこちらで紹介
実際に使ってみて気になったポイント
100均マーカーのここが気になる
- インクの量はどのくらい?
- 耐光性はどのくらいある?
- 毒性の有無は?
以上の3点がすごく気になりました。
インクの量はコピックスケッチと比べてどのくらい入っているのか謎です。
ただ、色々と絵をいくつか塗ってみても結構インクの持ちが良いので量は多い気がします。
100均だからすぐにインクが終わってしまうのではと思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。
あと、絵描きとしては耐光性がどのくらいあるのか気になりますし、小さなお子さまやペットがいるご家庭だと毒性を含むインクを使っているのかどうかも気になると思います。
そこら辺も大きくパッケージに記載してあったらもっと良かったなって思いました。
メリット・デメリットまとめ
メリット
- 1本約50円と言う安さ
- 発色が良い&鮮やか
- クリアブレンダーもある
- グラデーションしやすい
- インクもたっぷり入ってる
- コピックの練習用に使える
- 近所のダイソーで気軽に買える
デメリット
- 色数が少ない
- ニブの品質は値段相応で決して良くはない
- 細部まで塗るのは難しい
- コピックよりもにじみやすい
- 毒性や耐光性の有無が不明
やっぱり1本約50円って所がすごく魅力的ですよね。それでいて発色も良いし塗り心地も悪くないです。
クリアブレンダーでぼかしたり滲ませたいすることもできるので、アルコールマーカーがどういった画材なのかちょっと試してみたい方におすすめです。
コピックに1番似ているルプルームがおすすめ
もしコピックよりも安くてコピックにより似た塗り心地のアルコールマーカーをお探しならマービーの【ルプルームパーマネント
マービーは日本のメーカーさんで、日本で製造している完全“made in Japan”の高品質アルコールマーカーです!
Amazonで大変安く値引きされているため、コピックの半額の価格帯で売られているのですが、その描き心地はまるでコピックのようになめらかなんです。
発色も良し!描き心地も抜群!色数も165色と豊富で、プロのイラストレーターさんも愛用しているほど品質もいいです。
もしコピックの代替品を探しているようであれば以下の記事もチェックしてみてください。
Amazonで買えるOhuhuアルコールマーカーも人気
筆先タイプのOhuhuアルコールマーカーはYouTubeから火が付いた、いま若い子を中心に人気の中華系マーカーです。
中華系と言われると品質が気になるところですが、Ohuhuは100均のイラストマーカーよりも品質がよく色数も豊富ですごくおすすめです。
こちらの記事で詳しくレビュー
まとめ
DAISOのアルコールマーカーすごく気に入りました!
小学生でもお小遣いで揃えることもできるし、発色も描き心地もいいです。
ただ、流石にコピックと比べると品質に差があるなと感じました。
確かにコピックは初期投資がかなり高いですが、とても継続費が安くて品質の良い画材なので、イラストマーカーが気に入ったらコピックへと切り替えることをおすすめします。
それではまた次回\(^o^)/